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アイトワ循環図

 大工、反省、そして妻の自慢 17/08/06

 庭ではミヤマカワトンボが舞い、畑ではハナオクラが咲き、妻はブルーベリージャムを煮る時期になりました。週初めは、2人の男子仏教大生を迎え、画期的な作業に手を付けました。311を八重洲口で体験したのがキッカケで、囲炉裏場の地上げ工事を始めましたが「今日こそは、完成の目途を!」と、取り組んだのです。いざという時にテントが張れ、炊き出しもできる場にする作業です。

 前もって周辺整備しておいてヨカッタ、と思いました。退院後先ず周辺の草を刈り、先週末はミョウガ畑を整備しておいたのです。この日の2人は、以前に階段部分の舗装に当たっていますから、囲炉裏場本体の舗装も要領を得ていました。汗ダクダクになりましたが、「後は時間の問題」との感触を得るまでのことができました。その夜、雨が降り出し、あわてて妻とブルーシートを被せました。

 翌日は、1日日延べしたルーチンの後、後藤さんの車で同志社大学に向かいました。秋に実施する文化事業は、会場を同志社大学にご提供願えたので、本件事務局を引き受けてもらえたアイトワ塾生と訪れ、初顔合わせと打ち合わせ、でした。本格的な対外活動は9月から始動します。この日は夜に、地元の集会があり、庭仕事は第3次のインゲンマメの支柱立てと、少し草を刈った程度で終わりました。

 火曜日は心臓の定期検診でした。庭には妻と4時から出て、私は日曜日の舗装の続きに取り組みました。妻は除草の後、舗装材の追加分を買い求めに走りましたが、12袋しかなく、それがヨカッタ。翌水曜日は、妻が終日留守にする日でしたが、叱られずに済んだのです。もう数袋余分があったら無理をして、腰を痛めていたところです。ちょっと面倒な部分を仕上げたのですが、明るい間に作業が終わり、日曜日日に仕上げた部分とこの日の部分が馴染んでいないことが分かり、仕上げ方の再考が必要と気付けたのです。あと5分の2ほどの部分を残こしていますが、この再考の機会として活かします。

 このところイネ科植物が次々と穂を立てる時期ですから、目にとまるとカタキのように抜き去る日々が続いています。この日は午前中に来客があり、その前と後を含めて4度も、陽が傾くまでに庭に出ました。といっても、カタキを見つけるのが目的ではなく、この日に手掛けた小鳥の巣箱作りのような大工仕事の現物合わせでした。妻は、教室展の追い込みに入っており、忙しそうですが、例のごとく自慢話が増えています。庭仕事には4時から取り組み、ネギの新育成法を試みました。

 金曜日はよき朝になりました。指のケガは、少し長引きましたが傷口がふさがり、カットバンを張り替えるだけで済むようになりました。オカゲで洗面が通常通りに行え、嬉々とこの日を大工仕事を仕上る日に決めました。夕刻、所定位置にピッタリはまり、あとは塗装を残すのみ。その後、囲炉裏場でチョットした下ごしらえの後、私は草を刈り、妻はブルーベリーの2度目の収穫とゴーヤを初収穫。もらった淡水魚も庭で孵ったオタマジャクシも元気です。夕食時に初見のアブ?を妻が見つけました。

 週末は、骨休めの1日にしました。午前中は来客と歓談。午後は雨が降り出し、書斎の日と決めました。夕刻は夫婦ともに(用向きは異なりますが)地域の寄合があり、出掛けました。夜に新聞の整理をしましたが、来客と時の流れや人生を反省していただけに、内閣改造の中身と、首相の8秒におよぶ印象操作を国民にどう受け止めるか、興味津々にされました。民度が知れる、と思ったのです。
 


ハナオクラ

酢の物

2キロ余を収穫
ハナオクラが咲き始め、まず酢の物から楽しみ、翌日からネバネバ四君子が始まった。妻はブルーベリーを数度に分けて計2キロ余を収穫し、第1次分として煮込み始め、翌朝のヨーグルトに合えた上で、煮詰めた。第2回目の収穫は金曜日夕刻になり、2.6キロを1度に収穫。いずれも大きなネットの中で採れた分のみだが、これで昨年並みのジャムができる。今年は、単独植えの数本分は小鳥の取り分に、と決めた。

ヨーグルトに合えた

2.6キロを1度に収穫


ミョウガ畑を整備した

整備後

初採り
ミョウガ畑を整備したが、初採りがついてきたのでこの日のソーメンの薬味に。囲炉裏場のかさ上げ工事は何代もの仏教大生に関わってもらったが、いよいよこの2人と本体部分の舗装に取り掛かった。八重洲口で311と遭遇し、「明日は我が身」と心得えた工事だったが、やっと終盤に至った。その過程で、2人は地上にノコノコと出て来たアブラゼミのさなぎを見つけたが、無事に羽化したわけだ。

この2人と本体部分の舗装に取り掛かった

無事に羽化した


面倒な作業を要した

無煙炭化器に溜まっていた灰を袋につめ
囲炉裏場の舗装作業で、この無煙炭化器を設置する部分は、ちょっと面倒な作業を要した。まず、無煙炭化器に溜まっていた灰を袋につめ、ネギの肥料に活かした。また、日を置いて舗装したつなぎ目が馴染んでいないと分かり、面倒な補修を予測している。さらに、次週に廻した作業を円滑に始めたくて、チョットした下ごしらえをしたが、このセメントがはがれた縁取り石の固め直しも面倒だった。

日を置いて舗装したつなぎ目が馴染んでいない

縁取り石の固め直し


大工仕事に切り替えた

ミリ単位の現物合わせ
指のケガは、水仕事には向かないと分かり、大工仕事に切り替えた。この設置条件が限定されていた関係で、ミリ単位の現物合わせが幾度も求められた。「野生動物の生態観測が狙いの機器」の雨除けだが、キチンと設置位置に納まった時はヤレヤレだった。場所が場所だけに、妻の「可愛い出来上がり」との評価に、またヤレヤレ。塗装は次週に持ち越した。

キチンと設置位置に納まった時はヤレヤレ

場所が場所だけに


無煙炭化器の灰を活かした

刈り取った水草を肥料にした

馬糞も活かした
今年はネギの作付けを2倍にしたが、まず無煙炭化器の灰を活かした。次いで、コンクリプールの掃除をして、刈り取った水草を肥料にした。さらに、乙佳さんの父親にもらった馬糞も活かした。これらが馴染んだ頃に土を被せるつもり。カンを頼りの新育成法の試みだ。


妻はよく生徒さんの自慢をする


教室展
妻はよく生徒さんの自慢をする。この日は、自分の手には負えない技だけでなく、根を詰める対象の選び方に「私には思いつかない」と興奮気味に話した。教室展が近づいたが、この度もスゴイテーマを選ん出いるだけに、多々自慢したいことがありそうだ。


ゴーヤの収穫が始まった

淡水魚もオタマジャクシも元気
ゴーヤの収穫が始まった淡水魚もオタマジャクシも元気だが、この淡水魚と比べると、オタマジャクシの学習能力ははるかに劣っている。この初見のアブ?は、小さなハエより小さいが、噛まれると痛い。このところ、ニイニイゼミの抜けガラを時々見かけるようになった。かつてはニイニイゼミに次いでアブラゼミが現れたが、近ごろはクマゼミが進出がはなはだしい。

初見のアブ?

ニイニイゼミの抜けガラ