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憲法とGWをゴールデンに 17/05/07
ウコギとヤブガラシの初収穫で庭仕事が始まり、「昭和天皇の想いと憲法」で終わったような一日から一週間が明けました。ルーチンを終えるとすぐに果樹園に出て、ウコギを摘んだわけです。前日の来客時に、サルが別のウコギの新芽を好き放題食べる姿を見ていたからです。ついで、昨年植えたイチョウの苗木を日陰にする竹を10本近く切り取り、ヘトヘトになりました。その時に妻が庭に出てきて「ヤブガラシを」と督促。恰好の軽作業と見て収穫して回りながら、ウグイス界の流行(?)に苦笑。ここ数年、ホーホケキケキョホイが優勢です。かくして庭仕事に集中する一週間が始まりました。
約束事は、月曜日の2件と5日金曜日の1件(ルーチンの折に後藤さんに頼み、遠方の大型HCに連れて行ってもらう)の計3つだけでしたし、妻の提案で急遽眼医者に出かけた他はフリーでした。天候にも(日曜日は午後に、1時間弱の小雨混じりの突風に、月曜日は朝方の冷たい小雨に、そして4日は北海道で30度を超える真夏日との報道に戸惑いましたが、他はおおむね好天で)恵まれました。
月曜日の2つの予定とは、午前中の大事な用件での外出と、午後のイスラエルからの来訪者でした。前者は期待通りに話し合いが進み、来訪者とも楽しい交歓ができました。その後、予期せぬトピックが生じたのです。庭で保護した小動物の母親に代わり、妻が2度にわたって示した行動です。私は大昔の記憶(丸71年と97日前と、100日前に生じた出来事)を思い出し、意識の修正を迫られています。
かかりつけの眼医者(といても、その母親の代から数えても数度目)に出かけたのは火曜日で、ついに病院の世話になるはめになりました。問題は、余生を楽しむために、と買ったまま(書斎とは別の4カ所に)溜めてある書籍です。この日、ミツバに産卵したのでキアゲハ、と確信した色が薄めのアゲハチョウが舞い始めました。これらも当週のトピックスと数えてよさそうです。
方丈では、手作りの木製建具が4カ所に入り、小さなキッチンセットも据えられました。あとは左官仕事や細部の仕上げです。過日、濡れ縁の色彩では妻の意見に従いましたが、カーテンレールに沿って取り付けるバーの太さと、入口の踏み石のデザインについては私が取り仕切りました。
肝心の庭仕事は、軽重うまく組み合わせ、約束事やトピックスの合間に組み込みました。重とは、前週学生に重たい石を運んでもらい、当週活かしましたが、こうした重労働と言うよりも、恒常的な仕事を指しています、獣害フェンスと常設のツル野菜棚との固定、温室周りに2つの踏み石を設置、あるいは水屋の水道工事の補修などのことで、これらも重の内です。軽は、日常的な作業や例年取り組む作業のことです。マリーゴールドの苗をポット仕立てにした。ピンコロ石階段の掃除。あるいは、妻に急かされ、サクランボの木に防鳥ネットを、妻に手伝ってもらって被せたなど、を指しています。
畑では冬野菜が終盤で、「これで、最後にします」と妻。私は、畝を次々と仕立て直し、夏野菜の苗づくりに励みました。その合間に、息抜きの除草を挟みました。さらにこれらの合間に、腰を伸ばす作業として道標を描き直すペンキ仕事、ウドなどを収穫する専用鎌作り、焼き芋づくりに供する専用道具作り、あるいは腰をかけて取り組む作業、補修した素焼きの大鉢を仕上げるパテ仕事など、にも取り組み増した。予定が流れたゴールデンウィークを、私流にゴールデンに輝かせたつもりです。
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ウコギの収穫 |
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ウコギがサルに襲われた |
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ヤブガラシも初収穫した |
今年のウコギの収穫は、このウコギがサルに襲われたのを見たのがキッカケで、1日から始まった。この日、ヤブガラシも初収穫したが、ヤブガラシは年に1〜2度「味噌和え」となって食卓を飾る程度。今年はウドを楽しんだ。採りたての刺身がこれほど美味とは知らなかった。だから、白ウド(だけでなく白アスパラガスなど)を収穫する専用鎌を、ノコギリ鎌を変造して造ることになる。
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ヤブガラシとウコギ飯 |
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ウドと専用鎌 |
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東南方向にも竹が生えた |
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竹を切り取った |
昨年、鉢植えのイチョウの苗木を日本ミツバチの師匠・志賀さんからもらい、庭でそびえてほしい所に下した。ところが、そこへは南西方向からの日当りが悪い上に,東南方向にも竹が生えた。そこで坂地に踏み込み、竹を切り取った。 |
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合計50点余の資材や道具 |
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防鳥ネットを張り終える |
後藤さんサマサマの、頼みがいのある遠出になった。庭づくり対策、ガラス磨き対策、あるいは地震対策など、計16種類、合計50点余の資材や道具を買えた。さらに帰途、かつてイスラエルのDavid夫妻を紹介してもらった岡部長生さんのペンステモンに立ち寄ってもらえ、夫妻に合えたし、そのご運転を急いでもらえ、来宅中の津の吉の吉田夫妻とも挨拶できた。しかも、その後で、妻に手伝ってもらい、サクランボの木に防鳥ネットを張り終えることができた。 |
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遠方からの来訪者 |
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デジカメ故の意外な活かし方も学んだ |
アイトワの人形教室で学んだこともありハナ(Chana)さんは、毎年のごとき遠方からの来訪者。この度は、夫のデイビッド(David)さんからイスラエルはアーモンドの名産地だと教えられ、デジカメ故の意外な活かし方も学んだ。 |
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屋根と北面のサッシ |
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ドアノブも京都産の手作り |
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踏み石がドアー前につく予定 |
方丈の外装は、屋根と北面のサッシを除き、すべて京都産の白木だが、妻は濡れ縁の色彩に苔色を選び、ドアーにも苔色をと言い出し、私は従った。ドアノブも京都産の手作りだし、3カ所で用いるバーも親方の手作りだが、その1本の太さが問題になった。それを「そのままで」と私は発言。その後、踏み石がドアー前につく予定だが、その素材は「ピンコロ石で」と担当する左官が提案。これも私が取り仕切りたい。 |
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日々花ケシの園に近づきつつある |
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新種の花が誕生 |
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種は風で広げたいのか花柄を伸ばし |
畑は、日々花ケシの園に近づきつつあるが、今年も新種の花が誕生。また、花柄の短いタンポポも、種は風で広げたいのか花柄を伸ばし、自然の摂理に驚かされた。ピンコロ石階段の掃除では、ちょっとした土を頼りに芽生え、花を付けたそのたくましさに敬意を表し、残した、 |
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ピンコロ石階段の掃除 |
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花を付けたそのたくましさに敬意を表し |
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重たい2つの石は、かく活かした |
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重たい2つの石は、かく活かした。獣害フェンスの歪んでぐらつく支柱は、常設のツル野菜棚とつなぎ、垂直にして固定。温室周りに、越冬時の鉢植え植物を出し入れし易くする2つの踏み石を手作りで設置。凍結破裂した水屋の水道管を補修。ボンドで補修した素焼きの大鉢は、欠落部やヒビをパテ仕事で補修。焼き芋をかき出したりする専用道具として、つぶれたサラエを活かして手作り。あるいはマリーゴールドなどの苗をポット仕立てにした。 |
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獣害フェンスの歪んでぐらつく支柱 |
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垂直にして固定 |
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踏み石を手作りで設置 |
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凍結破裂した水屋の水道管を補修 |
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欠落部やヒビをパテ仕事で補修 |
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つぶれたサラエを活かして手作り |
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苗をポット仕立てに |
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