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 生涯仕事と心配なEXPO25 16/10/23

 「モミジは、この朝焼けに染められるのだ」と思いたくなる朝に、今年も恵まれました。日照不足で成長が遅れていた冬野菜は、「なんとかなるかも」と思い始めました。週末、のことです。今週は、「生涯仕事」も1つ、できました。「旅はこうありたい」と願う理想の旅の姿が私にもありますが、そのような1日にするお手伝いもできたようです。

 でも、スタートは違いました。「好天が続いて欲しかったのに」と嘆きながら雨対策から始まっています。ルーチンの後で、橋本宙八夫妻を迎え、2つの楽しい約束をしました。ところが、その途中から急に雲行きが怪しくなり、「また日照不足の日々がやってきそうだ」と、冬野菜のことを心配しながらお2人を見送り、庭をかけ巡ったのです。

 案の定、夜半から強い雨。朝はまるで梅雨。でも「まッ、エエか」と、屋内で過ごす覚悟をしました。水位が下がったコンクリプールに一匹のカエルが取り残されていたからです。ところが、書斎で気分よく過ごし始めると急に強い陽が射し始め、急ぎ畑に走りました。この日、自治会長と外出予定がありましたから、その前にトンネル栽培のカバーを外したのです。帰宅後、2度目のコウシンダイコンの種をまきました。最初の分は順調に育っていたのに、多雨と虫害で全滅です。このリベンジの最中に「近くまで来ています」との嬉しい電話。ミツバチの師匠とよきコーヒータイムを持つことができたのです。

 このところ、妻も早起きの効用に気づき始めています。この日も夜更かしを控え、翌朝は3時に私は目覚め、1時間ほど床の中で大阪万博2025年の記事を読み「またかいな」とあきれています。妻は6時に起き出して工房へ。帰途畑に立ち寄り、シカクマメを「こんなに」と、たくさん収穫して戻りました。私は、妻が起きる前はPC作業で過ごし、後はペンキ仕事(道標の補修など)と野菜のカバーはがしに勤しみ、朝食を待っています。

 かくして「アイトワの休日」を迎え、好天の下で「生涯(に1度の)仕事」を仕上げました。門扉から真正面に位置する場所で、石を活かす2つの仕事があったのです。過日学生がモッコで運び出した大きな石を生かしたわけです。翌日も朝食前に野菜のビニールカバーを外しました。週初の心配をよそに、週末まで連日陽光に恵まれ、カバー外しと夕刻の被せ直しを続けました。おかげで冬野菜は、少しは見られた状態になりました。

 でも、まだアイトワ菜の収穫さえ始まっていません。しかしこの秋から新品顔が加わり、妻は大喜び。ハヤトウリ(わが家の定番になること間違いなし)と、鹿害のおかげで第2次のシカクマメを育てましたが、大成功です。両者は共に瞳さんのおかげです。

 当週のビッグイヴェントは金曜日にありました。野田先生率いる勉強ツアーの一行です。11時に2台の車で迎え、勉強、昼食、ディスカッション、庭の見学、そして歓談と続きました。楽しいお土産をいただいたり、頼もしい話を伺ったりと、時の流れを忘れました。記念写真を撮って見送ったのは4時。その後、翌日にかけて3組の来客があり、そのうちの1組は飛び込みで、友人のかつてのご夫人でした。「タバコを、叱ってもらった娘が禁煙」し、「今や1児の母」と、知りました。もう1組は、前回の野田先生ご紹介の人で、この人も友人連れでしたが、約束していたる気になる品を届けてくださった。試したい。

 当週は、ハヤトウリを試し採りし、キンギョの餌やりを(冬越しに備え)日に3食に増やすことから始まり、週末にチュウゴクホウセンカの種採りに傾注することで終わりました。その間に、第1次スナップエンドウの種をまき、最後のオクラの収穫をしています。

 


週末の朝焼け

溶接仕事
週末の朝焼けは、白壁まで赤く染めた。急いで畑に駆けつけ、トンネル栽培のカバーを外した。水島さん(午前中は「降らない」と見ていた)が駆けつけ、溶接仕事。その間に、私はカシの生け垣の剪定に手を付けた。夜、ETV特集で、福島の人々の悩みに向き合う専門家5人の密着取材「事態を侮らず過度に恐れず」を鑑賞。首相の「コントロール」や「ブロック」との空々しい詐欺性誘致と、7000億円と思わせておいて3兆円もの税金を垂れ流しかねない東京オリンピック2020を嘆いた。九州での震災を期に返上すべきではなかったか。鳥取震災もあった。関東は大丈夫か。空元気のための散財より、大事なことがありそうだ。


雨除けカバーを(野積みした玉切り)

無煙炭化器や焚き火用の剪定クズ

喫茶店を飾る多肉植物を好天の休日に日光浴
雨対策とは、まず、雨除けカバーを(野積みした玉切り無煙炭化器や焚き火用の剪定クズなどに)被せて回ること。次いで、水をタップリ与えたい野菜の畝は、ビニールシートを外しておくこと。その後、日が照ると外し、「気温が下がりそう」と見ると覆う気ぜわしい1週間になった。妻も、喫茶店を飾る多肉植物を好天の休日に日光浴させていた。


水位が下がり、20cmぐらいで止まる
コンクリプールの水漏れは未だ治らず、給水が切れるとジワジワ水位が下がり、20cmぐらいで止まる。この度は、水位が下がった底に1匹のカエルがいたので、一度は越冬のために外に這いだすチャンスを与えたく思い、「まッ、エエか」と、降雨を期待した。


過日の大雨で必要と分かった補修(水路作り)

モミジの根元の縁取り
まず、過日の大雨で必要と分かった補修(水路作り)。次いで、過日学生がモッコで運び出した石を活かすモミジの根元の縁取り。共に、「生涯(で1度の)仕事」であって欲しい。


ハヤトウリの収穫が始まった

豊かな朝食にありつける
今年は早く発芽させたおかげでハヤトウリの収穫が始まった。瞳さんに「100個はとれますヨ」と妻は聴かされ、調理法も教わり、幼い実から収穫を始め、活かし始めた。シカクマメは、怪我の功名で第2次に初挑戦。それが最盛期に入った。おかげで、豊かな朝食にありつける


妻は花車の整備

一行を迎えた
妻は花車の整備、私はエンジンブロアーで庭掃除をし、一行を迎えた。どなたかが「夕べも、気が付いたら11時やったネ」と楽しそうだった。旅は、かくなる勉強ツアーに限る、と思った。人生にとって1つの宝物ではないか。初めて食すイモと「金太の消臭に」といただいた微生物製品、そして腸内フローラを育む有機物液等の土産に感謝。

いただいた微生物製品

腸内フローラを育む有機物液


鉢を居間の前のテラスに運び込んだ
八重のチュウゴクホウセンカが次々と萎れ、種採りが心配になり、唯一になった鉢を居間の前のテラスに運び込んだ。せめて10粒でも種を取り、絶えさせたくない。