そそくさ
 

 網田さんと、野口さんから楽しい話を聞いていたのに、割愛するほど急いでいた。網田さんは、スダレ業界の一行との中国視察旅行での出来事。いつもスダレ産地を訪れたようだが、貧しい生活空間であったようだ。だから感想は2派に分かれた、という。

 「二度と来たくない」という人たちもいたようだ。その人たちは問屋などで、出来上がったスダレを取り扱う人が多かった。スダレを編んでいる人たちは逆の反応をしたようだ。

 野口さんは、出張する社員が出張先で用いるレンタカーを話題にした。1000円高だけど、ハイブリット車を用いてよいか、と許可を求められたようだ。「OK」を出したところ、なんと燃費が有利で、かえって安くつくそうだ。もちろん、野口さんのことだから、ハイブリット車の生産から廃棄に至る全工程を調べずに、ぬか喜びは出来ませんが、と注釈を付けていた。

 多々こうした話題を割愛した。