4人の内の1人

 岩元さんがベンチャービジネスコンテストで第1位になったことはよく知っていたが、残る3人にとっても、実に晴れやかな1年であったわけだ。

 木田さんは、元環境庁長官の広中和歌子女史が主催する(公益法人)環境生活文化機構の繊維フォーラムで、「持続型社会形成推進功労者」個人賞を受賞。

 佐伯さんは、繊維ニュースで連載した「デニムの耳よりな話」が単行本になった。

 中野さんは 創立80周年を祝えた年に、木田さんが個人賞をとった「持続型社会形成推進功労者」の団体賞を受賞。この人たちと、週末の出張で会えるかもしれない。

 いずれの誉れも、長年にわたる地道な努力と実績の賜物だが、こうした4人にとって、とてもめでたい年に、アイトワ塾が25周年を迎えていたこと自体が、まず嬉しかった。

 その上に、長年の念願であった本当の地球儀(立体地図ではなく)を贈ってもらえたわけで、なんとも嬉しい。それもこれも長いつき合いをしてもらった塾生のおかげだ。