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 千客万来、運動とご褒美 17/11/26

 狭い「方丈」で、デンマークの大柄の夫妻を含めて6人で(お茶と歓談の時間を)過ごすというまるで実験のような1日から1週間は始まりました。門先生ご夫妻に、ご一緒いただけたのです。おかげで商社時代に訪れた(夕陽で有名な)ヨーリンやオープンサンドイッチを懐かしく思い出しました。この日はルーチンの折に、後藤さんに資料作りをしてもらい、ある講義の用意が随分進んでいましたし、畑ではシカクマメの跡を2か所とも耕し(ハヤトウリと2か所のヤーコンを残すのみで)ほぼ冬の様相にしていました。ですから門先生にも、元気溌剌の姿を見ていただけたように思います。

 月曜日からの3日間も、来客が続きました。観光シーズンの今頃は旧知の方がよく喫茶店に立ち寄り、声をかけてくださるのです。それが私のお茶の時間にぶつかると、取り分けありがたい。往年の運動を振り返ったり、昨今のトピックスを取り上げたりするなど、少し長めの休憩ができます。加えて、火曜日はアイトワ塾がありました。水曜日は気軽に電話で法律相談に乗っていただく先生ご夫婦を迎え、昼食と歓談を楽しみました。と言うことは、当週は大勢の知人に立ち寄ってもらえただけでなく、医と法の両面で当てにしている2人の先生にお訪ね願えたことになります。

 畑仕事はこうした合間に挟み、個離庵前のヤーコンとコイモの始末に手を付け、さらに一段と畑を冬景色にしました。というと元気溌剌に聞えそうですが、現実は、「往年なら一気にイモの収穫」まで済ませていたはず、と過去を懐かげに振り返っています。地上部だけ刈り取り、堆肥の山に積んだだけです。とはいえナスビの跡は、エンドウ豆の苗をいつでも植え付けられるように仕立てあげ、2か所のシカクマメの跡には、レタスの苗を植え付け終えました。今年はヤーコンの葉が台風で痛めつけられ、収穫に値せず、茶葉作りはパス。この間に、私にとっては6つものトピックスがありました。

 月曜日は昼に、キジバトがつがいで飛来。火曜日は午前中に素敵なカレンダーを配布。昼に、「これぞ」と思う一書が届き、夜には「方丈」の雨だれ対策のリュウノヒゲがシカに襲われた。翌22日は、まだ薄いが初氷で明け、「方丈」での歓談中の昼間にマキの若木(庭で2本目のいわば母の忘れ形見)が目にとまりました。午後は、コンクリプールでいまだ冬眠していないトノサマガエルを見て、心配。このプールは半ば土中に埋まっているので水温が下がっておらず、油断しているのでしょう。

 週の後半は、樹木の手入れにとりかかるつもりでした。ところが快晴で明けましたから、朝食前にトンネル栽培のフレームめくりに飛び出し、その勢いで朝食後も、ヤーコンやコイモの掘りに手を付けるなど、結局3時過ぎまで畑仕事に励みました。そこに予告なくKai&Bente夫妻が再来。午後のお茶をご一緒出来たのです。その後で、やおら緑の天蓋に手を付けましたが、小鳥の大群が飛来、その察知緑に感動。日没前に妻に誘われてシブガキを採り、昨秋に懲りずに吊るし柿にしました。

 金曜日は初霜で明け、少し厚い氷が張っていました。フレームめくりは10分ほどですむ作業ですが、霜でパリパリになったフレームをめくり始め、思わず野菜に「オハヨウ」と声をかけています。午前中は、畑の除草に精を出し、2種のエンドウの苗を植え付け、スナップの方は第2次の種もまきました。午後は、仏教大生を日曜日に(初めて先月1回飛び、1カ月ぶりに)迎える下準備にかかりました。週末はそのようなわけで、1日繰り上げたルーチンの準備などでPCの前で陣取り、後藤さんを待っています。
 


大柄のご夫妻

白木の土産をもらい

「頭が剥げてしまった」とご冗談
Kai&Benteさんはとても大柄のご夫妻で、お2人を含めて6人で、「よくゾこの狭い方丈」で過ごせたものだ、と思った。でも、白木の香りを喜んでいただけ、白木の土産をもらい、楽しかった。帰途は、義妹がミニクーパ-でお送りしたが、カイさんは頭が天井につかえ、苦しそうだった。「そのせいで」と木曜日の再訪時に、「頭が剥げてしまった」とご冗談。デンマークやスエーデンに移住を考えていた頃が懐かしい。


パーキングを通り抜け通路として開放

地上部だけをやっと始末
今年からパーキングを通り抜け通路として開放しておきながら、目立つ位置にある個離庵前のコイモとヤーコンの(台風だけでなく、寒さでも傷もはじめた)地上部だけをやっと始末。観光客は過半が中国人で、にぎやか。この日、瞳さんのご主人にもらったメダカの一部(白メダカ)を屋内に移住させた

始末後

屋内に移住させた


素敵なカレンダーが手に入り

 
311で被災した子ども支援の素敵なカレンダーが手に入り、朗読劇京都公演に深く関わった人たちに配布。これをもってご褒美に選んだ。それと入れ違いに、「これぞ」と思う中村さんも関わった一書が中村さんから届いた。ありがたいご褒美、と感謝。

 

一書が中村さんから届いた


トンネル栽培のフレームめくり

陽が傾くと被せ直す
晴れた日は、トンネル栽培のフレームめくり(10分ほど)と、陽が傾くと被せ直すこと(30分近く)が新日課(デイリ-ルーチン)になった。腰痛でも播種が遅れ、しかも梅雨のような天候不良で成長が遅れ、挽回は無理と見ているが、それだけに頑張りたい。


緑の天蓋の剪定を、やっと終えた

剪定後
2つの異例がともなった緑の天蓋の剪定を、やっと終えた。異例の1つはアブラムシの「初」にして、大量発生のことだが、切り取り口の樹液を求めて移動するその姿は不気味。さらに、小鳥の大群が(おそらく、つぶしたアブラムシの臭いを嗅ぎつけたのだろう)たちどころに飛来し、アブラムシをついばむ光景に感激。2つ目は、剪定時期が遅れた(ために、残すべき肝心の下部の枝への日当りを減らし、弱らせたに違いない)こと。これまでは、木がまだ成長期にある間に済ませてきたが、オオスズメバチの飛来で中断し、朗読劇の準備で遅れた。

大量発生

樹液を求めて移動するその姿


カキ取り、皮むきと竹ヒゴ作りは分担

ヤーコンを掘り出したが、不作
昨秋は、大きなシブガキを何千円かを投じて手に入れ、たくさん準備した。だが暖冬とサルに襲われ全滅。吊るし柿つくりを止めることにした。それに懲りずに2人でカキ取り、皮むきと竹ヒゴ作りは分担。この日、ヤーコンを掘り出したが、不作、葉は台風で傷められ、茶葉にできず、残っている昨年の分(1年越しの古い葉)を来夏は試みる。


トンネル栽培のフレームは硬化してパリパリに

思わず「オハヨウ」と声をかけてしまった
初霜は23日の夜から始まり、トンネル栽培のフレームは硬化してパリパリに。種イモの植え付けも遅れたジャガイモのフレームをめくった時に、思わず「オハヨウ」と声をかけてしまった。被せていなければ、葉が萎れていたことだろう。この日、コイモとヤーコンの1畝を掘りだし、「室」に収納。枯れたアスパラガスを刈り取り、瞳さんにもらったもみ殻を敷き足した

コイモとヤーコンの1畝を掘りだし、「室」に収納

もみ殻を敷き足した