未来への心構えや備え

 

 見通しが立たない、と見ている人が多いようだが、私の目には、そうは見えない。だが、用心が必要、と思わせられた。『New Energy』を読んだ妻が、次のような感想を述べたのだから。このたびは、とても分かりやすい、と褒めてくれたのかと思いきや、オチがついた。「いつも孝之さんの見通しは、その通りになるのだけれど、10年ほどは早すぎますヨ」と。

 つまり、「私には心の準備が十分にできて、あり難いのだけれど、そうなってほしくない、と思っている人にはかえってよくないのではない」との意見だった。要はオオカミ少年だ、といいたいのだろう。