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 カッちゃんに想いを馳せる 14/03/02

 好天の週初め、楽しい来客予定があったのに、朝食時に犬歯がポロリととれました。2年ほど前に片方の犬歯をダメにしており、差し歯にしています。「両方の犬歯がダメになったということは?」 原始時代なら「お陀仏」の時、と考えながらルーチンワークを終えています。

 午後は温室に出て、テラスを飾る大鉢造りに取り組み、11もつくりました。しかし、お茶を運んできた妻は気に入ってくれません。いつものごとく「今に見ておれ」と思いながら、温室から出て、収穫が終わったコマツナの一畝を夏野菜用に耕し直し、日没を迎えています。

 楽しい来客はこの間でした。実は妻に、ある大学院の(女性学講座での)ゲストスピーカーに、との話がありましたが、タイミングが悪すぎると思い、直接妻に当たってもらったのです。この来客と入れ違いに野口さんが忘れ物を取りにみえ、その忘れ物を話題にして歓談です。

 今週は、月曜日からの3日間は庭仕事三昧の予定でした。しかしその初日が、歯科医に電話を入れることから始まってしまい、しかもその治療結果が惨めでした。このたびポロリととれた犬歯も、かなり以前に差し歯にしていた、と知らされたのです。つまり原始時代なら「とっくの昔にお陀仏であった」わけです。でもその後は、好天のおかげで気を取り直しています。

 歯医者から帰宅すると、ハッピーが居間のテラスで気持ちよさそうに日向ぼっこをしていました。先週末の大工仕事はどうやら大成功、と思われました。早速、着かえて畑に出て、今年最初の支柱を立てました。2種のエンドウマメに初めて試みる手だてでした。次いで、春を迎える準備のブロアー仕事に2時間ほど取り組みました。そして最後は、この日も(ミズナとミブナの収穫が終わった)冬野菜の畝を、夏野菜用の畝に切り替えるための除草と掘り起こしでした。

 実はこの間に、朝の連続ドラマ『ごちそうさん』の「カッちゃん」に想いを馳せています。カッちゃんは「調理人とし役立ちたい」と言って海軍に志願しましたが、戦艦大和の乗組員になってつぶす喜びに翻弄させられるのではないか、と余計な心配をしたわけです。

 火曜と水曜は、久しぶりに冨美男さんに来てもらう予定でしたし、好天にも恵まれました。両日ともに、私は終日庭仕事に当たっています。太く育ったヌルデの切り取り、レタス類の苗床まき、ウコギの選定とその切り取った枝で挿し木、幾株かのスイセンの移植、レタス、チマサンチェ、そして第2次ダイコンの畝の除草に加え、妻の「野草が減って寂しい」とのクレームに応えて、畝に残っていたホトケノザやオオイヌノフグリなどの野草を新果樹園に移植しています。

 冨美男さんには午後2時ごろから陽が落ちるまで加勢してもらい、ニッキとサラの木の剪定と、ジロウガキとカシの株立ちのように太く育った幹の切り取りという大仕事にとり組んでもらい、そのあとの始末は私が引き受けました。50kgほどの丸太も担いで囲炉裏場に移動です。

 実は火曜日。妻に「お父さんの命日なのに、今年はエゾヤマツツジが遅いですね」と教えられており、父が死んだ日は満開であったことや、「2・26の前日であったのだ」、と思っています。

 木曜日。曇天で明け、ニンマリしています。週末までの3日間は骨休め、にしていたからです。ですから、雨が降り出す前に第2次のダイコンを間引き、その後はパソコンにかじりつきながら来客を待っています。未来エキスポの新執行部員2人を迎え、あるテーマの下に、5分間収録に応えることになっていたからです。もちろん、来年度以降のしかるべき動き方を提案しました。

 金曜日。朝一番にハッピーの行動範囲をさらに狭める手を打ちましたが、この後は土曜日の夕刻まで外出と来客に充てます。その来客と都駅で落ち合い、2か所の訪問先を一緒に訪ねた後、いったん戻ってわが家で夕食を振舞い、翌週末の夕刻まで行動を共にする予定です。
 


土づくり

デビューさせる日を読んで苗を植え付けた
この11もの大鉢を仕立てるために、まず土づくり。わが家では土をリサイクルしていますから、鶏糞、灰、あるいは油粕などの調合などに、この日は1時間余を要しました。その上で、パンジーは10日後に、ネモフィラは一カ月後になどと、デビューさせる日を読んで苗を植え付けました。しかし妻は化粧のごとくに、いつも即「見せ時として完成した姿」を求めますから気に入ってくれません。ですから、「今に見ておれ」と思ったわけです。


レースカーテンの霜よけ

ブロッコリーの脇芽

花芽の収穫は始まっていません
この冬も異常です。寒暖の変化が読みにくい。そこで、エンドウマメに支柱を立てた上で、異常な冷え込みに備えるレースカーテンの霜よけを初めて試みる手だてを施しました。いつもなら今頃は、ブロッコリーは脇芽のシーズンですが、やっと大きくなり始めた程度です。ナバナは(いつも11月から収穫を始めていましたが)今年は蕾がやっとついたところで、花芽の収穫は始まっていません。


1m余さらに切り下げ

次いでもう1本切り取ってもらい

居間から見た景色
佛教大学の学生に先月関わってもらったジロウガキの手入れの続きです。このたびは、学生が切り取った株立ちの幹のように太く育った枝を、1m余さらに切り下げ、次いでもう1本切り取ってもらい、完了させました。これは、まず母屋の屋根からサルが飛び移れないようにする対策です。ついで、中庭に植えたスモモなどの苗木への日照対策、居間から見た景色の改善策、そして低い位置から新芽を出させ、果実を収穫しやすくする手立ても兼ねています。


カフェテラスのオブジェ

2つの支柱でハクモクレンの一枝を支える
ハクモクレンの枝も、一部ですが私がさばき、その枝でカフェテラスのオブジェにも活かしています。細い青タケを2本切り出し、2つの支柱を組んでハクモクレンの一枝を支えるようにして水槽に生けたわけですが、これは妻に褒められました。


後日、玉切りにして薪にします

太い枝は鉈仕事をへて風呂焚き用に

細い枝葉で囲炉裏場はいっぱいに
「あとは私が」といって、切り取ったジロウガキなどの太い丸太を久しぶりに担ぎ、囲炉裏場の近くまで運ぶ役割などは引き受けました。後日、玉切りにして薪にします。太い枝は鉈仕事をへて風呂焚き用の燃料になります。残りの細い枝葉で囲炉裏場はいっぱいになりましたが、いずれはイモを焼きながら灰にして、肥料にします。

この冬のダイコンは失敗でした。品種を変えたことも一因でしょうが、間引きをサボったことが大きかった。今頃、やむなく第2次のダイコンを間引きましたが、浅漬けにも生かしてくれることでしょう。間引きダイコンの浅漬けの味を、今頃楽しめるとは思ってもいませんでした。もし首尾ようゆけば、次回は計画的にこの味を再現させたく思います。


中庭のクリスマスローズ

 

日向ぼっこ
これまでの手立てで、金太は不要な争いに巻き込まれずにすみ、ハッピー自身も表通りに出て事故に巻き込まれる心配がなくなりました・このたびさらに10%弱行動範囲を狭める手立てを打ちましたが、これで中庭のクリスマスローズはベッド代わりにされずに済むでしょう。それほどハッピーは元気を取り戻しており、日向ぼっこなどを楽しんでいます。