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 7×ビッグな1日 16/10/30

 週の前半3日はいずれも予定で埋まっていましたが、予期せぬ幸せも重なり、ビッグな日々になったのです。まず週初。佛教大生を迎える1日でしたが、とても嬉しい3つの贈り物に恵まれました。おかげで、夕食はキリタンポ鍋を楽しみながら、一書に夢を馳せています。尊敬される小国主義を夢見る私は、その豊かさと幸せを実感した気分です。

 このところ佛教大生を迎える日は、天候に恵まれず、焚火がまともにできませんでした。「今日は大丈夫」と見て朝食後、庭に飛び出し、受け入れ準備を整え、6人を迎えました。2人の男子学生は2つの力仕事に当たり、手早く仕上げ、予定外の作業にも手を染めました。4人の女学生は2組に分かれ、根気のいる作業を丁寧に仕上げました。その間に私は、トチュウ茶の選定も済ませ、その剪定クズも焚き火に投じることができたのです。

 翌日もビッグな1日でした。2つの約束がかぶり、ハラハラしましたが、その上に3件の予期せぬ出来事(大垣時代の顔見知りがフランス貴族の末裔夫妻をご案内、例のモリアオガエルが久しぶりにお出まし、さらに朋花さんがオーストラリア時代の友人を伴って来訪)が重なったのです。でも、すべてがシンフォニーのごとくに、賑わいました。

 2つの約束とは、ある来客予定の上に、橋本宙八夫妻が「案内したい人がある」と来店予約を入れてくださったことです。帰国が迫ったレバノン人駐在ジャーナリストご夫妻で、一行は6人(2組の夫妻に、ヨルダン帰りの卓人さんと、そこで出来たという友人)でした。それがまたユカッタ。来客も含め、皆さんの明るさに救われたのです。皆さんを見送った後にルーチン(1日日延べした)を組み込んでいましたから、庭仕事はパス。

 火曜日は、午前に定期通院を、夕刻に整体医を組み込み、この間に乙佳さんを迎える予定でした。ここに妻が、急遽天神さんに出かける時間を挟み込み、カツカツの1日になりました。でも乙佳さんは嬉しい報告も持参、胸が膨らみ、とても充実した1日になったのです。彼女は夫婦で語らい、アイトワのような生き方を目指す田舎家を手に入れました。近くその五右衛門風呂に浸かりに行きたくなりました。この日も庭仕事はパス。

 週の中日は「庭の日に」と願って目覚めながら出たのは午後から。しかもウォーミングアップのごとし、で終わりました。それは、予期せぬ一書が届いたことにかまけ、グズグズしたようなことになったのです。カラダがとてもけだるかったのです。しかし、ある願いごとが夕刻までにかないをうと決まり、この日もビッグ1日と喜んでいます。

 かくして、週の後半を迎えました。陽が射せばトンネル栽培のカバーを外し、陽が落ちる前に被せ、冬野菜の育成に傾注する。他には、温室とキンギョの世話に勤める他は2つの約束のみ、の3日でした。多様な次週に備え、少しカラダを休めたかったのです。

 現実は、カラダを休める上で恰好のビッグな出来事に恵まれたのです。約束の1つは小さな会議でしたが、うまく運び、もう1つは1日前倒しの週初のルーチンで、やや焦り気味でPCに取り組みました。その直前に、また天からビッグな贈物を授かったのです。

 この間の木曜日は、ある願いごとが確定し、金曜日は厭離庵の玄菓和尚ご夫妻が立ち寄って下さった。共にココロをシャキッとしてもらえたのです。もちろん好天の木曜日は、オクラの畝の跡の仕立て直しや、イチジクやサクランボ一帯の整備などに携わっています。小雨勝ちの金曜日は、溜まっていたデスクワークを軽快に片づけました。
 


6人の佛教大生

焼きいもを賞味した
まず1時間ほど、6人の佛教大生を迎える下準備をし、4つの作業は段取りよく進み、全員で焚火をしながら煙を吸ってもらい、焼きいもを賞味した。私はトチュウ茶の剪定に取り組み、午前のお茶をバイオ時代の実感に供した。トチュウの葉に含まれるゴム(合成ゴムに似た性質で、酸化するとすぐに硬化する)を学生は、見事に操った。

午前のお茶をバイオ時代の実感に供した

合成ゴムに似た性質で、酸化するとすぐに硬化する


好天の広縁

初見の赤トンボの亡骸
嬉しい贈り物は、まず天から1つ。好天の広縁を掃除した妻が、初見の赤トンボの亡骸を見つけた。次いで人から2つ。この一書には、ある願いを秘めた4人の名前が文字になっており、胸が膨らんだ。もう1つはキリタンポ。早速、夕食で、しょうゆ味の鍋になり、金曜日の夕食は、手前味噌仕立ての鍋になった。

この一書

キリタンポ


モリアオガエルが、久しぶりにお目見え

カエルは目を細め、なされるがまま
夏の間はしばしばカフェテラスにお出ましだった例のモリアオガエルが、久しぶりにお目見え、と内線。飛んでゆくと、妻はパラソルで日陰を作り、水をかけてみせた。聴いていた通りにカエルは目を細め、なされるがまま。「今は(真夏と違い)日差しが恋しいはずだヨ」と私は言い残した。


比較文化論まで飛び出し、盛り上がった
予定の来客と語らっている間、ご一行は、随分賑わっていた。その後、紹介、来客の見送り、そして6人に合流、と続いたが、語らいは比較文化論まで飛び出し、盛り上がった。もっと早く顔見知りになっておきたかった。


予期せぬ一書
好天にもかかわらずグズグスしていると予期せぬ一書が届き、編集者の手紙が添えられていた。受話機をとると18年ぶりの明るい声。メールの交換を始め、2日で1つの約束ができた。編集者は、『「想い」を売る会社』の編集に携わった直後に米国駐在が決まい、後任引き継いだ元日経の人。著者は、近所の人で、幼い頃に妻が地蔵盆で粘土遊びを教えた人。その夭逝したお母さんは、私達夫婦がファンにしていた人、


好物をいただき
厭離庵で実った柿と、「郷のナシです」と、ともに好物をいただき、シカウマメとゴーヤをお返しに活かした。ジックリと楽しく語らい、この日も1つの約束ごとができた。


天からのビッグな贈物
週末の朝、天からのビッグな贈物。妻が見つけた。差し渡し24p。冬野菜の畝は、まともな畝はチマサンチェなど2種だけ、他は苦戦の跡が生々しいが、ここまで回復したイチジクやサクランボの一帯は、来年の姿を連想しながら整備。

まともな畝はチマサンチェ

苦戦の跡が生々しいが、ここまで回復した

 

イチジクやサクランボの一帯