この機会損失は心にしみた。生れ変われるものなら、この矯正には「2年早く手を付けるべし」と念じた。だが、そうはゆかない。かといって最早、わが人生ではクルミを育て直すことはありえない。後は、どなたかに学んでもらい、活かしてもらうしかない。
たとえば、恵那の阿部ファミリーが「恵那のアイトワ」を目指すなら、ぜひ伝授したい。ポルトガルにはブドウ棚があるなど、果物や野菜などが採れる庭のある家を「カルメン
de 恵那」などと自称するらしい。このでんでゆけば、庭を「自然循環型生活ができる庭」に大進化させ、「アイトワ de
恵那」などとの総称も夢ではなく、むしろ必然の時代が来そうな気がする。
もちろん私も、スモモ(旧来のスモモの側で育て始めた)では、この方式を昨年から応用しており、まるで漏斗(じょうご)のような樹形に矯正し始めている。
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