オリバー・ストーンは(ローザ・パークスがクリントン時代の1999年に授かったように)、アメリカ議会金メダル(というアメリカ最高の栄誉賞)をいずれは授与するに違いない、と思った。おそらく死後だろうが、真にアメリカを愛していたことが理解されることだろう。
そのようなアメリカであり続けなければ、世界はむちゃくちゃなことになりかねない。それほど世界は今、急変せざるを得ない時点に差し掛かっている。
その危機意識が、このオリバー・ストーンの意見を、私に反対側から眺めさせ、読み進めさせた。その印象が上の受賞を連想させたが、やがてそれが当たり前になるだろう。
時代は転換を要している。この転換に、トランプが大統領として耐えうる人かどうか。それで世界は大きく変わるに違いない。私はトランプには期待できない、と思っている。
だが、このオリバー・ストーンの意見に触れて、かつて私も、クリントン女史よりまだトランプの方がマシ、と思った時のことを思い出し、少し期待をかけたくなった。
アメリカは広い。ピンチヒッターがいるだろう。いずれにせよ、このままでは日本はじり貧だ。
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