何もかもが手作り

 

 スロバキアの操り人形を、私は教室に持ち込んだことがあったようだ。「あれが、私のキッカケになったのかもしれない」と勝山さんは言う。そのスロバキアで作ったという刺繍地図で前回示し、感動したという教会での思い出を、このたびは写真で示してもらえた。墓地教会、納骨礼拝堂だったが、私は得心した。妻はやはりおののいた。

 このたびも、手土産にクッキーをもらったが、前回の手土産と合わせ見て、何もかもが手作りだと分かった。これには妻も、遺骨のオブジェとは異なり、私と同様に心を打たれたようだ。
 



納骨礼拝堂