『次の生き方』の検証
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『次の生き方』を検証するシリーズを網田さんの司会で終えました。このたびは「あとがき」を取り上げましたが、実に見事な司会であったと思います。というのは、実に見事に、大事な部分を宿題として次回に譲ってもらえたからです。 もちろん他にも、実に的確な指摘がありました。たとえば、「あとがき」で紹介した(私が学長に任命されたときに、最初に学生と交わした)「3つの約束」に関するコメントです。少なくともわが国の生活破綻者の多くは、この「3つの約束」を交せない、交しても守れないところに1つの特色がある、との指摘など。 そもそもアイトワ塾は、バブルの初期1988年に誕生した拙著『ビブギオールカラー』がキッカケで誕生しました。工業時代は早晩破綻する。工業時代は人類史(の大転換期)で数えると3番目の時代に当たるが、いずれ人類は、追い立てられて「第4時代」に移行せざるを得なくなる。わが国はいち早く「第4時代」を創出し、移行し、尊敬される国になるべきだ、との提唱でした。 「第4時代」に移行するには、私たちは生き方を変えなければいけません。その生き方の紹介と、変えなければいけないわけを紹介したのが『次の生き方』です。 アイトワ塾では、『ビブギオールカラー』を15年後に検証しましたが、そのころに『次の生き方』が誕生しており、テキストにしています。そして、その10年後に当たるこの度、この検証を終えたわけです。 次回の塾では、『ビブギオールカラー』に始まり『次の生き方』に至る一連の考え方の「アブストラクト(抜粋)」をテキストにします。その時に、この度の網田さんの配慮がとても有効に活かされそうに思うのです。 できれば、『ビブギオールカラー』が誕生してから間もなく28年目を迎えます。それまでに再検証をし試みることが出来たらいいのだが、と願っています。 |