次元を越える

 

 「とと姉ちゃん」を楽しみにして観ている、良いタイミングで、良い場面に巡り合えた。「とと姉ちゃん」の母親と祖母の2度目の確執が解けそうになってきたからだ。これはまさに次元を超えた好例だと思う。

 2度目の確執は、「とと姉ちゃん」の祖母が母(わが娘)に、孫「とと姉ちゃん」の縁談を提案したが、これが原因だった。母は押しつけと捉え、娘「とと姉ちゃん」の自由を守ろうとして反発した。

 その後、その事実を知った「とと姉ちゃん」は、祖母の前で泣いて喜んだ。祖母の愛情に感謝した。「おばあさんは、私の幸せを願ってくれていたのでしょう」「母も、私の幸せを願って」反発したわけだ。つまり「2人は私の幸せを願い」それがいがみ合いのげんいんであった、と理解し。安堵して見せた。

 私は、ドラマがここまで進んだところで、この好機を活かした。幸い、この日の夕刻、妻とHCまで買い物に出かけたが、車中でこの「次元の違い」を取り上げた。幸いなことに、妻も同様の捉え方をしていた。だから、これからの夫婦ゲンカを想定し、「次元が違う」との捨て台詞を使えば、活きるように話をヤンワリと進めた。