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 庭を愛でた人たちとテンテコマイ 15/11/08

 今週のメインイベントは、2組の家族と日本に帰化した米国人陶芸家を迎えたこと。そして町内の合同委員会に参加。さらに、それぞれ別件で3度も市街地に出かけたことです。

 日曜日は、2つのルーチンワークの後で、後藤さんに佛教大学の学園祭と「京を彩る琳派」展に連れて行ってもらいました。学園祭では、アイトワを訪ねる学生の活動が際立っていました。琳派展は1時間待ちの行列が出来ており、あきらめて、京の街角を眺めながら引き返しました。

 このところ、デイリーのルーチンワーク(キンギョの餌やりと植木鉢の水やり)は、共に控えめになっています。夜は、薪風呂にゆったり浸かったあとで、妻に「明日は雨」と聞かされ、妻が施した雨対策の点検で庭に出ています。この他に特記すべきは、随分TV観賞に(ラグビーのWカップ優勝戦、花燃ゆ、そしてアガサクリスティーの推理番組に)時間を割いたことです。

 夜半から降り出した雨は翌朝まで続き、結局月曜日は終日屋内で過ごしました。雨は午後には上がりましたし、昼食後書斎に戻る前にナツメの木を蹴っておきながら、久方ぶりの机上整理に没頭し、時の流れを夕食時まで忘れていたのです。寝る前に向こう10日間の予定を妻と相談しました。10日の火曜日に、囲炉裏場でちょっとしたパーティを計画しているのです。

 火曜日は、待望の家族4人を迎え、レンガ釜の釜下ろし。翌4日は防犯カメラの初の点検日で、後藤さんをまた煩わせる。5日は、昼間は2組の来訪(アメリカで教鞭をとる一家3人と、岐阜の友人が同伴する陶芸家)に割き、夜は町内の合同委員会。そして週末はミツバチの師匠・志賀夫妻を迎え、一緒にある勉強会に出掛ける予定でした。その合間に、ちょっとしたパーティのために、私は担当の庭周りの整備に、妻は義妹と夕餉の手配に当たることにしていました。

 待望の家族4人は、小学生の姉妹は初対面、ですから姉妹を主客とする迎え方を立案。4時過ぎに再来を約して見送りながら、妻と「楽しかった」とうなずき合いました。その後、剪定作業に取り組みましたが、早く日が落ちる季節でヨカッタ。屋内で着替えを始めた時にフト、家族4人の応対中に1本の電話を受けていたことを思い出したのです。慌てましたが、かろうじてセーフ。無事、ドイツ通の知人と久しぶりのビアガーデン(河原町通り)で3時間余も歓談。ご機嫌で帰宅。あわてて飛び出したこともあって、妻に灸をすえられる一件がありました。

 木曜日は、3件の予定に加え、私の機械音痴が招いた小事件と、私が勝手に組み込んだ2件の作業のせいでテンテコマイです。小事件は早朝に生じました。PCの不調を発見。日が登るのを待って後藤さんに救援を要請し、また後藤さんを煩わせました。3件の予定は、まず家族3人の来訪。奥さんとお嬢ちゃんとは初対面でしたが、すぐに仲良くなれ、楽しかった。次に、岐阜の友人が案内の陶芸家ピーター・ハーモンさんで、すぐに打ち解け「春風窯」に誘われました。最後は夜の常寂光寺での合同委員会。テーマは例の執拗な「客引き行為」などの対策で、とても有意義でした。これらの間に、朝食時に見た秋の深まりが、懸案のヨシズ対策に取り組ませ、その後「早晩、霜が」との思いが、ヤーコン葉の収穫を促し、テンテコマイになりました。

 でも金曜日に「翌日から月曜にかけて雨」との予報に接した時は、「テンテコマイしておいてヨカッタ」と思っています。庭周りの準備作業を、志賀夫妻を迎えるまでに片づけ終えていたからです。もちろん金曜日は終日大奮闘しており、週末も午前中はオレンジプール一帯の草刈りなど、ちょっとしたパーティの参集者が足場が悪くて困らないようにしています。

 志賀夫妻と出掛けた勉強会では「狩猟」と「防除」の違いを学び、これも有意義でした。これを機に獣害対策を根本から改めたく思いましたが、問題は妻とどこで折り合いをつけるか、だ。

 


佛教大学ではリーダーの澤田さんが出迎えてくれた。食べ物屋の模擬店がやたら多く、昼食を済ませて出たことを反省。アイトワを訪ねる学生たちは、食器をリユースする活動に(受取り場と洗浄場の2か所で)当たっており、その存在は際立っていた。


膨大な量の巨石

「耳塚」

任天堂発祥の建物

行列をしてまで観たいものは、後藤さんにもない様子。そこで帰路、秀吉が豊国神社と京大佛を収める建物のために強要して運ばせ膨大な量の巨石を始め、秀吉の朝鮮侵略時の「耳塚」、あるいは任天堂発祥の建物など、道すがらを楽しんだ。

この日、予告もなく「陳さんがお見えです」とのナイセン。テラスに出向くと、今や母の身となった陳さんの妹に、仲間連れの海外旅行で立ち寄ってもらえていた。これを機に、陳さんとも電話で交信した。


ナツメの剪定

剪定後
雨が上がった午後、書斎に移る前に「今週の庭仕事はこのナツメの剪定から」と考え、木を蹴ってしずくを落としておきながら、この日は手を付けずじまい。翌日、念願の4人家族を見送ったあとで、日没までに小1時間あった。そこで、衣服も着替えずに剪定に取り組んだ。日没とともに切り上げて、部屋着に着替えようとしていてフト思い出したことがある。アワテタ。


「稲荷ずし」も追加

レンガ釜の試し使い
「お魚で、大丈夫かな」と妻は心配しながら、「稲荷ずし」も追加。なんと魚も大好物。初対面の小学生姉妹は庭もお気に入り。この一家来訪のおかげで、レンガ釜の試し使いや無煙炭化器の始末に、とても楽しい気分で取り組めた。無煙炭化器は、灰取りを済ませ、新果樹園に移動させ、佛教大生の焼き芋用剪定クズと一緒に雨除けカバーを被せておくことだった

小学生姉妹は庭もお気に入り

雨除けカバーを被せておくことだった

この家族にも庭を気に入ってもらえた
記念写真
野菜をアーミシュから買うと「こんなの」と奥さん。「わが家も、ゴミがあまり出ません」「ブロッコリーも、ジクを捨てませんから」との工夫も聞け、すぐに仲良くなれた。この家族にも庭を気に入ってもらえた。この日、妻は人形教室があったが、次回は妻も一緒に会話を、と願いながら記念写真

 
朝一番のウォーミングアップ作業

ヨシズの廃物利用
 
こう活かした
ヨシズ対策とは、先ず夏場活躍したヨシズの冬場の収納だ。加齢に配慮し、朝一番のウォーミングアップ作業と位置づけ、取り組んだ結果、こうなった。次に、1枚遊んでいたヨシズの廃物利用。寸法を変えて、こう活かした。ヤーコンのイモの掘り出しは後日のことだが、茶葉として活かす葉は、霜が降りる前に、軟らかい部分を収穫。干し始めた。