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アイトワ循環図

 夏野菜の準備と日替わり作業 15/05/17

 日差しはいよいよ強くなり、畑は夏の様相となりました。週初めの午後、これまでに立てた5つのエンドウの支柱に加え、トマト、第2次のインゲンマメとキュウリ、そしてトウガラシの畝に竹の支柱を立て、畑は支柱だらけになったからです。

 月曜日に、翌「火曜日は久しぶりの雨」と知り、夕刻までに夏野菜の世話や準備に随分精を出しています。まずシカクマメの畝の用意と、直まき。その後、ポットで育てた第2次キュウリの苗の植え付け。シュンギク(第3次と4次のエンドウマメの畝の肩で育てていた)と自然生えのケシの整理。成長が遅れているタマネギとジャガイモなどに液肥まき。さらに、苗床で育てた混合レタスとイタリアンパセリをポット仕立てにしました。

 また、カフェテラスでもひと働き。薪置き場の屋根に、鉢植えのレモングラスをデヴューさせ、人形工房の窓にアサガオを垂らす3つの鉢を用意しました。この日から「長勝鋸」を下ろしており、果樹園ではタラの木の切り戻し。イノシシスロープではカエデとツバキの背丈詰め。そして、シダレウメの枝がイノシッシの電柵に触れかねなくなったので枝さばき、など。夜は、半断食で留守にした間の不義理の埋め合わせです。長津勝一さんがご夫妻で訪ねてくださったので、お礼の電話。手紙や宅急便をもらっていた人たちへの礼状など。長勝ノコギリは、気持ちがよくなるほどの切れ味です。

 こうして火曜日を迎えました。ところが雨が降っておらず、これ幸いと11時前まで除草に専念。11時から2件の外出予定を組んでいたのです。水島さんの病気見舞いと、冨美男さんを誘ってHCでの買い物です。久しぶりの雨は、HCで買い物中に強くなり、畑の野菜や庭木を大喜びさせましたが、冨美男さんは肥料を(売り場が屋外なので)買えなかった。そこで、出直す心づもりをしながら帰宅。かくして週の前半を終えています。

 この間に、最寄りのHCで2日に分けて、20枚もの敷石(個離庵への道づくり用いる)を買い求めたり、歯医者を訪れ、奥歯を1本(右下第5を)抜いてもらったりしています。

 週の後半は快晴で始まり、日替わり作業を計画。懸案を1つずつ片づけることにしたのです。まず水曜日は、冨美男さんを誘ってHCを再訪(2人は有機肥料を、妻は花の苗を購入)です。木曜日は、コンクリプールに余分の井戸水(これまでは自動排水していた)を注ぎ込む配管。金曜日は、風除室の日よけ作りの後、コンクリプールの小屋根かけの下ごしらえ、でした。もちろん、そのあい間に多様な庭仕事で、動き回りました。

 とり分け、水曜から木曜にかけての温室仕事と、金曜のサンショの実摘みが印象的でした。テイカカズラ、ジャスミン、そしてギョクシンボクが満開で、庭中に芳香が漂っています。その香りを愛でながら、オクラとモロヘイヤは苗床に、ハナオクラは直まきしました。ハーブの種をこれほど多種類まいたのは初めてです。金曜日の夕刻、サンショの実を妻と摘みましたが、途中で宙八さんを迎え、かえって恐縮です。かつてブロアーをお貸ししたのですが、「つぶしてしまった」といって代わりの機械を持参してくださった。

 この日の夜半からまた雨が降り出し、土曜日の朝まで残っていました。傘をかざして野菜の収穫に出た妻に、コンクリプールは「満水」と教えられ、点検。小屋根かけは延期です。良きタイミングに雨を得たと喜び、午後から庭には出て(除草をしながら)配水の機会を待ち、満水時の水位を確認しました。この日、夕刻から祐斎亭に出かけ、感激

 今週は3つの大事な案件で来客が続き、秋田から春の知らせが届いています。
 


アイトワ菜にカバー

シュンギクとケシが背丈を伸ばし花盛り

種を採る分は目星を付けて残し
支柱だらけの畑になり、種を結んだアイトワ菜にカバー(小鳥に種をついばませないために)もかかった。また、シュンギクとケシが背丈を伸ばし、花盛りになりになった●。ケシは、種を採る分は目星を付けて残し、他は順次抜き去って夏野菜の畝のマルチングに生かす。シュンギクは、順次刈り取って生け花に、その後は堆肥の山へ。

種を採る分は目星を付けて残し

種を採る分は目星を付けて残し

種を採る分は目星を付けて残し

種を採る分は目星を付けて残し

畝のマルチング

刈り取って生け花に


常設した平鉄柵のところ

畝として耕し、直播きした
シカクマメは、畑と囲炉裏場の仕切りとして常設した平鉄柵のところ(シュクコンソバ、ケシ、そして野草などが茂っていた)を畝として耕し、直播きした。シュクコンソバは夕餉の一品に、他は抜き去って果樹のマルチングになった。苗床で育てた混合レタス、イタリアンパセリ、そしてチマサンチェは、ポット仕立てにした。後日、多種のハーブの種を苗床(平植木鉢)にまいています

チマサンチェは、ポット仕立てに

ハーブの種を苗床にまいています


シダレウメ

囲炉裏場をまた散らかせ

果樹のマルチング
枝さばきと除草に励んだ。まずシダレウメの枝さばき、次いで舞鶴さんにもらったムクゲを日陰にしかけていたツバキの枝をはじめ、枝さばきに励み、囲炉裏場をまた散らかせた。アイトワ流の除草は、家族の手で3000平方mを世話しており、1つのノウハウだと思う。もちろん、「手が回りかねい」と読めば、果樹のマルチングに活かせる時点で刈り取る。これも1つのノウハウだと思う。


コンクリプールに注ぎこむ

コンクリプールに注ぎこむ

排水時の確認ができた
半地下構造の建物をつくるときに、井戸枠を4本も外しており、満水期には余分の井戸水を強制排水しなければならなくなった。この水をこのたび、コンクリプールに注ぎこむことにした。コンクリプールの小屋根かけとは、コンクリプールに渡している(大雨時の雨水を捨てる)塩ビパイプを日焼けから守るためだが、良きタイミングに雨を得て、排水時の確認ができた上に、満水時の水位も確認できた。

夏日の金曜日は、汗をかきながら風除室の日よけ作りをした。この最中に、ドロ縄式の動きをしたわが身を振り返り、思わず噴き出している。それは、毎年夏を迎えると多忙になるスダレ屋の網田さんに、暑くなってからではなく「冬の間に手当しておけばよいのに」と消費者を見通しの悪さを笑ってきたからだ。

充電式小型のブロアーを見つけ、届けてもらえ橋本宙八さんに、かえって恐縮した。私は、庭用には、つぶれたのを幸いと考え(残っている1台の電動の他は)コードのいらないエンジン式に切り替えることにしていたからだ。妻は、この小型ブロアーを早速試し使いし、充電式ゆえに「カフェテラス(毎朝落ち葉掃除をする)で重宝しそう」と大喜びした。


秋田から届いた春の知らせ

サンショ(900gr)の実も摘み取った
週末の夕餉は、秋田から届いた春の知らせに加え、わが家のフキと手前味噌、そして過日のいただき物「氷魚」の佃煮で一汁四菜が用意され、心も満腹。今週は、1年分(に余りある、と妻がいう)サンショ(900gr)の実も摘み取った。頂き物の淡竹の走りも味わえた。