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保育、ENEKEN、文珠 13/10/06
先週末からの2日間、なんとも楽しかった。アイトワ塾のあと網田さんに泊まってもらい、彼の運転で土曜日の早朝から岐阜までスピーチに出かけたのです。翌日は、佛教大学の学生を迎える日でした。そこで、網田さん連泊してもらったのです。なんとその朝から、スイフヨウが咲き始めましたし、おいしいイチジクが沢山採れ、私は鼻高々になっています。
スピーチした清流みずほ保育園の保育活動には心を惹かれています。食糧の自給も目指し始めており、昼は園児と同じメニューを賞味しました。そのあと、網田さんの提案で下呂温泉まで足を延ばしており、ひと浴び、わが家まで取って返しています。そして、網田さんと「マクロビアン」の半断食に、また出かけることを覚悟して、酒盛りに興じた次第です。
日曜日は10人の仏大生を迎えました。このたび初めて「畝起こし」を経験してもらい、種まきまで済ませています。最後は新サツマイモの焼き芋でした。これらの準備として、まずインゲンマメ、オクラ、そして秋ナスの支柱を解体しただけでなく、腐葉土小屋の手入れ、庭の落ち枝集め、そしてパーキングの落ち葉かきもしてもらっています。支柱を解体した夏野菜のあとは冬野菜の畝になりました。腐葉土小屋の手入れは、これらの畝に腐葉土を鋤き込む下準備でした。ブロアーやサラエでかき集めたパーキングの落ち葉と庭の枯れ枝は、焼き芋の燃料でした。
月曜日は静かな1日でした。アポイントがなかったので、次の庭仕事とスピーチの準備に集中することにしたのです。前日、学生は4畝耕し、内2畝を仕立て直し、その1畝にコマツナと小カブの種をまいて帰りました。そのあとを引き継ぎ、残る1畝にキャベツの苗を植えつけ、ほぼ冬野菜の準備を終えています。ブロッコリー、セロリ、ミズナ、ミブナ、ナバナ、ハクサイ、キクナ、コウシンダイコン、そしてホウレンソウなどを加え、第1次の14種の冬野菜の準備を終えたわけです。すでに混合レタス、ネギ、ラッキョ、ニンニク、あるいはワケギの苗は植えてあります。
火曜日は竹の整理から手を付け、混合レタスの苗とニンニクを植えつけ、夕刻は草刈りに精を出し、妻は除草に集中です。この間に、「やっと味噌煎餅を見つけた」との電話が奥田祐斎さんからあり、いわば一軒隣り(とはいえ亀山公園越しで、この間歩いて10分)から訪ねてもらい、愉快なお茶の時間を持ちました。また、カマキリの手助けに期待したり、脱原発を打ち出した小泉元首相に驚かされたり、ジャジャ漏れの東電を嘆いて「もんじゅ」と「ふげん」の命名者に敬意を払ったり、あるいは体操での17歳の新技「シライ」に喝采を送ったりしています。
水曜日から曇天勝ちとなり、金曜日の夕刻にかけて野菜の畝のレースをまくったままにしています、この間も来客に恵まれていますし、冨美男さんを誘ってHCに出掛けていますが、多くの時間を庭仕事に割いています。それは、同志社の大学院が派遣する学生を週末に迎え、野外レクチャーを実施するための準備でもありました。例年と違い、過半が女性の予定でしたし、この1年の間に調理窯が出来ていますから、少しプログラムを変更したのです。囲炉裏場も片づけましたし、最後に残っていたインゲンマメの支柱も解体でき、畑はすっかり冬景色になりました。
今週は、読書にも時間を割きました。というより、『ENEKEN』という機関誌に「わが意を得たり」の心境にされ、その代表者・新宮秀夫先生の『倹約と幸福』に読みふけったのです。どうして先生がこの一書を送ってくださったのか、よくわかり、恥ずかしい思いがした次第です。
今週はまた、伏見トウガラシと2種のピーマンの葉をちぎり取ったり、サツマイモの葉柄の皮をむいたりする役割を私が担い、妻に佃煮やキンピラを作ってもらっています。また今週末も終日予定で埋まっており、その様子は次週回しです。雨との予報が気になっています。
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スイフヨウ(酔芙蓉)(朝) |
夕刻にはほろ酔い |
スイフヨウ(酔芙蓉)が咲き(朝)夕刻にはほろ酔いで、やがて赤面です。この苗木を買おうとした時に、妻は「フヨウがあるから」といって止めておきながら、この花を見て大喜びし、大声で私を呼んでいます。 |
やがて赤面 |
フヨウ |
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イチジク |
さまざまな活かし方 |
さまざまな活かし方 |
イチジクが沢山採れるのは、私が考えたカラス(の頭の良さを見込んだ)脅しが功を奏しているからです。もしこの脅しが効かなかったら、「案外カラスもバカだなあ」とウソぶこうと思っていましたが、今のところ効果テキメン。妻はイチジクジャムだけでなく、さまざまな活かし方を考え始めています。 |
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調理窯 |
調理窯 |
太い杉丸太の間伐材を活かして |
清流みずほ保育園の40周年式典にも呼ばれています。この6年の間に、調理窯などもできていましたし、新たな一園が(これまで同様に)太い杉丸太の間伐材を活かして増えていました。私の訴えに、保護者はとても熱心に耳を傾けてくださった。園児は網田さんの存在に気付くと、どこでもそうであるように、すぐさま懐いてしまいました。 |
熱心に耳を傾けてくださった |
すぐさま懐いてしまいました |
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畝起こし |
学生は初めて「畝起こし」に立ち向かい、種まきもしました。最後は焼き芋でした。10人中、初参加は3人で、女性が6人でした。この日は、過日のパーティで忘れ傘をした薬剤師に、友だち連れで立ち寄ってもらえ、2度目のお茶の時間に加わってもらいました。 |
最後は焼き芋 |
2度目のお茶の時間 |
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火曜日は、夏野菜の支柱に用いた竹の整理から手を付け、金曜日までに囲炉裏場もいったんきれいにし始めています。来週は早々にスモモの剪定をする予定ですから、また散らかることでしょう。 |
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冬野菜に朝日を当てたくてトンネル栽培のレースカーテンをめくると、カマキリが何かを狙って潜んでいました。コオロギが(種を食べに)穴から出て来るのを待ち構えているのでしょう。「この手助けを(補虫新兵器として)借らぬ手はないなあ」と考えながら、「ナチスのやり口に学べ」と提唱した麻生副総理を、なぜか思い出しました。 |
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支柱はすべてなくなり、畑はすっかり冬景色になりました。残っている背が高い作物は、ヤーコン、万願寺トウガラシ、自然生えのエゴマとハナオクラ、そしてコスモスぐらいです。これから、チマサンチェや2種のエンドウマメなどの畝として、コイモ、ショウガ、ピーナッツ、ヤーコン、そして万願寺トウガラシの跡を耕します。
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