中村敦夫 ひとり語り 朗読劇「線量計が鳴る」京都公演


中村敦夫さん


同志社大学 寒梅館

景山理さんと

打ち上げ

生涯で初めてかくなる催しの呼びかけ人代表となりながら、実行委員の皆様や、同志社大学と同今出川校地 学生支援課 のご支援、並びに中村敦夫さんの熱演などのおかげで、なんとか重責を果たさせていただけました。
アイトワ 森孝之

京都公演にご賛同いただいた皆様

実行委員会(“呼びかけ人” と “事務局” で構成する計17人)の顔ぶれ。

呼びかけ人10人(敬称略 肩書など当時)

今里 滋   同志社大学大学院(総合政策科学研究科)教授
今関 信子  児童文学作家
岡部 達平  カメラマン
景山 理   シネ・ヌーヴォ代表
賀茂川 耕助 評論家(ビル・トッテン)
永田 萌   イラストレイタ―
藤井 綾子  NPO菜の花プロジェクトネットワーク代表
村上 瞳   主婦
吉澤 健吉  京都産業大学(文化学部)教授
そして
森 孝之   アイトワ代表

事務局 7人(アイトワ塾の塾生 敬称略 立場など当時)

網田 和彦  網音製簾代表
後藤 佐次郎 後藤峰商店代表
財木 康太  株式会社エコロ代表
柴山 泰朗  柴山織物代表
野口 誠   野口株式会社代表
舞鶴 祥三  アイトワ塾幹事
三上 寿夫  三上織物株式会社代表



事の始まり

中村敦夫ご夫妻が妻の個展(松屋銀座店で開催)にいつものように立ち寄って下さり、そこに私が居合わせたこと(会期中に1泊2日でいつも覗いていた)が幸いの始まりです。
朗読劇『線量計が鳴る』にライフワークとして取り組まれた旨をうかがい、京都での公演計画はない、と知りました。同時に、四国は徳島の(中村さんが得度された)寺での公演予定が近くある、ということも知りました。

帰宅後、アイトワ塾生の網田さんに相談し、四国公演へ同道してもらうことになり、入場券の手配は徳島の野田靖之先生に頼みました。
これがよかった。満席になっていましたが、割り込ませていただき、観劇し、網田さん共々「是非とも、京都でも」と感激。
早速、興行のプロ・景山理さんに相談。背を押され、勇気付けられ、会場を押さえることが肝心といって、同志社大学(寒梅館)と話をつけて下さった。同大学の 今出川校地 学生支援課 にご支援いただけることになりました。
実は、中村敦夫さんと私は、同志社大学大学院の今里滋教授(総合政策科学研究科)のもとで、非常勤講師(中村敦夫さんは客員教授)仲でした。

児童文学作家の今里信子さんに相談すると、「応援するよ」「岡部達平君に撮影を頼みましょう」と快い返事。ズブの素人の私でしたが、当たって砕けろ、になった次第です。
この“一人芝居”の意義深さに心打たれての(私にとっては暴挙に等しい)判断でしたが、こうした決断が人生を彩らせる、ということにやがて気づかされます。

まず、呼びかけ人としてお願いした方々が皆さん、その意義を認めて下さり、肩をかしてくださることになりました。半ば成功したように感じたものです。
実行委員の皆さんの熱意と同志社大学のご厚意にさんざん甘えた形になりましたが、結果は大成功でした。
500人はゆうに入る寒梅館の1階席が、賛同者で一杯になりました。東海村の村上達也元村長には茨城県から駆けつけていただきました。
同志社大学に場を借りた打ち上げパーティも、心行くまで和やかな歓談の一時に。
滋賀県にお住いだった呼びかけ人の方々のおかげで、その後、滋賀県での公演にも結びついています。

「100回は演じたい」と中村さんから伺い、その後、順調に公演回数が伸びていることを知り、喜んでいました。ところが、90数回に達した時にコロナ騒動が持ちあがりました。
この間に、国連では、150を超える加盟国首脳の参加のもとに、「我々の世界を変革する:SDGsのための2030アジェンダ」を採択しています。2030年までに効果的な手が打たれていにと、とリ返しが着かないことになる、との警鐘でした。
このアジェンダと同じ危機意識が、中村さんを突きうごかしてしているのです。

一日も早く『線量計が鳴る』の公演が再び軌道に乗り、コロナ騒動で緩んだSDGs意識を引き締め直し、わが国がSDGs先進国にならんことを願ってやみません。







「木枯し紋次郎」 
中 村 敦 夫    ひとり語り

20171019日(木)
開場18:00 開演18:30
同志社大学 寒梅館 ハーディホール

前売
1500円  当日2000円 (大学生以下1000円)

主催     「線量計が鳴る」上演実行委員会      同志社大学今出川校地学生支援課


 

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