感慨深げに

 

 まず、今朝も「目覚めることができた」と、思った。心臓の欠陥を自覚するまでは考えたこともない喜びであり、新たに覚えた喜び、と言ってよいだろう。

 小用の後、再度床に潜り込んだが、10分ほどで終えた。この間に、NHK-TVのNEWS-WEBを思い出した。それはアイトワ塾の後のことであり、最後のほんの1〜2分のことだった。

 「街のランキング」は結局、「住んでいる人のランキング」であるわけですね、とゲストが結んだように感じた。「その通り」と思った。昨年の秋以降、近隣で生じてきた客引き問題は、ランキングが上がったとか下がったとかを問題にする以前に、大きく地域の文化を変えかねなくしてしまった。これをまず問題にすべきではないか、との思いをめぐらせた。

 そしてそれは、自治会を2分しかねない次の問題を生じさせかねない、との思いだった。それは、手段と目的の問題であり、義務と権利の問題でもある、と思う。何を、あるいはいずれを手段とするのか、目的とするのかなど、しっかりとした指針が求められる、と危惧した。