シカへの意地悪
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シカの侵入が、その後も続いている。過日角出師匠にうら若きシカを逃がしてもらったが、その後も続いている。シカは、アオキも、ヤツデも食べる。ハランも、ジャノヒゲも食べる。パ―キング場の2つの入口そばにはリュウノヒゲが生えているが、ともにきれいに食べられた。北側はきれいさっぱり、南の方はスイセンを有毒と知ってか、その部分を除き、きれいさっぱり食べ尽くされた。 こうした状況を妻に教えたが、「あの子じゃない」と、妻は喜んでいるのか、悲しんでいるのかサッパリわからない反応。「角出さんに抱いてもらったのを覚えていて、来てるンじゃない」 当週月曜日に冨美男さんがみえた。エンコウソウのような草花と、2本の落葉灌木の取り木を持参し、植えてくださったが、そのエンコウソウのような草花も早速食い荒らされた。そうと知った日の夜8時に、現場の点検に出た。「案の定」だった。 まず動物の気配がした。10m近くにまで近づくと、ものすごく慌てた様子。けたたましい足音。既に仕掛けてあった竹のイジワルが有効だったと分かった。その竹を蹴散ら音を立て、右往左往している様子。ついに生け垣を飛び越えた。その時に、シカであったことがはっきり分かった。 飛び越えたのは大きなシカで、外に小ぶりのシカがいた。あの若きシカのように感じられた。それは先に飛び出していたのか、侵入を躊躇していたのかは分からない。 翌日、角出師匠に状況報告をした。 そして、当面の対策を講じた。なにせ、いったん飛び越えるクセを着けさせ、中に豊かな餌があることを覚えさせたわけだから、大変ダ。痛い思いをさせる必要がある。 そこで考えた第2のイジワルは、やはり竹の仕掛けだった。歩きにくくさせるだけでなく、躓かせる仕掛けをこうじた。これに懲りて、危険だと気付き、あきらめてほしい。あきらめさせたい。 食べ放題に餌を取るのをあきらめて、増殖を抑制してほしい。つまり、許される餌の量に合わせて生き残る道を見出し、互いに折り合い善く暮らしたい。 |
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きれいさっぱり食べ尽くされた |
躓かせる仕掛けをこうじた |