この大きく育ったシロモジは、このファミリーを初めて訪ねた折に、花連をネンネコで背負った仁美さんが、スコップで掘り出してくれた苗木からに始まる。その時に数本のコシアブラの苗をもらったが、いずれも枯らした。
このたびの恵那への土産の中に、元は滋賀の瞳さんにもらったシカクマメの種も含めた。恵那の仁美さんにも育ててもらいたかったからだ。
他に、ミツバと銅葉のミツバも含めた。ミツバは、わが家の自生種だし、銅葉の茨城の東海村から贈られて来た由緒があり、わが家でやっと自生化し始めた。
オウレンヤコゴミも持ち帰ってもらった。共にわが家で自生している。でもコゴミは、元をただせば、顔も知らぬ販通の種苗会社で買い求めた4株から始まっている。このたび、阿部ファミリーに幾株かをゆずる事で、由緒あるコゴミに出来たような気分になった。
何せ、寿也さんは(秋田の出身と知ったが)コゴミが大好きとのことで、妻は新たな調理法を学ぶこともできた。今年は初めて、阿部ファミリー来訪の「オカゲ」で、3度目と4度目の収穫をした。わが家ではコゴミを、4カ所で育てている。
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