2次は、抜き忘れた野草が育って目立つようになったところで抜き去る作業。3次では、新たに芽を出した野草を主に抜き去る。4次、5次,6次、7次と続く。草除きをするとは、こういうことだ。だから、除草を頼まれたら「しめたもの」と見ることができるか否かで、その後の人生は変わりそうだ。
「しめた」と見ることができたら、「次の(草)はまだ出ていませんか」と問いかける機会を与えられたと思い、その時を待てばよい。まるで、数次キップ付きのバレンタインチョコレートをもらったようなもので、いくらでも受け入れてもらえる可能性がある。
逆に、一度の除草で「除草は済んだ」成果を上げ、済んだことと思ったら、それきりになる。バレンタインチョコレートをもらいながら、ホワイトデーの好機を知らなかったようなものだ。
当週は、3次にも取り組んだが、肝心の1次の除草をし終えていないところを2か所残している。その1つは、温室の西面に沿って走る帯状の空地。ここは、ヒメオドリコソウのミニ花園も出来ており、「野草や宿根草の帯」として残そうか、と思案している。シュウメイギク、ジンジャー、あるいはアルストロメリアをすでに植えてある。
もう1カ所は、畑地の西の端に位置する畝の溝で、ここは次週早々にも野草退治に取り組む予定。その向こう側の、元キウイ棚の下を、カボチャとニラの畑にしたわけだから、この溝から野草に種をふりまかせたくない。
ちなみに、畑では今、ナズナ(ペンペングサ)が咲かせ始めたが、抜かずに放置している。この庭での再生を願がっている最中だからだ。その幾本かを掘り出し、野草の園にもすることにした第2(新)果樹園と、裏庭に、今年も移植しつつある。これが定住し、自生化すれば、畑からは消し去りたい。
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