7月20日(昨年まで夏休みだった期間の末日)までは、喫茶店は(サービス体制は整えていますが)門扉を閉じておき、「御用の方はチャイムで」「どうぞ」とのお知らせを張り出しています。
その最初のチャイムは、2日水曜日に鳴らした3人連れの家族でした。欧州からの観光客で、このようなところで「コーヒーを飲みたい」でした。妻は来年に迫った3つの人形展に備え、追われており、チャイムまで鳴らしてくださる場合のみ門扉を開き、対応しています。
8日の朝、妻はいつものように仲間と散歩に出掛け、私は庭仕事に当たっていました。なんと10時前にチャイムが鳴り、女性外国人に呼び出されました。門扉まで急ぎ足で歩みながら、ケイタイで妻を呼び出しますと、定休日の火曜日であったことを知りました。
女性外国人は3人連れの若い近隣国からの観光客でした。事情を話すと、気持ちよく呑み込んでもらえ、庭仕事姿の私は逆に「Have a nice
day」と言ってもらえました。
そこで、お知らせを「定休日」のプレートに切り替えず、「ご用の方は」のままにしておいたのです。どれほどの人に迷惑を懸けかねないのか、を調べることにしたのです。幸いなことに、と言ってよいのか、寂しいことに、と言うべきか分かりませが、その後チャイムは鳴りませんでした。
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