日本のありよう
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歓談に妻も加えたくて、3人の来客をレストランに誘った。話題は人形創作にもおよび、妻は上機嫌。まさに3時間余におよぶ談論風発。ついに、昨今の日本と時代のありようにまで話題は広がり、いまだに次の2つの話題は強烈に印象に残っている。 1つは、明治生まれのかくしゃくたる女性が見た「かつての日本」のありよう。親友が面倒を見ている98歳の母親の印象だ。昨今の北朝鮮のありようを見るにつけ、軍国主義時代の「日本とそっくり」だと語るという。同様に、昨今の日本のありようを見て、「日本は沈没している」と危惧するという。私は2025年に日本は破綻すると見ているだけに、いたく共感。 この婦人が安倍首相の舵取りをどのように見ているのか、と興味津々にされたが、控えた。それは、同席した別の親友が次の話題を持ち出したからだ。 「靖国は、合祀があったから日本は救われていますネ」と。当初は意外な話題に飛躍した、と思ったが、「うン」と思うに至り、耳を傾けて続けてヨカッタと感じた。 合祀されていなかったら、靖国に参拝しなければ「ぼつぼつ非国民呼ばわりされかねない」時代になりつつある、との指摘のように思われたからだ。 |
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