エコライフガーデンのシステム
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排水は、砂利などを敷いた水路を流れ、濾過された水は沢を通り貯水槽に貯められます。沢ではワサビ・ツワブキ・オウレンなどが自生しています。

わき水は、いったん池に貯められ穴のあいた土管を流れ地中の湿気を吸収しながら通過し、排水とは別の貯水槽に貯められます。この貯水槽には底がなく水圧で庭や畑に浸透するよう工夫されています。

家族の屎尿は、居住時(1963年)から、パイプを通って屎尿タンクに集められ、発酵させ、有機農法の肥料として果樹や畑に撒いて活かして来ました。

家族の生ゴミは、森の中に設けた“堆肥の山”で生分解され、堆肥として畑にすき込まれます。
種を結んだ野草などは、囲炉裏場で燃やした灰にして、肥料にします。

エネルギーは、間伐材を主に、枯木・倒木・剪定した枝などを、マキ風呂やマキストーブに活かしています。電気はソーラー発電システムとバッテリーを導入しており、ほとんどをまかない余剰電力は電力会社に売っています。 コーヒーショップ・人形工房などは半地下にして冷暖房費の節約をしています。屋根には天窓を設置し明かりや熱を取り入れ電気の節約をしています。
ちなみに、喫茶店の生ごみや屎尿は公設下水や公的収拾に依存しています。

人形工房のテラス部分は、草屋根にして(土を敷き草花などを植えて)います。夏の日差しによる熱を遮断する為に、冬の凍て込みを緩和する上でも、驚くほど効果があります。

アイトワの建物は、屋根などにさまざまな天窓を設置して、太陽光を取り入れています。