大雨の尻拭い

 

 パーキングなどの砂利道、コンクリプールの上、あるいはカフェのテラスなどで雨ざらしにしている鉢がある。これらの鉢から流れ出る土を、鉢受けをはかせて受け留めさせるようになった。それは「バラス仕事」などの手間を省くためだが、新たな仕事が加わったわけだ。鉢受けに溜まった水を取り除くという新た な仕事で、それは根腐れ問題などを生じさせないための作業だ。

 そこで、考えた。その取り去る水を捨てずにバケツなどに取り置き、鉢植え植物の水やりなどに活かしてはどうか、と。鉢から流れ出た水は肥料分をたくさん含んでおり、逆に鉢の方は雨で肥料分を流し去らされており、栄養不足をおぎなう必要がある。

 次の問題は、大雨が続いたときだ。鉢に溜まった水をこまめに取り去らないと、水を溢れさせかねない。それでは鉢受けをはかせた意味がなくなってしまう。とりわけ、コンクリプールの上に置いておく鉢の場合は心配だ。あふれ出た水が原因で、コンクリプールの水を濁らせるのはまだしも、富栄養にさせかねない。

 というわけで、「大雨の尻拭い」と命名する1つの仕事を新設し、こまめに実施することにした。まるで、昔の赤子の育て方のようで手間がかかる。オシメ換えを思い出す。

 

鉢受けをはかせて受け留めさせるようになった

コンクリプールの上に置いておく鉢の場合は心配だ