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大仕事が出来ました 06/03/13
日曜日は快晴で開けましたから、妻は朝一番に太陽温水器に水を入れ、私は朝食後すぐに庭に出ています。水槽に薄氷が張っていましたから夜は零下になったのでしょうが、椿やクリスマスローズが咲いており、フキノトウも一つ芽を出し、フクジュソウも咲き始めていました。太陽温水器を生かせる日は、風呂が真冬の半分ぐらいの時間で焚き上げられそうです。
昼過ぎまで、玄関周りにある7つの水鉢の手入れをしました。これまでは水鉢の7分目ぐらいまで直に土を入れ、ハスやクワイやスイレンなどの水草を植え、水を張り、金魚やメダカを棲まわせてきましたが、5つの水鉢については方式まで改めています。昨夏、2つの水鉢で、水草を植えた植木鉢を沈める方式を試みたのですが、金魚やメダカが棲みやすそうにしていたからです。そのあと、薪割りをしたり囲炉裏場のクヌギの剪定に手を出したりしながら焚き火をしています。先週のカキやキウイフルーツやアケビの剪定で出た枝とか蔓を燃して灰にしたのです。
電話や来訪者の多い日曜日でもありました。過日ニュージーランドでお世話になった友からの帰国連絡に始まり、夜はネコヤナギの切り枝やトチ餅とかフキノトウ味噌などを携えた友の来訪で終わっています。その間に、長野が最初で、四国や東京や大阪などから次々と「テレビを見た」との電話がありました。私たちは事前連絡を受けておらず、ビックリしましたが、過日取材があった番組が放映されていたのです。実は午前中に、「取材当日も居合わせました」といって大学の後輩が写真を届けてくれましたので、放映は「いつだろう」と妻と語り合っていました。丁度その頃に放映されていたわけです。早速テープを取り寄せ、地球デザインスクールで見ることにします。次回は炭酸ガスの放出を抑制する生活がテーマですから、好都合です。
月曜日は雨でしたし、翌日は晴れとの予報でしたから、終日原稿づくりに当てて骨休みの1日にしています。妻は15日から始まる松屋銀座店での個展に向けて追い込み中で、庭仕事にはあまり手を出していません。せめてアイトワの定休日の火曜日ぐらいは青空の下に引っ張り出したく思い、ストーブ用の薪の積み替える日に当て、手伝わせることにしたのです。
結局、木曜日まで3日間晴れが続きましたから、体をだましながら幾つもの大仕事を済ませています。筋肉や骨に荷重をかける力仕事を続けずに、筋肉や骨を休ませる作業を合間に取り入れ、間断なく好きなことに没頭したのです。力仕事とは、クヌギや松の薪割りとかその薪を一輪車で運ぶ作業です。ストーブ用の太い薪はテラスに、細い風呂用は薪小屋へと、運び上げたり下ろしたりしたのですが、この作業は腕と腰に過重をかけます。背の高い三角脚立に登ってクヌギ林の剪定をしましたが、これは足を踏ん張りますからふくらはぎに荷重をかけます。だから、それらの合間、合間に、竹の間引きとか畑の草抜きなどを挟んだのです。そのかいあって、木曜日の朝、喫茶店が始まる10時まで、テラスのハスの植え替えを済ませる気になっています。
この間に、庭ではユキワリソウやアセビが火曜日に咲き、畑ではヒメオドリコソウに続いてナズナ、オオイヌノフグリ、ハコベなどが咲き始めています。妻は、十二単姿の女性の髪を結うために「フノリ」を捜し求めていました。水曜日には、梅がちらほらと咲き始め、ノカンゾウが芽を伸ばしています。今年はいつノカンゾウがヌタになるのでしょうか。
金曜日の朝は、前夜からの雨が残っていましたが、小降りをねらって庭に出て、ホウレンソウの種をまいています。畝は、水曜日のクヌギの剪定の合間に準備してあったものです。前夜からの雨をたっぷりと吸っていましたから、きっとうまく発芽するでしょう。午後は、早昼を済ませて名古屋の先にある恵那に出かけ、日曜日まで大垣に滞在しています。
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今年も咲いたフクジュソウです。これまでに、幾箇所かでフクジュソウを植えていますが失敗を繰り返してきました。やっとフクジュソウが好む場所に行き当たったようですから、増やしたいと思います。もう春だ、との気分にしてくれます。
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身を隠すために、体を横にしている金魚です。睡蓮の枯れた葉を取り除いたときは2匹居たのですが、1週間ほどで1匹になりました。ネコにでも捕られたのでしょう。残った1匹は、よほど怖かったのか睡蓮の葉を切り取った後の茎の隙間にもぐりこんで寝るようになりました。1匹19円で買った20匹の中の最後に生き残った1匹で、賢い金魚です。
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水鉢の仕立て方を改めました。水鉢の内径と水草を植えた植木鉢の外径の隙間に小魚が潜りこめるようにしました。これで、金魚は体を横にしなくても済みますし、ネコの手が届かず犠牲にならずにすむはずです。しかし、賢い金魚でなくとも生き残れますから、劣性遺伝を促すようなことになり、金魚の身になってみれば、将来的にはより大きな悲劇を背負わせることになるのかもしれません。
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ストーブ用の薪の積み替え。古い薪を取り除いたうえで新しい薪を積み、その上に取り除いてあった古い薪を載せ直します。阪神淡路大震災の折も崩れずに済ませましたが、積み方に少し工夫が居るようです。一冬で、この半分ぐらいをストーブで焚いてしまいます。もし、1ヶ月間の冬休みを設けていなければ、すべてを使い切ってしまうことでしょう。
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クヌギ林の剪定前(左)と剪定後です。あと数年もすれば、横向けに張らせたい枝が太くなって安定し、新規に出た小枝刈りをすれば済むような樹形になるのではないかと期待しています。この手法も、ニュージーランドに別荘を持っている友に伝授したいと思っています。下草を抑える日陰作りの方式として私は重宝しています。
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今週は二度も焚き火をしました。キウイフルーツなどの剪定クズを燃した日曜日の焚き火と病気にかかった竹を間引いた翌日の焚き火です。病気にかかった竹や木も捨てずに、燃してカリ肥料にしてしまいます。
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ニュージーランドから無事帰国の連絡があった友を交えたスナップです。友の別荘の庭は途方もなく広く、野生の馬も住み着いています。友は若き頃の一時期、馬を飼うことが夢であったようですが、日本では見果てぬ夢が、こうして実現したわけです。中央は、マオリ人のレイさんですが、仲良し3人組になりました。
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