話題
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田中信弘さんによれば、ウスバシロチョウの植生はキイロケマンであるとか。近年見かけなくなったこの蝶の復元を目指されている。この人は「自然を愛する友の会」を背負うほどの自然愛好家で、話が弾み、うっかりこの度も正職を聞きもらしそうでした。 正職は「ホワイトクリーニング」の名の下に繰り広げるクリーニング業ですが、合成洗剤を一切用いず、石鹸のみで洗っておられ、紹介者のない一元客は受け付けていない、とか。クリーニング業者としてうかがったトピックスは、今年は例年と違って2カ月も早く、5〜6月に布団や毛布のクリーニングがでていた、とのこと。真夏日の到来が早かったせいでしょう。 自然愛好家躍如たる思いをさせられたことは、ニホンミツバチの1つの習性をうかがったことです。3度も私はニホンミツバチの群れに逃げられましたが、その引き留め方です。逃げかけている群れを見かけたときにすかさずペットボトルをたたいて音を立てると、引き返してくるそうです。 杉チップ浄化槽の話題も楽しかった。初めてこの浄化器を見かけたのは2〜3年前のことで、建田さんの宇治にある工房を訪ねた時のことです。このたびその開発過程のすべてを知り、4人の関係者と語らえました。発案者は京都大学特任教授(元農学部准教授)の鳥井先生(左端)でした。その発案に沿って志賀さん(左から2人目)が苦心惨憺の末に現実化。その成果を知って田中信弘さん(3人目)が第2号を作り、建田さん(4人目)が作ったのは第3号の浄化槽でした。とても順調に機能しているようです。 このたび、キツネノカミソリの球根をおの花の写真を添えて田中さんからもらいましたが、師匠は鉢植えのセツブンソウと、ポットで種から育てたコシアブラの苗を下さった。 わが家の庭にセツブンソウが入り込むのはこれが2度目です。1度目は、今は亡き野草の師匠・吉田さんに届けてもらった鉢植えで、2年後に枯らしている。 コシアブラは、これで5度目の挑戦です。最初は10年程前のことで、阿部さんのお宅を妻と訪ねた(2度目の訪問)時のことです。 2度目は、地球デザインスクールを定期的に訪れていた頃に、知友が山で掘り出してくれた小さな苗木で、これも3本ともに枯らしました。 3度目は、こうした失敗談を当週記で知った(?)来店客(素敵なカップル)が、ポット仕立ての苗木を2本下さった。なんとか根付かせ焚くて、さまざまな手を打ちましたが、ともに枯らしてしまいました。 4度目は過日、志賀さんから頂いた種から育てた2本の苗木です。1本は順調に育っていますが、他の1本は虫害で風前の灯火です。以上、4度にわたって計10本の苗木を手に入れながら、まともに生き残っているのは1本です。ここに、同じく種から育てた1年生の苗木を2本頂いた。 |