2件の外出予定

 

 過日、冨美男さんが持病の治療で入院したばかりだが(半断食などと重なって見舞えなかった)、帰宅後、水島さんが入院していたことを知り、ビックリ。

 この日は、妻と計らい、午前中に水島さんを見舞い、夕刻から冨美男さんとHCに出かけることにしていた。冨美男さんには、ぼつぼつ有機肥料が必要になるに違いないと思い、前もって誘ってあった。

 水島さんの入院は突然のことであった、という。訪れた時は、昼食が配られた時に重なってしまい、長居できなかったが、あと数日で退院できそう、とのこと。リハビリも必要だろうから、復帰は当分先と見た。できれば大雨が心配になる時期までに完治してもらい、井戸の補修工事だけでもしてもらいたいところだが、無理かもしれない。

 他方、冨美男さんの入院は、予定に入っていたようで、備えも充分であったようだし、経過も順調とのことで、安堵した。

 水島さんを見舞った帰途、「あのラーメン屋で昼食を」と妻を誘った。歯医者や最寄りのHCまでの道中にあるチエーンのラーメン店だが、一度は入ってみたく思っていた。即刻妻の賛同も得た。ところが、定休日だった。もちろん道すがらに他に2軒のラーメン屋がある。しかし、妻は「帰りましょう」という。この機を逃がすと次はいつのことになるかわからないので、「あっちはチエーンだが、こっちは昔からの店だし、チエーンが近くに出たのに頑張っている店だ」と勧めたが、聞き入れてもらえなかった。

 そこで昼は、自然薯をたっぷり入れたお好み焼きを所望した。そして、雨は強くなりそうにないとみて、「いっそのこと、すぐに出かけようか」と妻に問い、冨美男さんの都合を聞いた。「何時でも」とのことで、飛び出した。

 あいにく雨は、買い物の途中から強くなった。そう思ってパーキングは(重たい有機肥料の袋を積み込みやすいように)屋内を選んだが、冨美男さんは「雨だから」と言って重たい肥料などは買い求めなかった。私は、塩ビ製のパイプ、先週個離庵前に仮設置したアーチの基礎に用いるコンクリート製特殊ブロック、コンクリプールに小屋根をかけるための金具、あるいはメダカなど、心づもりしていた品だけでなく、トウガラシとナスビの苗、各1本と、売れ残りのトウモロコシの苗も買い求めた。

 この夏のトウガラシは、万願寺トウガラシ3本だけで済まそうと思っていたが、これで2種を加え、計3種5本にになった。T種は、舞鶴さんにもらった「鷹峯トウガラシ」の苗、そしてこのたび買い求めた「伏見トウガラシ」だ。味比べをしたい。

 HCからの帰途、近くもう一度冨美男さんを誘って出直そう、と考えた。帰宅後、まだ日が落ちていなかったので、「これでよかろう」と思って買い求めた塩ビ製のパイプと、中尾さんが排水配管工事で用いた塩ビ製のパイプの寸法を確かめたが、異なっていたことを知った。そこで、夕食時に「明日、もう一度」と、多忙な妻に出直しを頼むと、快く引き受けてくれた。妻も、冨美男さんを誘う必要性を感じていた。

 このところ妻は、6月に迫った教室展の関係もあってバタバタしている。しかし、私が75歳になったのを期に、運転免許を返上させたいきさつもあり、運転手を快く務めてくれる。後藤さんや網田さんにも迷惑の懸けどうしだ。