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文化の破壊と「想定外」 15/08/09
1日繰り上げたルーチンワークの後、4時まで書斎で過ごし、庭に出ました。先週末のことです。コイモの畝と、その側のハヤトウリのアーチの手入れをすると、「見違えるほど」とオヤツを運んで来た妻にほめられました。そして、「カシの生け垣に手を付けませんか」と誘われました。この時期、恒例の公道に面した生け垣の剪定です。
この作業は翌日曜日の朝飯前にも2人で取り組み、仕上げました。いつも、妻は北の端から、私は南端から手を付けますが、久しぶりに朝夕の2度、計数時間にわたって公道にたたずんでいたことになります。そして「なるほど」と得心です。実は、昨年の秋からこの公道で、大問題が生じており、その程度のほどを知り得た感じです。聞いていた以上に散歩をする人たちの様子が変っていました。要は、文化の破壊が生じていたのです。
この日から、1日の過ごし方を変えました。異常な暑さ対策で、2時間早く起きるだけでなく、昼寝の時間を「朝食後すぐ」に切り替えたのです。朝飯前の庭仕事を充実させ、クタクタになった体をまだ涼しい朝食後に休ませるわけです。それは、想定外の暑さのせいです。つまり、これまでは真夏でも木陰の涼しさを楽しんできた広縁なのに、午後の昼寝では、新聞を読みながらいつの間にかウトウト、とはゆかなくなったのです。
その後の時間の過ごし方も大きく変えました。妻に急かされ、10時過ぎから午後のオヤツの時間まで、冷房のある書斎で調べ事に没頭です。新しく知り得た知識とこれまでに知っていた知識をクロスさせ、「知恵になりそう」と思うまで掘り下げる楽しさを覚えたのです。要は、冷房の世話になり始めたと言うことで、まことに残念なことです。
火曜日も4時起きし、PCに取り組みながら早朝の合奏を楽しみました。セミは朝寝坊になったのでしょうか、4時半過ぎからヒグラシが高い声で鳴き始め、10分ほど遅れて小鳥が鳴き、これにアブラゼミが続きます。「今朝は、裏庭の草刈りを」と目論みながら夜明けを待ち、庭に飛び出しました。この日、ヒグラシが朝食時に初鳴きです。
昼寝の後、妻に急かされながら早昼を済ませ、白内障の検査に出掛けました。もちろん、コンクリプールの「水位が下がった今ダ」とばかりに、100ショップなどに立ち寄ってくれるように頼みました。遅れに遅れていた懸案作業の部材の仕入れです。
かくして、庭仕事は金曜日の夕刻までに随分はかどりました。裏庭の草刈りの他に、オクラの畝の除草とマルチング、チュウゴクホウセンカの移植、第3次キュウリの支柱たて、第2次のキュウリとトマトの整枝、これに加えて遮光布の初使用と、懸案の3件を片づけたのです。懸案の3件とは、コンクリプーの屋根かけの他に、斑入りのセリ畑造りと、安倍寿也さん(一家がわが家で集った元日)に造ってもらった(野小屋の側の室の入り口の)屋根の仕上げです。それは大風対策と樋に支柱を立てることでした。
この間のトピックスは、水曜日の朝一番に、亮子さんが友人を案内して訪れ、友人に庭掃除の体験をさせたことです。昼食後、亮子さんは居残り、妻と一緒にヒノキ林の落ち葉掃除などに当たり、泊まってくれました。とても根気よく、丁寧な草抜きが出来ます。
かくして週末を迎えました。私が喜寿を迎える日でしたし、20年ぶりの再会を、素敵な女性の案内で楽しむ日でもありました。その応対中に久しぶりに雨が降り、連日の液肥やりはスキップでした。この他にも嬉しいことが多々生じた一週間になりましたが、もちろん多くの自民党議員に許せない、見過ごせない気分にもされています。
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見違えるほど |
見違えるほど |
肝心のコイモの姿が見えないほど草ボウボウだった。その手入れを思い立ち、挑戦。側にあるハヤトウリのアーチの手入れもすると、野菜の収穫に出て来た妻は「見違えるほど」と大喜び。ここには、自然生えのゴボウやチョウセンアサガオの他に、一重のチュウゴクホウセンカも茂っていた。後日、第2次キュウリの畝の肩で育てていた八重のチュウゴクホウセンカを4株、コイモの邪魔にならないところに移植した。 |
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広縁は「冬は(晴天なら)温室、夏は(真昼も)木陰の下のようダ」を求め、設計し、昼寝の場として活かしてきた。やっと連日昼寝が出来るクセがついたのに、このたびの想定外の暑さで、真昼は活かしがたくなったわけだ。この度、猛暑日が8日連続という新記録が生じた。月曜日は39.1℃であった。 |
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「また(冷房機を使わないと)勿体ないことになりますヨ」と妻に急かせれ、避暑を兼ねて書斎で調べ事を始めた。昼食やオヤツは出前をしてくれた。おかげで、「想定外の暑さではなかったわけダ」と気付いた。書斎は1986年春に出来たが、その時から冷房機を据えていた。だから、「ちゃんと酷暑対策の準備をしていた」ことに気付いた。ただし、これまでは活かさずじまいで、一昨年(27年ぶりに)節電型に取り替えている。 |
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草刈り前 |
草刈り後 |
裏庭の草刈りを2時間半で仕上げた。その途中で、冷やしたヤーコン茶(この日から始めた夏場の常備茶)を運んだ妻は、「荒っぽいことをするのネ」と評した。背丈を超える茂みに、半ズボンとTシャツ姿で踏み込み、躍起になっていたからだ。案の定、朝食時に気付いたことだが、足は尻のあたりまで蚊に刺され、ボコボコになっていた。 |
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活かせそうな部材を100円ショップなどで探し |
斑入りのセリ畑造り |
背丈を高くする部品に取り替え |
活かせそうな部材を100円ショップなどで探し周り、4つも買い求めた。必要なのは1つだが、1度の買い物で済ませたかった。帰宅後、斑入りのセリ畑造りから手を付けた。次いで、コンクリプーの(中ほどを走るパイプの日焼け止めの)屋根かけに手を付け、水位調整の部品をパイプから、背丈を高くする部品に取り替え、屋根をかけた。妻は、残った3つの品の流用を期待通りに始めた。 |
屋根をかけた |
3つの品の流用 |
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遮光布の初使用 |
今もこの状態 |
今もこの状態 |
種は義妹が買い、私が発芽させ、苗を分けあい、第4時キュウリの苗を植え付け、遮光布の初使用をした。この好調を知り、1年前のアイトワ菜の種もまいた。このところ義妹より私の発芽率の方が圧倒的に高い。遮光布はこれまで、ムベ棚の下のシイタケのホタキ伏せ場で害獣除けとして活かしていた。今年は、アイトワ菜の種採りの機会を(私はスペイン旅行で、妻は人形展の準備が3つも重なり)逸し、今もこの状態。 |
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素敵な女性とは、今や私の友人でもある。とても忙しい人だが、この日は早朝に立派な切り花の届けてもらえた。その上に後刻、懐かしい思い出を振り返らせてもらったわけだ。パタゴニアの事務所にスピーカーとして招かれたことがあったが、そのときに茶菓の世話などを焼いてもらった人だった。 |
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