小ブナのまま
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小ブナをこの水槽に入れた時から沈下性の餌も与え始めましたが、小ブナは小ブナのままでした。ドジョウは沈下性の餌をむさぼったのか、浮遊性の餌をむさぼるキンギョと同様に、大きくなっただけでなく、丸々と太っていました。 小ブナは水面ではなく、水底でもない位置で過ごしがちですから、餌不足になりがちなのでしょう。でも、元気そのものに見えました。 キンギョやドジョウは、猫に餌として捕られるに足る存在ですが、同じく魚なのに、この小ブナにはその価値がなさそうです。水槽から水が漏れて干上がれば、キンギョとドジョウは悪臭を放ちながら腐るでしょう。でも小ブナはすぐに干からびて、姿を残すのではないでしょうか。 おかしな話ですが、日本や日本人は、この小ブナの方向を目指すべきだ、と考えさされています。 |