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アリエさん、バクタモン、そして乙佳さん 16/09/04
当週はトピックスが4つもありました。まず、ウコンの花園で「アリエさんがピンピンコロリ」の報せでした。徳島から戻ったあと、2つの予定を楽しく過ごした後のことです。人形工房から居間に戻った妻に、この報せを伝えますと、妻は一息入れた後、「ヨカッタ」と感極まったような声を上げました。私は、牛深が急に遠くなり、寂しくなっていたのですが、ウコンの花畑で逝ったアリエさんの姿が私の瞼にも浮かび、ホッとしました。
楽しく過ごせた2つの予定とは、まず網田さんに泊まってもらい、翌朝見送れたこと。次は、火曜日に後藤さんを迎え、2日日延したウイークリールーチンをこなしたことです。そして、この夜はアイトワ塾。テーマはある大学での私の講演録でした。工業文明を総括し、次代を展望しています。もちろんコーヒータイムに徳島出張の報告もしました。
庭仕事は、水曜日の「朝飯前」(5日ぶり)でしたが、この日は夕刻にも畑に出ました。5日の間に良き雨があり、多くの種が順調に発芽していました。辛い事もありました。妻が夕刻の庭仕事に参戦し、気付いたのです。希望の星であったカボチャの苗がすっかりシカに食べられていたのです。これで、カボチャの2期作は憶測するしかありません。
この日は5種の種を3か所にまき、一畝耕して嬉しいことを見つけました。5種とは、まず筒育てのゴボウに4度目の挑戦。次いで、2本の畝に2条の溝を切り、それぞれにコマツナ、ビタミンナ、シュンギク、そしてダイコンの播種。そして、第2次キュウリの跡を仕立て直し、その後で嬉しい発見(?)です。シカに襲われたシカクマメが、種ぐらいは採れそうに育っていたことです。第2次も順調に育っています。この日の来客は財木さんで、塾の時に聞いていたある寄り合いへの招待状を持参してもらいました。
木曜日も、朝夕の2度、畑に出て、まず朝に、夏バージョンを終える時期、と気付かされ、夕に畑の通路部分を一変させました。朝露が衣服を濡らし、妻の朝の収穫は「大変!と思ったのです。今ならまだ、刈ったり抜いたりした野草もマルチングに使えます。余分なオオバ、ハナオクラ、あるいはホウセンカは抜き、ジンジャーは切り取り、堆肥の山に積みました。そのついでに、小さな畝をこしらえ、ラッキョウの球根を植え付けました。
この間に、2つ目のトピックスがありました。過日迎えた来客の再訪問で、生物学的な土壌改良材バクタモンについて長時間歓談。この庭と金太で試し使いさせてもらいます。
金曜日は朝飯前の、畝間の整理で終わりました。このところ妻は、朝飯前に連日つき合い除草に専念。私より20分ほど早く野菜を収穫して引き揚げ、朝食の準備。2度の柏手は7時20分の合図。行水が不要になったのでそのまま「とと姉ちゃん」を見ながら朝食です。この日も夕刻まで、いつものように書斎で過ごし、その後は整体医へ。夜は、喫茶店のちょっとした工事のデザインを決め、農業資材の発注書を作り、録画で「寅さん」(高名な画家と明るい芸者が登場する巻き)を観たものですから夜更かしをしました。おかげで前日ま原発問題でむしゃくしゃしていたのですが、少し気分が晴れました。
かくして週末、妻と一緒に朝飯前の庭に出るとスイフヨウが咲き始めていました。妻は除草に、私は水まきから取り組みました。台風の影響で「あすは雨」と知り、夕刻に種まきをすることにしたのです。当週は、飛び切りのトピックスが週末に待っていました。乙佳さんに夕餉に招かれたのです。もちろん、出掛ける前に種まきも済ませています。その折に、庭にエンマコオロギが返ってきたことを確認、これもトピックスだと思います。
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鉢植えのスミレまで平らげ |
金網に口先を突っ込んで
カボチャの苗を食べた |
畑に自然生えした実 |
馴れ、とは怖いものだ。シカは、門扉脇にある鉢植えのスミレまで平らげ、これを妻は嬉しそうに吹聴する。この金網もシカは恐れず、金網に口先を突っ込んでカボチャの苗をたべた。カボチャの2期作の是非は、畑に自然生えした実(最近結実した分の成長観察)で憶測するしかない。キウイフルーツ棚をせっかくカボチャの育成に活かそうとしたのに、このままでは活かしきれない。 |
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シカに襲われたシカクマメ(ツルは残っていた)が4つの実を結んでおり、種の確保は出来そうだ。第2次のシカクマメがここまで育っており、シカのおかげで、シカクマメも第2次の育成も可、と分かりそうだ。 |
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畑の中央にT字の通路部分 |
畝間の整理 |
整理後 |
畑の中央にT字の通路部分があり、まずその通路を歩きやすくした。次いで畝間の整理をし、さらに畝の端々を整備。そこにラッキョウの球根を植え付けた。もちろん、畑は花園のごとし、を旨としている。 |
ラッキョウの球根を植え付けた |
畑は花園のごとし、を旨としている |
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ツタの徒長抑制にも追われた |
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5日も庭仕事を留守にしたせいで、壁面緑化のツタの徒長抑制にも追われた。この問題は、加齢対策として、何らかの手を打つ必要がある。 |
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妻は庭の除草に専念し、
私は畑の手入れ精を出し |
秋を迎える庭の姿に近づけている |
妻は庭の除草に専念し、私は畑の手入れ精を出し、この通り、秋を迎える庭の姿に近づけている。冬は庭木の手入れが待っている。それまでに肩を直し、その手始めに書庫裏のブロック積みを仕上げたい。 |
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スイフヨウが咲き始めた |
エンマコオロギ |
スイフヨウは数時間で酔い始める
(ピンクに) |
庭に出て、まずスイフヨウが咲き始めた、と喜んだ。次いで、昨年からエンマコオロギの姿を目にしていたが、今年はエンマコオロギが返ってきた、と宣言できることを確信した。スイフヨウは数時間で酔い始める。 |
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こんなにマツタケをもらったので |
ハモシャブも美味 |
記念撮影もできた |
「こんなにマツタケをもらったので」、と誘われ、息子を連れて迎えに来てもらえた。裏道を通ると「なんと20分」。マツタケのフルコースを堪能。妻が台所に手伝いに立たず、(?!?)と思たが、「そうだった」とすぐに気付いた。大工になる前の乙佳さんは、板前だった。初賞味のハモシャブも美味。記念撮影もできた。すっかり酩酊し、送り届けてもらった。 |
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