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アイトワ循環図

 カラダを活かし、ココロを整ええる 16/06/12

 週初は朝食前にハクモクレンの落果拾いに取り組み、400個近くを拾いました。根気のいる単純作業でウォーミングアップし、ココロを整えたかったのです。なぜなら、週の中日から向こう6日間も、庭仕事に就けない日々が予定されていたからです。畑は端境期の作業が多々残っていたし、野草は時々刻々と種を落し始めていました。ですから、週前半の3日間で、カラダを上手に活かし、「よくやれた」にしたかったのです。

 そこで、ルーチンワークを終えるとまた、庭に飛び出し、段取りよく動き始めました。腰を伸ばしたり曲げたりする作業を上手に織り交ぜ、成果を上げたわけです。畑の除草や庭の草刈りは腰を曲げ通し。ノラボウナの種採りは腰を伸ばす機会もあり、畝の仕立て直しは立ち仕事でした。また、金太の散歩のお相手という息抜きも挟めました。

 この日は冨美男さんを誘い夕刻から遠方のHCに出かけています。キンギョとメダカを買い求めたくなったのを幸いに、ボツボツ冨美男さんが重たい肥料をまとめ買いしたくなっている頃、と考えたのです。おかげで私は、買い求めるべき野菜の苗や種を見つけました。

 月曜日は「キンギョとメダカの水慣らし」に取り組み、成果を上げました。待ち時間の多い作業だし、好天だったので、囲炉裏場の薪だけでなく、積み上げてあった剪定クズ(共にブルーシートを被せてあった)を天日干しにしたり、カフェテラスにホウキグサの鉢などをデビューさせたりしたわけです。次いで、前日買い求めたスティックブロッコリーとセロリの苗と、種から育てた第1次バジルの苗を畑に植え付けました。

 その後は草刈りに取り組み、その合間に第1次ツタンカーメン(エンドウ)跡の仕立て直しや第1次トウガラシの支柱立てなどの作業を挟み込み、日没までに草刈りを随分捗らせることができたのです。その夜。ギョッとすることが生じました。

 火曜日は、曇天でしたが、妻が朝の散歩で留守にした間に砕石の始末に取り組みました。その途中で「薄く、広く」の税制のありようが「解ったような気分」にされています。その後、2時間余の外出(嵐山一帯の問題討議)時間を除き、種まきやカボチャの誘導に当たっています。種まきは、日曜日に買い求めた種ですが、ラディッシュ、ビタミン菜、そして第3次インゲンマメは直まきし、ミックスレタスは夕刻に苗床まきにしました。

 かくして庭仕事に就けない6日間に及ぶ日々が始まりました。前半の3日間は「夫婦で出掛ける2泊3日の旅」でした。週末は「ふろ妍講座・エコライフガーデンで過ごす午後」の受け入れ。日曜日は「志賀郷の集い」。月曜日は淡路への日帰り出張が待っていました。

 2泊3日は、岐阜の友人に誘われたのを幸いに、濃尾平野を俯瞰する機会にしました。快晴の初日は明治村に割き、工業文明に気おくれしていたころの日本を概観し、曇天の翌日は西濃地域の歴史や輪中生活に迫ろうとしました。そして、快晴になった最終日は伊吹山に登ったり、伊吹山一帯の在りし日の生活実態や一帯の薬草を探ったりしたわけです。

 週末は、午後一番に「ふろ研」の森田知都子さんご一行を迎える日でしたが、水島さんに18匹もの生きた川魚をもらい、忙しい1日になりました。午前中は庭めぐりをするコースの点検など受け入れ準備に割き、ご一行を見送った後は、ガマガエルの解放だけでなく、庭中のボウフラ監視員の配置転換に当たることになったからです。家を空けたのは3日でしたが、ナツツバキやフェンネルが咲き、トマトが収穫期に入り、モリアオガエルがドジな産卵をするなど。庭ではさまざまな変化が生じており、少しあせりました。
 


ノラボウナを始め、アイトワ菜と
ルッコラの種を収穫した

2割ほどは小鳥の取り分にした
ノラボウナを始め、アイトワ菜とルッコラの種を収穫した(手前はツタンカーメンのエンドウ)。袋を被せて小鳥から守ったノラボウナの種は(お裾分けや、お里帰りなどに備え)8割りほどを収穫。2割ほどは小鳥の取り分にした。アイトワ菜とルッコラの種は9割以上が小鳥の取り分になったが、この日、敬虔なる農耕民や狩猟民に思いをはせる機会があり、「これでよかった」「良いことをした」と自己満足。


日陰を作った

オレンジプールにはウシガエル対策
買い求めたキンギョとメダカは袋に入れて持ち帰ったが、袋のまま翌朝まで移す水鉢に浮かせておいてまず水温に慣らした。次いで、水鉢の水をブレンドして水質に慣らした。その手間と時間をかけた上で、さらに旅行から帰るまでの5日間を一か所で過ごさせた後で、数カ所に分け棲まわせることにした。この間の炎天を恐れ、キンギョは高温に弱いので日陰を作ったり、分け棲まわせる1カ所・オレンジプールにはウシガエル対策を施しておいたりした。


ノソリノソリの逃げ始めた

水を入れた容器で3日間絶食させた
夜分に所用で出た妻が「孝之さんカメラ」と叫んだ。飛び出してギョッとした。キンギョを3日間過ごさせる水鉢の側に奇妙な大ガエルが来ており、ノソリノソリの逃げ始めた。久しぶりに目にするガマガエルだった。水を入れた容器で3日間絶食させたが、週末に100m以上離れた極楽の様な地に放しに行った。


いつの間にかならされていた

急いで掻き集め
パーキング場の一角に砕石を(砂利道などの補修用に)積み上げてあったが、車の出入りでいつの間にかならされていた。そこで、雨が「降り出す前に」と、急いで掻き集め袋詰めにし始末した。かなりキツイ作業だったが、おかげで社会の行く末までが透けて見えそうな気分にされた。

袋詰めにし

始末した


登らせるための誘導
初めて試みるカボチャの育て方だが、うまくキウイフルーツ棚に登らせるための誘導から手を付けた。その内に蔓が暴れて、イノシシフェンスに至り、放っておけばサル除けの電柵にも絡みつき、漏電させることになるだろう。


森田知都子さんの「ふろしき研究会」
森田知都子さんの「ふろしき研究会」の動きに、私はかねてから感心させられてきた。文明や文化をシステムとしてとらえる私は、私たちの生き方を文明型から文化型へとシステム転換することが迫られていると見ており、この意味でも「ふろ研」の動きに関心を寄せている。


岐阜の友人に誘われた3日の旅

落果が平均11gと3倍近くになっていた
岐阜の友人に誘われた3日の旅の間に、ハクモクレンの未受精の落果が平均11gと3倍近くになっていたし、モリアオガエルがドジな産卵をしていた。またこの日、朝に川魚をもらっていたので、「ふろ研」ご一行を見送った後に一仕事を組み込んだ。庭の各所に配しているボウフラ監視員(水鉢や水槽などに棲まわせているンギョやメダカ)の大幅な配置転換だ。2泊3日の旅は、後日まとめることにした。

モリアオガエルがドジな産卵をしていた

朝に川魚をもらっていた