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 1つの地球で済ませたい 2 15/11/22
                                                  Vol.331「1つの地球で済ませたい 」 07/11/11

 恒例の賀郷の集い(ミツバチの師匠宅で開催)から1週間は始まりました。この度は、どうしても新しいメンバーになってほしい門先生を夫妻で誘い、案内したのです。

 天候には恵まれず、幾度もしぐれ、幾度も軒先に避難する1日でしたが、多々良いことがありました。師匠の人となりにより深く触れ得ることがあったし、大勢の仲間との旧交も温めました。クルミの木の手入れの仕方も学べたし、実のなるイチョウの苗木をもらいました。何よりも帰途、門夫妻の初めて知りえたエピソードに触れ、それはソレハ嬉しかった。

 わが家の一帯はしぐれることもなく秋の深まりを楽しむ人たちで賑わったとか。そのさなかに妻は時間を割き、頼んだ通りに、植え付けが雨で延びた追加のタマネギ苗50本を植えていました。また、ご近所で顔なじみになった女性を誘い、野菜を一緒に間引き、半分こしていました。

 月曜日は2件のアポイントがありましたが、ポット育てのスナップエンドウの苗に急かされ、畑仕事に精を出しました。まず、竹の支柱で育てたシカクマメの畝を仕立て直し、次いで2畝あるコイモの畝の長い方の一畝に手を付けました。コイモの畝にはゴボウが幾本か自然生えしましたが、その1本を苦労して掘り出しました。その甲斐あって、妻はお節料理に活かしてくれます。

 最初のアポイントは、身体を傷めていた水島さんでした。リハビリも兼ねて軽い仕事から手を付けてもらいたくて、私が手がけかけていた水屋の補修を頼みました。もちろん建具を付けるなどバージョンアップをしてもらいます。この依頼を妻は何故かとても喜びました。もう1つのアポイントは、出版社の人でした。エコライフガーデンが誕生した経緯やその成果を、和英文対訳の小冊子にする話が始まりました。しばらくは楽しい忙しさに追われそうです。

 火曜日の午前中は定期通院でした。このところ、心臓も年相応にくたびれつつある、と実感しています。年相応と言えば、門歯の一部がポロッと欠けました。それだけに、第2の心臓といわれる筋肉を鍛え、心臓を助けたく思ったのですが、午後は雨。やむなく書斎にこもりました。夜、「さて寝るか」と思った矢先に、けたたましく井戸の警報サイレンが鳴ったのです。実は現在、排水ポンプが故障しており、交換する手はずの途中であっただけにあわてました。でも、夜半には小降りとなり、事なきを得たのです。とはいえオチオチしておれません。50年に1度とかの大雨をいつどこで降るか知れたものでない近年ですが、これはこうなると分かっていながら手を打ってこなかった工業国に住まう私たちのせいだからです。問題は、自然の摂理にのっとった生き方をしている国や地域の人たちが、そのトバッチリを受けている実情ではないでしょうか。

 水曜日から出張でした。過日のパリで生じたテロに思いを馳せながら出掛けましたが、出先でスピーチの機会がありました。そこで、テロから免れる身の処し方に少し触れたのです。それは「1つの地球で済ませる心がけ」の提唱です。テロや人口爆発は地球のガン病巣を失くさない限りなくならないと見ている私は、まずはガン病巣から逃れることが肝要、と提案しました。

 出先のホテルではいつものごとく5大紙に目を通し、毎日新聞の「余禄」にしばし目をとめた。安倍首相の沖縄に対する理不尽な仕打ちになぜか憤りを覚え、その糸を手繰り始めた

 週末は、相談ごとで迎えた1件の来客を除き、終日庭仕事に励みました。まず3種(ツタンカーメンのエンドウ、第2次のスナップエンドウ、そしてゴボウ)の種まき。ギョクシンボクと3本のウコギの剪定。ランタナの3つの長鉢の越冬対策。次いで、翌日の佛教大生来訪に備え、無煙炭化器を囲炉裏場に出したり幾つかの鉢植えを地に下ろす候補地に配置したりしました。そのうえで、剪定途中のスモモに取り組みましたが、7掛けあたりまで済ませたところで日没でした。
 


門先生(医師)は事情がチョット違った

非日常を楽しんでもらいたかった
かつて誘ったトッテンさんとは事情が少し異なっていた。トッテンさんは養蜂の兄弟弟子になりたくて誘ったが、門先生(医師)は事情がチョット違った。かつて私は通院先を変えたが、それはこの医師を慕ってのことだった。だが、門先生は勤務地が変わり、志賀郷もテリトリーになったのでどうしても仲間になってほしいと願ったわけだ。そこで、薬剤師の夫人にも非日常を楽しんでもらいたかった


ピザ釜造り

ユズ採りをさせてもらった

精密なミニアチュア
志賀さんはこの日、ピザ釜造りに取り組んでいた。私たちは到着が早過ぎたので、ユズ採りをさせてもらった。その間にピザ釜は完成。その出来栄えに脱帽だったが、それは志賀さんの人となり(精密なミニアチュアを作った上での取り組み)の成果だった。さすがは師匠と、2度目の脱帽。


晩秋らしい朝焼け

昼前にツチビルを見つけた
月曜日は晩秋らしい朝焼けだった。かつて飼っていた「秋水」という錦鯉を思い出した。濃い水色と少しオレンジがかった赤色の帯が特徴の鯉だった。この日、昼前にツチビルを見つけた。バケツを裏返すとその底にくっついていたが、寒くなるとよく観る現象だ。


一畝を月曜日に掘り出した

大きなカブトムシの幼虫
今年はコイモに短い2畝を割いたが、その1畝を月曜日に掘り出した。それはスナップエンドウの畝に仕立て直すためだが、鋤き込んだ腐葉土から大きなカブトムシの幼虫が出て来た。幼虫は腐葉土小屋に帰し、畝にはタップリ水をまいた。通院から帰った翌火曜日、ポットで適度に育っていた苗を、畝の半分を使って植え付けた。週末、その残りにスナップエンドウの種を直播きし、トンネル栽培にしてハトに種をついばまれないようにした。


ゴボウは直径7cm以上もあった

仮植えし、5週間ほど寝かせることにした

腐った部分をタワシでこそぎ取り
今年はコイモの畝に、数本のゴボウと幾本かのホースラディッシュが自然生えした。その1本ずつを掘りだした。ゴボウは直径7cm以上もあった。普通のゴボウ(太さ3cm程度)の断面積と比べると5倍以上の計算だ。妻に見せると「堀川ゴボウより太そう」「お節料理に活かしたい」とのこと。そこで、堀川ゴボウのように横にして仮植えし、5週間ほど寝かせることにした。ホースラディッシュはなぜか、半ば腐っていた。そこで、治療法の研究のために、と腐った部分をタワシでこそぎ取り、干して、植え直してみた。

 
コンクリートブロックと屋根材をHCで買い求めた。
水屋は背丈の割に庇が短く、下部が雨に打たれて腐食しかねなくなった。そこで、濃緑色の塗料で塗り直したが、背面は庇を延ばす補修を計画。その基礎に使うコンクリートブロックと屋根材をHCで買い求めた。この時点で水島さんにバトンタッチ。建具も付けてもらいBBQ用の焼き網だけでなく、さまざまな収納に活かすことにした。

 
パーキング場から菜園を見下ろし

逆の角度から眺める
今年はコイモに短い2畝を割いたが、その1畝を月曜日に掘り出した。それはスナップエンドウの畝に仕立て直すためだが、鋤き込んだ腐葉土から大きなカブトムシの幼虫が出て来た。幼虫は腐葉土小屋に帰し、畝にはタップリ水をまいた。通院から帰った翌火曜日、ポットで適度に育っていた苗を、畝の半分を使って植え付けた。週末、その残りにスナップエンドウの種を直播きし、トンネル栽培にしてハトに種をついばまれないようにした。