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アイトワ循環図

心の問題 06/08/06

 週の前3日間の出来事。夏キャベツを初収穫。夏にこんなに立派なのが採れたのこれまでに記憶なし。ミョウガの花が本格的に咲き始める。「鳩サブレは、ご主人の好物でしょう」と妻の人形仲間から電話があり、ご主人にお持ちいただき、楽しく語らう。大賀ハスの2つ目の花が開花。かつて仲人をした人が、今は経営者ですが、家族連れで来訪。アイトワ塾の友が近く結婚するお嬢さんと訪ねてくれたり、もう1人のアイトワ塾の友が、末の子どもを抱いた奥さんと一緒に、アイトワの旗をつくる3種の羽二重を届けてくれたりしました。

 庭仕事では、最初の2日間は私一人で、3日目の火曜日はアイトワの定休日ですから、昼食後の2時間を妻は人形工房で、私は昼寝でと別々に過ごした他は、2人で庭仕事に没頭しています。今週から私は350grも目方がある父が残した長袖の分厚いメリヤス下着を着込んでいます。母屋を整理していて妻が見つけた下着です。首には友がくれた絹の羽二重を友の勧めで巻き始めました。猛暑の日は、汗をよく吸うので肌を覆う方が快適です。水分はもらいものの大きなスイカで補給し、夕刻にメリヤス下着を脱いで計りにかけてみますと、汗で目方が2倍になっていました。

 1人で、3度目のインゲンマメの種をポットにまいたり、過日切り取った杉の頭や先月中旬の北面の生垣の大剪定で出た樫の頭の整理に手を付けたり、鉢植えのノボタンを温室から出して円形花壇にデビューさせたり、ズッキーニの畝に生えていたホウセンカを石畳道の周辺に移植したり、最初のインゲンマメの蔓をとって堆肥の山に積み、支柱を解体したりしました。ヤムイモだろうと期待しているイモの蔓が、嬉しいことにムカゴを無数につけていることに気付いています。

 火曜日はとても仕事が捗りました。まず樫の頭を2人で薪にし終えたのです。月曜日のうちに、1人で鋸と手斧でさばいておき、2人ですれば簡単な作業を残しておいたのです。その後、妻はブロアーを使って落ち葉掃除に、私はニラの畝やその近くを走る周回路の草抜きに当たりました。午後は再び2人は合流し、中庭の模様替えです。広縁の前の植え込みを取り払い、スモモの下草など中庭に生えていた草花などをすべて刈り取りました。もちろん、鉢植え植物の水やりやメダカの餌やりなどのルーティンワークは毎日欠かさずにこなしています。ポットで育てたブロッコリーの苗が徒長しましたので、初めて試みる植え直し、深植えをしています。

 夕刻、屋内に引きあげてから就寝するまでの間に新聞などに目を通しています。イスラエルのヒズボラ攻撃を支持したアメリカに対する国際世論の反発、「お金を儲けることは悪いことですか」との村上発言を思い出させた意見、ドイツからウォールマートの撤退、EUメンバーとなったスペインの昼寝廃止論、わが国のクールビズを真似んとするイギリス事情、「心 小泉首相との違い浮き彫りに」など心や精神に関わる問題が目にとまっています。

 週の中日、水曜日は顧問先の経営者を迎えて相談事に応じ、木曜日は地球デザインスクールの関係者を迎え、金曜日は大垣に出かけて緑化審議会に望んだ他は、もっぱら庭仕事に励んでいます。水曜日からオクラの収穫が始まり、四君子の季節に入りました。下仁田ネギの苗を抜き、植え替えのために干したのですが、軟らかそうな葉を摘み取り「鋤き煮」に、宿根ソバが背丈以上に伸びましたから脇目を出させるために刈り取り、先の方の軟らかい葉は「胡麻和え」に生かしてもらいました。畑の畝の除草もしています。その途中でとても嬉しい電話を受けました。『月刊フィランソロピー』の記事を見たといって、昔の上司(87歳で健在)のお嬢さん(まだお会いしたことがない)に声をかけてもらったのです。商社時代に感化を受けた上司で、コラム記事にこの部長の思い出を取り上げ、原稿をつくり上げていただけにビックリしました。


夏キャベツは2,2sもありました。鬼葉は青虫(モンシロチョウの幼虫)に食べられてレースのようになっていましたし、軸の中にはカタツムリの一種が食い込んだりしていましたが、しっかりと葉がまいており、ズシットとした重みを感じました。
杉の枝を整理し、妻が生ゴミを堆肥の山に捨てに行けるように小径をつけました。堆肥の山の前に積み上げられていた杉の枝を移動させるだけの作業でしたが、枝といっても長いものは4mほどありますから大汗をかきました。

2つ目の大賀ハス。日曜日にほころび始め(1)、月曜日に満開(2)、火曜日に散り始め(3)、水曜日の朝にはすっかり散り、6日目には種を膨らませ始めていました(4)。
ブロッコリーの苗の植直し。日照時間が少なくなったために徒長したポット苗(右の1つ)を、1本ずつ深植えし直してみました。ブロッコリーは茎の途中から発根するクセがありますから、うまく行くのではないこと考えています。
ミヤマカワトンボ(? 尾は緑色に輝いている)が何年か前から庭で発生するようになりました。2種類のイトトンボも飛ぶ時期ですが、イトトンボは温室の水槽で増えているようです。羽化したばかりのミヤマカワトンボが温室にいましたから、これも同じ水槽で育っているのかもしれません。


トケイソウが咲きました。当初は、ジャスミンと同時に、車庫を覆うフレームに登らせて日陰を作らせるために植えたのですが、あまりにも旺盛なので抑制し、今ではこの鉢植えの一株だけを残して車庫の方は退化させました。
トウモロコシはもっと早くから収穫すべきでした。熟れ過ぎて固くなっていました。来年から作るかどうか思案中です。日照不足でトウモロコシがうまく育たない畑になってしまったのです。ツルムラサキ、モロヘイヤ、京唐菜、ゴーヤ、インゲンマメなどの野菜はまだ十分に育ちます。