想うところ
 

 生涯学習と聴かされると、私はいつも「誰にとっての生涯学習か」と考え込まされます。また、その学習は5W1H的に見て、いかなる成果に結び付けるべきか、とも思案させられます。とりわけ、大垣市で(親しくしていただいていた)小倉市長から「大垣市女性アカデミー」の構想を伺った時に、この感を強く抱かされています。

 結局、私は単独(で、1年間10回の講座を専任する)講師を引き受けさせていただき、想うところを現実化させてもらいました。結果、小倉市長が急逝された翌年まで、5年間にわたって計200名近くの女性市民と触れ合う機会を与えられています。

 その1人が未花ちゃんの母親であり、後に妻の人形教室でも学んでもらっています。もちろん未花ちゃんも年次は別ですが、その1人であり、この母娘は共に修学旅行(アメリカ)にも参加しています。

 私は、生涯学習と聞くと「生涯を通して続けたくなるような暇つぶし」と言ったような印象を受けがちです。しかし、私は別の期待をしています。その期待に沿って、「大垣市女性アカデミー」に取り組みました。この想いも述べました。  2014042710何年ぶり。『次の生き方』から抜粋