井戸枠花壇

 

 

 わが家では、さまざまなモノを「見立て」て、代用品にします。建て増し工事の関係で井戸に触わり、井戸枠を幾つか外しましたが、その「井戸枠花壇」@にしました。パーキング場の土手沿いには「コンクリ枡花壇」Aもあります。土留めを兼ねた花壇を造ろうとしたのですが、花壇用の大きな鉢は1つがべらぼうな値段でした。それは庶民には手が届きません。だから工事用のコンクリート製の排水枡を花壇に見立てたわけです。それは1個9000円でした。

 わが家はあくまでも、庶民として「その気になれば庶民にも可能な優雅な生活をして見せたい」。その根本は「フローではなくストック」の生き方を工夫することだと考え、アイトワのコンセプトをつくり、それに従って生きて来たわけです。

 要は、アメリカが推し進める生き方の反対方向です。アメリカがイラクにまで押し付けようとしているその生き方は、ストックの資源を浪費して欲望を無限に広げさせます。その煽りに乗っていたら、集金システムにはめられているようなものだと思います。限りなく貧富の格差を広げるでしょう。それをわが家では警戒してきました。

@井戸枠花壇

 

Aコンクリ枡花壇