深まりゆく秋

 

 「もうすぐ冬だ」と週始めの朝、居間から眺めを見て思いました。窓ガラスが曇っていたのです。

 母屋のモミジは、まだ紅葉半ばでした。そして週末には早「ピークを過ぎた」と感じています。その間の賑わったこと。

 週末はまず、朝日が縞模様をなす落ち葉のジュウタンに目を奪われました。そして、そのジュウタンを踏みしめてまわりました。一本一本この手で植えたり、小鳥の糞で増えたりした木々の落ち葉だけに、その足音までが何かを語り掛けてくるかのような気分にされました。

 クヌギの紅葉も進んだことを確かめながら、京都の秋を喜びました

 過日満喫した長野の秋を思いだしたのです。今年は2か所で、形を変えて、早送りで秋を楽しめたわけです。その、決定的な違いは、赤色のグラヂュエーションの有無ではないでしゅうか。

 


窓ガラスが曇っていた

紅葉半ばでした

早「ピークを過ぎた」と感じています

足音までが何かを語り掛けてくるかのような気分

足音までが何かを語り掛けてくるかのような気分

足音までが何かを語り掛けてくるかのような気分

京都の秋を喜びました

京都の秋を喜びました