大発見
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今年は、爆発キャベツとキャベツの脇芽が生食だけでなく、調理しても「こんなにおいしいとは!」と思い知らされた年になりました。今週はその上に、もう1つの発見をしたことになるかもしれません。それはダイコンです。 自家菜園の贅沢として、ダイコンの花芽を楽しむことを覚え、毎年多くの大根を犠牲にしてきました。この度、「瓢箪から駒」のようなことが生じました。この発見は、旬の時期外れ(つまり今頃、露地栽培のダイコンは薹が立ち、花をつけている)に、「花芽」と「根」を同時に楽しませる収穫の仕方があることを教えてくれたことになる、のかもしれません。 「もしや」と思って、その根と花芽の部分を台所に持ち込みましたが、花芽はもちろんおいしかったし、根もダイコンおろしにして楽しめたのです。来シーズンは、意識的に実験し、確かめたくなっています。 ちなみに、爆発キャベツは、きっと栄養価も高いのでしょう。ジビエとの比較は不適切かもしれませんが、イノシシやニワトリは、排卵し始めた頃のメスの肉が断然おいしい。それと同様に、キャベツもこの時期が美味しいのかもしれません。受粉期を前にして、花芽を伸ばそうとして爆発したわけですから、間違いなく栄養価は高いことでしょう。 思えば、爆発キャベツと大発見かもしれないダイコンには共通点があります。ともに受粉期を迎えようとしていたことです。初夏の楽しみが1つ増えたわけですが、もっと早く知っておけば良かったのに、とチョッと残念に思っています。 |
根と花芽の部分を台所に持ち込みました |