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日・米学生レクチャーと大剪定 13/01/13
なんとも賑やかで変化に飛んだ週記になります。それは先週末の夜のアイトワ塾の新年会に始まり、この土曜日の午後4時までの丸7日分の収録です。この間に、いろいろなことがありましたので、当土曜日の午後3時半以降の分は次週にまわします。
アイトワ塾の新年会はこのたびが初めてですが、それは、恒例の暮れの集まりが開けず、新年に回しましたものです。大賑わいになったのは、私がダブルブックを犯したことに始まります。まず、2人の若者が参加することになり、この2人を含む4人が我が家に泊まることになったためです。それはこの4人が市外からの参加であったためで、おかげで皆は気を許し、宴は延々6時間に及びました。妻の笑いジワが消えたのは翌朝食の後でした。
今週のトピックスは3つでした。しかし、土曜日午後3時半から出かけた伊藤忠時代の仲間との新年会は次週に回し、アメリカの学生を迎えたレクチャーと、週末の朝8時半から始まった大掛かりな樹木の剪定に焦点を絞ります。他に、7草粥、3箇所の落ち葉掃除、ショウガの新活用策、鮎の甘露煮、そしてある寺を訪れ、あるお願いをしたことなどがありました。3箇所の落ち葉掃除とは、風除室横のビオトープ、旧玄関前、そして旧来果樹園周りです。この3箇所をもって、この冬の主な落ち葉掃除は完了しました。
アメリカのペンシルベニア州から迎えた9人のバックネル・ユニバシティの学生は、2人の教員が引率したものです。この受入れ準備のために5人の協力を仰ぎました。午前と午後の計2回3時間に及ぶレクチャーのために、パワーポイントの資料を用意しました。この半ば英文化のために卓道君の手を、人形展示室で実施するために天窓の光線を防ぐ要があり、水島さんの手を煩わせました。パワーポイントの投映準備は後藤さんに、そのプロジェクターの手配は舞鶴さんに、と2人のアイトワ塾生を煩わせました。書生には、収録はもとより11人の送り迎えなど、まさに書生として細々とたち働いてもらいました。
実は昨年の秋に妻と交わした約束があります。それは、今年からゆったりとした日々を送る約束です。ゆったりした日々とは、最も楽しい時間だし、最も有意義と思っている野菜や燃料などの自給を目指す日々のことです。マイペースで、畑の耕作、庭木の手入れ、あるいはこれらの効率を上げる治水、そして、いざという時の飲料水の自給を可能にする庭仕事に傾注する時間と、その要領を日本の若者と一緒位まあスターすることです。
とわいえ、1年延長した鹿児島大学への出張から始まり、この春にかけての数カ月は、半ば意図的に幾つものプログラムを組み込んでいます。それは、書生に関わってもらい、「学んでもらいたく思った」ものです。運よく、その一環に、アメリカからも訪れてくれた若者のレクチャーも加えることが出来たものです。
土曜日は、8時半に4人のプロが到着。わが老体には最早手に負えなくなった高木や太い木の切り取りなどを引き受けてもらっています。この剪定仕事の予定は、商社時代の仲間との新年会の約束の後に入り、その後に、さらに2つのアポイントが加わりました。彬くんが、庭仕事を体験したいという女子学生を9時から連れて行きたいと、さらにその後、大垣時代の親しい日根野さんが、夫婦で訪ねたいとの電話です。これ幸いに、と受けました。おかげで、なんとも賑やかな庭仕事の1日になっただけでなく、この4人の参加で仕事がとてもはかどり、有意義になりました。2人の若者はプロの精神と技に、あるいはわが家のような生き方に踏み出したご夫婦のありように、いたく感心したはずです。
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アイトワ塾の新年会 |
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彬くん |
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パエリヤ |
アイトワ塾の新年会は,2人の若者の参加えおおいに賑わいました。妻は、彬くんにパエリヤ造りを学び、佳菜子さんのショートケーキや愛の手紙(ラブレター)造りを手伝いました。ショートケーキに浮かれたのか、妻は当日が結婚記念日であったことをもらしました。パエリヤづくりを妻はマスターしたくて、また書生にその味の良さをおだてられたこともあって、2日後の夕食でも挑戦していました。 |
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ショートケーキと愛の手紙 |
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佳菜子さんと |
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七草粥の七草が、庭を一回りすれば採れました。ナズナは数年がかりで再現させたものですし、ホトケノザはなんとか自生化し始めたものです。 |
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中華おこわ |
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鮎の甘露煮 |
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ワッフル |
今週の美味は、2度のパエリヤの他に、妻がどなたかにお届けしたくて2つ蒸し上げた中華おこわ、奥田祐斎さんが釣って手作りした鮎の甘露煮、そしてワッフルでした。このワッフルは、岐阜から書生を訪ねた来客の手土産ですが、大垣時代の教え子が創業した会社、ミス・ベティ社の手作りワッフルです。 |
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落ち葉を土小屋に運び込み |
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腐葉土は、残り僅か |
最後の3箇所の落ち葉掃除は、彬くんが先週日曜日にビオトープのクヌギの落ち葉をかき集め、腐葉土小屋に運び込みました。昨年度の腐葉土は、残り僅かで、3月から夏野菜のうね作りに用います。卓道くんは月曜日に、旧玄関前のモミジの落ち葉をかき集め、フキ畑などのマルチングにし、そして旧来果樹園の周回路を埋めていたモミジの落ち葉は、私が1人で火曜日にかき集め、新果樹園の腐葉土は、残り僅かに活かしました。 |
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落ち葉をフキ畑などにマルチング |
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一旦片付けたのですが |
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またこのとおり |
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囲炉裏場は、書生に手伝ってもらって一旦片付けたのですが、土曜日のおおがかりな樹木の選定で、またこのとおり。もし、枝葉を焚き火で灰にしていなければ、囲炉裏場は見えなくなるほど枝葉で埋まっていたはずです。その量のほどは、灰の量で推測下さい。書生と一緒に薪の寸法にナタで切った枝は、二人の若者が束ねて母屋の軒下に積んでくれました。 |
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量のほどは、灰の量で推測下さい |
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母屋の軒下に積んでくれました |
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居間がショウガの香りで充満したのは木曜日から土曜日にかけてです。先週のトライヤルに成功し、保存がやや難しいショウガをすべて妻は乾燥させ●、1年にわたって生かせるように加工しました。 |
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大掛かりな樹木の選定日は、昼食は2人の若者と日根野夫妻とともに5人で鍋焼きうどん。午後のオヤツは、この5人に加え、4人のプロと妻の5人をくわえた10人で焼き芋を味わいました。この日は、「初焚き火の日」となり、昨年の神事で用を果たしたシロモノをいわば種火のように活かして始め、最大級の焚き火になりました。なお、アイトワでの庭仕事の経験を求めた女子学生は,三谷榛名子さんで、父親から群馬の榛名山にちなんだ名前を授かっており、立命館大学では私の知人の講義を受けていました。 |
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