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アイトワ循環図
目の敵の復元  08/03/16

 福寿草と雪割草が日曜日から咲き始め、火曜日の昼食はフキノトウ茶漬けでした。水曜と木曜の2日続きの好天は、紅梅を次々とほころばせました。木曜日に妻はカナヘビを見ています。すっかり春の様相です。火曜日から、朝食のあとすぐ庭に出るようになりました。空気が暖まるのを待った冬パターンの終了です。火曜日の夕刻にホビーショップに出かけた他は、金曜日の昼まで外出の用がありませんでした。おかげで好きなように庭仕事に精を出すことができました。

 まず、除草から手を付けました。このところスズメノカタビラを目の敵にしています。その反面で、ナズナとヒメオドリコソウが自生種のようになったことを喜んでいます。かつてナズナを目の敵にしたことがあり、10年ほどで絶やしました。春の7草ですからあわてて復元に努め、昨年あたりから自生化できたのです。ヒメオドリコソウはこの一帯になかった野草ですが、数年前から自生化させました。ですから、この両者も余計な場所に発芽すると抜き捨てます。

 アイトワの冬休みの間に、苔庭にあるクヌギなどの高木に手を入れましたが、その折に切り取った幹や太い枝の始末をほぼ終えました。1日がかりで薪の寸法に切り、適度に割り、ストーブ用の太い薪は過日作った薪置き場に積み上げました。細い薪は風呂焚きの燃料にしますが、束ねて保管場所に積み上げればよいだけです。問題は、まだ保管場所が決まっていないことです。

 水曜日にシイタケの種駒を打ち込みました。実は火曜日の午前中に片づけようとしたのですが、電気ドリルのパワーが出ないことを知り、ホビーショップに走ったわけです。これまでは11月にクヌギを切りたおし、種駒をその年の内に打ち込んできました。共にこのたびは大幅にずれ込んだわけですが、どのような結果に結びつくのか気になるところです。

 ホビーショップに出かけたついでに、花の苗や夏野菜の種も買いました。花の苗は、妻は花車に補充するために、私はネコヤナギの鉢の根元に植えるために用いました。野菜の種は、スーヨーキュウリ、つるありインゲン豆、ゴボウ、人参、ほうれん草、モロヘイヤ、オクラ、ズッキーニです。トマトとナスは今年も義妹が苗をくれることでしょう。トウガラシは苗を買うつもりです。ハナオクラとツルムラサキは畑の随所に自然生えする苗を抜いて用いる予定です。

 水曜日に、夏野菜の第一陣としてキュウリとインゲン豆の種をポットにまき、温室で発芽させることにしました。うまく育てば、苗を少し義妹に分けてあげるつもりです。木曜日にコイモとウコンを掘り出し、コイモのあとに腐葉土をたくさん入れて畝に仕立て、ほうれん草の種をまきました。ウコンはコイモの日陰になっていたせいで不作でした。

 金曜日は朝から雨でした。その雨が、前日まいたホウレンソウの発芽に好都合だと考えながら早昼を済ませ、午後は夕食前まで外出でした。いつの日にか明らかにしたいことですが、人助けのために一肌脱いでいます。心身共に独り立ちしてほしい、と願っている人がいるのです。

 妻は個展に出す人形を週の半ばに創り終え、送り出す梱包まで済ませたようです。このたびの個展では、和装の世界に広がりを求めて創った人形も出品するようです。ですから展示会場で自ら着込む衣服も自分で作ろうとしています。人形教室がなかった土曜日に、「1日で縫えました」と話していました。これから付属物を用意するようです。どのような衣装なのか興味があります。来週の火曜日から私は1週間留守番です。幾日かは自炊をすることになるでしょう。

 週末は再び好天になり、庭仕事に精を出しました。六甲サクラソウの鉢植えの掃除から手を付け、屋外で越冬した鉢植え植物の半数の手入れをすませました。その間に、夏野菜の畝の準備、今年最初の夏野菜の支柱たて、畑の畝の除草をするなど、気が向くままに過ごしました。

 
フキノトウ茶漬けは火曜日の昼食でした。練りワサビの代わりにワサビ漬けを用いました。このほうがずっと味がよくなります。妻の朝の散歩仲間がくださったワサビ漬けです。今年のフキノトウは、2回にわけて30個ほど収穫しました。まだ庭には幾つか残っていますが、これで収穫は終えようと思っています。
枝垂れの紅梅(上)が3本あります。商社を辞めたときの記念樹(右上)は元気すぎて(?)、しだれなくなりました。これからは透かす程度の剪定にとどめ、好きなようにのばします。短大を辞めたときにもらった2本のうちの1本(左)は鉢植えのまま残しています。他の1本は地に下ろしました。その折の矯正時に配慮を欠き、少し弱らせましたが、どうやら元気を取り戻したようです。
ネコヤナギの根元に草花を植え、喫茶のテラスにデビューさせました。ネコヤナギは、2年前に友から切り花としてもらったものですが、その内の2本を挿し木で残しました。あと数年もすれば木が太くなり、どっしりした鉢植えになるでしょう。そのときに、一度は根元に水仙を植えたく思っています。
薪の寸法に切ったクヌギ。太いのはすべて薪置き場に運んだあとの残りです。束ねることが出来る分は来週にでも束ね、保管場所を見定めて積み上げようと思っています。歪んだり枝分かれした部分など束ねにくいものは、箱にでも入れて乾かし、乾き次第風呂焚きに用います。
最初の竹の支柱が立ちました。畑は夏姿への第一歩を踏み出したわけです。この支柱は数本だけ芽生えたツタンカーメンのエンドウのために立てました。苗は期待通りに育っています。どうやらツタンカーメンのエンドウ豆を絶えさせずに済みそうです。
北海道のマメを分けてもらいました。展示会を終えた妻に、さまざまな料理に生かしてみてください、といって送ってきてくれたわけです。これを種にして畑で育ててみようか、とも考えましたがよしました。気候の問題もさることながら、蔓があるのかないのか、草丈はどれほどなのかなど分からないことだらけですから。
鉢植えの六甲サクラソウの掃除。 枯れた葉を取り除き、根元に肥料を配合した土を加えます。とても時間を食う作業です。本来は毎年、株分けと土替えを兼ねた植え替えをその折に掃除をするとよいのですが、2年ごとにしています。その飛ばした年は掃除だけで済ませます。(手前の鉢が掃除済み)