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 楽観主義は、船頭が大事 15/02/08

 見事な雪景色で明けました。また、ルーチンワークが(後藤さんの都合で)月曜になったこともあり、しばし雪景色を眺めています。そのあとは、終日屋内で過ごしました。温室仕事にも手を付けず、ほとんどPCの前にかじりついていたわけです。もちろんその間に小用にも立っていますが、まだ雪が残っていた昼前と、午後に2度、サルに睨みを利かせるために、畑まで出ています。この1週間、サルの姿を見ていません。

 月曜日も、屋内で過ごしました。カラダを休ませたかったのです。ただし、前日とは時間配分が異なります。起床からルーチンワークをおえて後藤さんを見送るまでは、前日と同様で、ひたすらPCの前で過ごしました。「記しておきたい」と思うことがなぜかたくさんあったのです。その後は夕食まで書斎に閉じこもり、前日と違って読書に没頭。親友に頼んであった書籍だけでなく、一書と一雑誌を添えてもらえていたからです。

 ようやく庭に出たのは火曜日のことです。「その気に、やっとなれた」と言うのが実情です。でも、いわば慣らし運転。まずイノシッシ・フェンスの出入り口に取り付けるベルト式施錠を2つ作り、貼り付けに出たわけです。そして、ウォーミングアップ代わりに、先週切り落としたクボガキの枝さばきを済ませ、「さて次は」と思っています。しかし除草の真似ごとで終ったのです。なぜか中庭までもどっており、スモモの下の円形花壇に手を付けていたのです。クリスマスローズの除草です。そして、草を抜きながら「それにしても」と思案し始めました。先週土曜日に突然襲われた体調不良について、です。

 つくづく網田さんと一緒でよかったと思いました。不安を感じなかったのです。次に、クボガキの枝落としをした日の夜の様子がよみがえりました。妻が倒れた時のことです。同時に、その原因を思い付いたときの「わるいことをしたなあ」との反省の念も噛みしめ直しました。自分だけの「カラダ」ではない、とカラダで実感した思いです。

 要は、「カラダ」と「カラダの持ち主」のいずれを優先すべきか、と、その選択を改めて迫られたような心境でした。すぐに「持ち主」のありようこそが人生であって、優先しなければ意味がない、との想いに至っています。それが楽観的にしてくれます。

 水曜日はわけあって、ほぼ終日庭に出ています。朝一番に大工さんたちを迎え、懸案(庭にトイレを作る)の相談をしたおかげです。工事前の下ごしらえ(庭木の移植などを、中旬までに済ませておくこと)が必要だと分かり、それに手を付けたわけです。もちろん途中で「ほどほどに」と自重しており、アジサイの移植だけで済ませ、後は夕刻まで軽作業だけれど面倒な仕事(ニンジンボクの剪定と、アケビの剪定)に取り組んでいます。後者の剪定はとても時間がかかり、途中で日没。この日、妻は恒例の朝の散歩で「リスを見た」と言って(1週間前の「クモ」の奇行(?)と同様に)感激していました。

 木曜日から2泊3日の出張でした。これがよかった。いつものごとく「父親のように」扱ってもらい、朝夕の2度、2日にわたって温泉でゆったりできた上に、もう1つ嬉しいことがあったからです。それは、社員の皆さんに、私の提案に耳を気持ちよく傾けてもらえた(ように感じた)ことです。わが国の10年後は認知症大国にもなっているようですが、「不安にならずに済ませる秘訣」も提案し、得心してもらえたように感じたのです。答えは簡単。「カラダの持ち主(いわば船頭)」が真の自分だと自覚し、しかるべき(これが大問題だが)役目を「カラダ(船)」に与え、操り続けることではないでしょうか。
 

「ワー、雪だ」と思った。6時にカーテンを引いた時のことだ。見事な雪景色。カメラをもって玄関を出たが、それ以上に踏み出さず、しばし私好みの雪を眺めるにとどめた。妻に新雪を踏んで写真撮影に向かわせたかったのだが、遅れて起き出してきた妻は「もういいわ」と、その気にならなかった。過日の大雪時の撮影で、2度も3度も雪中を歩き回り、靴ずれをこしらえたので、懲りたようだ。

何かにつけてアメリカはスケールがでかい、との印象を改めた。リズは「こちらはまだ真冬」と知らせてきたが、その後ろに家庭用「スノーブロワーでエリック(夫)は雪かきにご満悦」とあった。そのスノーブロワーの写真を届けてもらった時の印象だ。


簡便な施錠

巻きつける方式

巻きつける方式
ベルト式施錠は、イノシッシ・フェンスを作った時以来の懸案だった。わが家では出入り口を5つ設け、3つは「引いて開ける」だが、2つは「押して開ける」になった。ケモノは「引いて開ける」は不得手のはずだから簡便な施錠にした。だが「押して開ける」方は頑丈でないといけないから、硬くて丈夫な布製のベルトに、ベルクロファスナーを縫い付け、巻きつける方式を採用した。これまでは丈夫なひもで結わえていた。

クボガキの枝さばきをしたが、切り落とした幹部を見て、改めて反省。若い頃の私は「少し太い枝」程度にしか見て折らず、そのように操れたが、今や落ちるに任せている。万一、ハシゴか体に触れたり、いわんや「妻の上に落ちていたりしたら」と想像し、非力になった身体と、ポンコツのポンプを自覚した。


クリスマスローズ

クリスマスローズ花壇
クリスマスローズの開花期を迎えた。スモモの木の下にある円形のクリスマスローズ花壇でも蕾をもたげ始めている。そこで「今のうちに」と除草に手を付けた。

庭にトイレを作る工事は、わけあって頓挫していた。この度、この工事を今月の中旬以降に再開する運びとなった。そのデザインは、29年前に手造りしたソフトクリーム小屋(今はユーティリティとして活かしている)に似せることになった。

昨年のアケビの剪定方式は失敗であった(ようだ)。まず、幹をもっと太く育てる必要があると思う。そこで、面倒な作業に取り掛かった。何本ものツルが、なわのようにからんでいるのを(昨年までは切り取っていたが)いちいち解いて、棚に沿わせて編み直すことにした。