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方向、覚悟、そして日常の大切さ 16/11/13
とても穏やかな1日でした。妻とアメジストセイジの2つの大鉢をテラスから運び出し、妻は人形教室へ。私は、2つの大鉢を冬ごもりさせるために手入れをし、幾つかの新たにデビューさせる鉢を用意。その間に、相談事で2度も訪ねてもらった知人があり、面談。これらがこの日の日常を彩りました。その間に、金太の様子を私も2度覗いていますが、先に金太が天に召されたことを知ったのは妻でした。午後5時過ぎでしょう。
好天の翌朝、かつて用意した墓穴を私が整え、毛布に包んであった金太を妻が墓穴まで運び、2人で埋葬。この日は午後一番に、楽しい来訪予定があり、午後も温室仕事をしながら一行を待ち、4人をハグで迎えました。庭を案内のうえ歓談。一行を見送った後は後藤さんとつき合い通しです。1日日延べしたルーチンに続き、アイトワ塾があったのです。塾では、次代に備えて大事と思われる「我流の心構え」にも触れました。
これまでに学びあったパラダイムシフトを振り返り、「人間の定義」が問い直されそうだと「覚悟」すること。次いで、それを前提に進むべき「方向」を見定め直すこと。そしてその「覚悟」と「方向」に沿った「日常」の確立が第一、と私は見ています。
アイトワ塾は今、1つの節目を迎えているように思います。次のステップに移行すべき時、と思われます。そこで、「次代が許容する日常」を確立し、工業社会が許してきた「非日常」に振り回されないように、いや決別すべき時期ではないでしょうか。
当週は後半に、2泊3日のありがたい出張予定が入っていました。そこで火曜日(アイトワの喫茶店が休む)の活かし方を、いつも以上に考えました。この日の妻の日常(銀行、郵便局、あるいは買い物に出かけたり、手間のかかる作業や人形創作に集中したりする)にうまく便乗できるように、とさまざまな手配や準備を昼食時までに整えました。
NZのみかさん夫婦の提案(27日も前に出来ていた英文)の活用、先週徳島で約束した献本の準備、最後のシホウチクと末期のトウガラシの葉の活用、様々な代金の振り込み準備、その上に、風呂焚き場へクズ薪の運び込みにも当たりました。実は、来年の4月ごろまでの冬場の風呂焚きを私が受け持チ、クズ薪の活用に当たりたく思っています。
午後一番の外出はとてもうまく運びました。私はJRの駅で降してもらい、妻は銀行へ。その後、私は歩いてラミネート加工ができる本屋を経由し、郵便局へ。そこで妻とピッタリ合流。次いで車で写真の焼き付けができるSMへ移動。買い物も済ませて帰宅。その後、シホウチク〈「雨が降り出す前に」と妻に促されて採ってあった〉の皮をむきや、トウガラシの葉をちぎりとった。その間、妻は人形工房へ、と言った塩梅でした。
夕食後、妻は「地震などの折は(佃煮を煮ている)ガスの火を消してください」と言い残し、人形工房へ。この間の1時間余は、風呂焚きもしながら読書。風呂の後、シホウチクとトウガラシの葉が煮上がった香りを楽しみながら、私は寝酒。妻は横でうたた寝。
かくして小雨の水曜日は、アメリカの大統領選を気にしながら書斎の人を決め込みました。この日、カニをいただく幸いに恵まれ、豪勢な夕食。出張の準備を整え、カニ酒を楽しみながら、TV(大統領選)観戦。「アメリカの時代も終わったわけだ」と感じながら、思えば16年間もアメリカを訪ねていなかった、と過去を振り返り、早めに休みました。
2泊3日の出張では「ふくれみかん」を知る、という幸いにも恵まれました。帰宅すると、見事なトウガラシと新しいトッピングが日常を彩りそうになっていました。
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オリズルラ(手前)ンの鉢 |
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アメジストセイジの大鉢を、新芽を残して整理 |
この冬最初に温室に運び込んだのは、ポットウォールで役目を終えたオリズルラ(手前)ンの鉢だった。この日は、2つのアメジストセイジの大鉢を、新芽を残して整理、冬ごもりさせた。 |
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デビューさせる鉢を幾つか用意 |
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場所を与えた |
テラスは冬バージョンになる。新たにデビューさせる鉢を幾つか用意し、場所を与えた。やがて、ポットウォールからハチが消え、厳冬バージョン期を迎える。 |
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歴代の愛犬にならい埋葬 |
歴代の愛犬にならい埋葬(晴太と藍花にも祈ってもらえた)。金太への最後の水は、妻が9時半に「薬飲み」で与えた分となった。4時過ぎに(メジャーを取りに行った)私は、金太が足を動かしているのを見た。5時過ぎに妻が気付き、毛布で包んだ時は、まだほのかに体温が残っていた。これからしばらくの間は、中学生来の私にとって、嫁いできて以来の妻にとって、しばらくの間は犬が一頭もいない時期を過ごす。 |
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2組のカップル4人をハグで迎えた |
スペインでの半断食で一緒に過ごした仲間と、1年ぶりの再会。人口7万人の国(※アンドラ公国)と、スペインから参加した2組のカップル4人をハグで迎えた。思えば1年前は酷かった。ウォーキングでさえ宙八さんに付き添ってもらう始末だった。毎朝、目覚めるたびに「ヨカッタ」「今日も、迷惑をかけずに済んだ」とさえ思ったことも
ある。 ※アンドラ公国 面積468km2
人口7万人
内アンドラ人200人 |
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店頭に張り出す下準備が出来た |
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皮むきと葉ちぎりを受け持った |
やっとみかさん夫婦を煩わせた英文を活かし、店頭に張り出す下準備が出来た。最後のシホウチクと、末期のトウガラシの葉を心行くように活用したくて、皮むきと葉ちぎりを受け持った。 |
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クズ薪 |
小雨の止み間をついて運び込んでおいたクズ薪で、風呂焚きを受け持った。間伐材などで薪作りをすると、束にできるに薪が半分ほど(カロリー計算)とれ、残りはクズ薪と焼き芋の燃料に折半する。クズ薪を活用する風呂焚きは手間がかかるので、近年は私が受け持つようにしている |
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ふくれ(福来)みかんと知り(中央) |
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見事なトウガラシ |
ふくれ(福来)みかんと知り(中央)、右:庭の温州カン、左:はな柚子)、「種が入っているでしょう」と確かめた上で1つもらった。ふくれみかんは「橘」の近縁ではないか、と思いながら持ち帰ると、新しいトッピング(妻が開発過程)と見事なトウガラシが待っていた。 |
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