駐車場づくり 03/03/03
「このままじゃ、庭なんて出来そうにないわね」。
妻の何気ない一言に発奮した。体が本調子じゃないけど、とりあえず買ってある材料は使って、とっとと駐車場をつくってしまうこととした。土曜日の午後は雨だと天気予報が言っている。何はともあれ、作業に取り掛かる。
ここ大網のニュータウンは、とっても風の強い場所なので寒さは感じるのだが、それでも、もう3月に入ったので、日は確実に長くなっているし、日差しに春を感じることが多くなってきた。今こそ、庭造りに没頭する時期かもしれない。
駐車場づくりは簡単なものだった。道路の側溝側に水が流れるように多少の勾配を付けて、厚さ2センチ少しの枕木の擬石が納まるように、角スコップで、下地を削りながら出来るだけ平らにする。そして、5cmほど間隔を明けながら枕木を並べる。車のタイヤが置けるように、駐車スペースの両脇に2列つくる。空いたスペースには、白い化粧砂利を敷く。
3時間程で完成して、車を入れてみる。
うーん、下地が十分平らじゃないので、車が通ると、枕木がガタガタ言う。下に砂でも引いてしっかり平らにするんだったと、少し後悔するが、まあ、駐車場という機能は果たしそうだし、見てくれもそんなに悪くないので、とりあえずヨシとすることとした。家の壁の白さと砂利の白さは上手く合っているように思う。
さてさて、次は玄関アプローチをつくり、コンクリートがむき出しになっている、土留めの壁全体に杉板を貼り付けて、玄関と同じように柿渋を塗ろうと思う。
これが終わって、漸く庭にとりかかれる。
酒匂さんが作ってくれたデザインをベースにしながら、レンガ積んで畑をつくる。何とか夏野菜くらいからは植えられるようにしたいものだ。
先は、長いけど、兎に角、この1年で一番頑張る事は庭づくりとしたいと思う。
仕事でも課題は山のようにあるのだけど、長いスパンで物事を考えた時に、やっぱりそれがとっても大事な事の様な気がする。まずは、自分の一番足元を固めたい。出来るだけ身近な範囲で食べ物を作るって事が何より大事なことのように思われる。
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