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リョウブ(令法)の枝をもらう 06/06/18
北面の生垣に大胆な手を加えました。愛宕降ろしと呼ぶ北風を防ぐために、お隣との境界に植えた樫の木の背丈を大きく育ててきましたが、その背丈をこのたび4分の1ぐらいに切り詰めたのです。わが家から15年ほど後で隣家はできましたが、その庭木が立派に育ち、防風の役割が減ったのを幸いに、脚立なしで手入れが出来る背丈に縮めたのです。切り取った樫の木を妻が囲炉裏場に運びましたが、焚き木にすれば冬でもゆうに1ヶ月は風呂を焚けそうな量でした。
鬼針金(有刺鉄線)を張ってイノシシネットを補強する作業を続けています。公道と接している東面も樫の生垣ですが、これは背丈を130cm程度に抑えてきました。その門扉から南側30mほどの間は既に張り終えました。この作業は私1人で行いましたが、道行く人は誰一人として気付きませんでした。生垣の内側に植えたモミジが公道をトンネルのようにしていますが、道行く人はそのモミジのトンネルに気をとられ、足元に視線を落さなかったからです。観光の人力車がよく通りますが、必ず止まってイロハモミジが真っ赤に燃える秋の様子を説明していました。この道を夜になればイノシシが毎夜のように通るわけです。鬼針金は、成獣だけでなくウリボウズも入れないように3段に張りましたが、期待通りに効果があることを祈るばかりです。
この作業の最中に、妻が買物から帰ってきたのですが、メジロが「おしゃべりをしている」といって頭上を見上げ、枝に絡みついたヘビがに気付きました。いわれてみれば、おしゃべりとしかいいようがない鳴き声をあげながら、数羽のメジロがヘビの周辺を飛び回っていました。ヘビはケムシなどを求めてやってくる小鳥がうっかり枝にとまるのを狙っていたのでしょうか。
畑仕事にも追われる日が続いています。勢いよく伸びる野草を抜き、畝の肩に乗せて土の乾燥を防ぐマルチング作業、トマトの整枝、ズッキーニの媒介など、こまごまとした作業に追われる時期なのです。モロヘイヤとオクラの苗は、私が小麦の跡を畝に仕立て直しておいたところに妻が植えつけました。インゲンマメの2度目の苗は、私がエンドウマメの跡を新方式で畝に仕立て直し、植えつけました。エンドウマメに用いた支柱を取り外さず、スコップで耕し、施肥し、インゲンマメの支柱として生かすようにして苗を植えたのです。ゴーヤの蔓が伸びましたので、新式の棚を作って紐でつるし上げました。カキチシャが見事に育っています。ズッキーニは初物をカラスについばまれました。なんらかの脅しを工夫する必要があります。
2軒のご近所から、キンシバイと斑入りのシランの苗、鉢植えのビオウヤナギ、そして一枝のリョウブ(令法)をもらいました。キンシバイとシランの苗は鉢に植え、リョウブの枝は幾つかに切り分けて挿し木にしました。リョウブの古名は「はたつもり(畑つ守)」とか、意味ありげです。北海道南部から九州にいたる山野に野生する落葉樹で、6月頃に花房のような白い花を枝先につけるそうです。ウコギと同様に若葉は糅飯(かてめし)に生かせるようで、古くから令法飯と呼ばれて親しまれてきたそうです。ビオウヤナギは定植場所を思案中。
雨の木曜日は、新聞の整理やレジメつくりなどに割きました。届いたばかりの新書を読んだり、産経新聞が1面に載せた新種の鯉?に目をとめて独身寮生時代の酒の肴を思い出したりしています。金曜日は青色発光ダイオードに世界最高賞金との記事に胸がすく思いをしています。
週末は、友が朝一番に、教育熱心な小学校の先生と一緒に訪ねてくれました。歓談のあと、その友が黒豆の種を麦の家に届けに行くといいましたから、滋賀県の坂本まで着いて行きました。昼は坂本で蕎麦を賞味し、麦の家で2時過ぎまで歓談したり畑の見学をしたりして過しました。来週は関東から友を迎えます。20年前の今頃から付き合いが始まった友です。
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3段に張った鬼針金です。イノシシがネットを力任せに破ろうとしても、この3本が邪魔になって体を前進させられず、突き破れないだろうと見ています。その目的だけなら一番上の1本で間に合いそうですが、地面すれすれの1本は、ネットを捲り上げたりネットの下を掘り下げたりして入り込もうとする成獣の邪魔をするために、中ほどの1本はウリボウズと呼ぶ子どものイノシシの侵入を防ぐために張りました。
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北面の樫の生垣。剪定前(上左)と後。3m以上にも伸ばしていた樫でしたが、70cmぐらいに縮めました(上右)。いずれはこの生垣の内側に張ってあるイノシシネットにも鬼針金の補強をするつもりです。かつて裾をめくりあげて進入されたことがあります。切り取った樫の木の上部(左)ですが、さばいて焚き木にするのに1日ではすまないかもしれません。
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夏大根を収穫しました。このところ急に暖かくなったからでしょうか、まだこの程度の太さにしか育っていないのに薹が立ち始めました。大根おろしにすると辛味に飛んでおり、焼いたアジにピッタリでした。葉も煮て賞味しました。
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新書です。友は「向社会学」という視点から、これからの社会が求めるであろう、あるいは求めるべき企業のあり方を追求しています。その良い企業像は私が求めている企業と一致しているようです。その1例として、アイトワ塾で一緒に勉強した友が夫婦で経営している小さな会社を取り上げています。
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アヤメが咲き始めました。今年は母が好んだ原型のような一輪から咲きました。
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ゴーヤの棚です。支柱は竹で作り、建築材の鉄網を乗せました。錆びて1年で使えなくなるのかどうか、などを確かめたく思っています。1枚600円ほどの網ですが、棚作りに要する作業時間を大幅に節約できました。何年か使える金網であることを願っています。 |
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トマトがここまで育ちました。5本の苗から枝分かれさせて、茎を20本ほどに増やしています。それ以上に出た枝は切り取り、残した茎を一列に育てるように支柱を用意しておいたのですが、その間隔が狭すぎたようです。
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