|
●アイトワのホームページ
●アイトワ循環図 |
嬉しい偶然と愛国心 14/12/07
当週は曇天で明けましたが、前半は近しい来客が続きました。初日は、後藤さんを見送ったあと中庭で水鉢の掃除を済ませ、ナツメの剪定をしている時に冨美男さんが来訪。冨美男さんはマユミと旧玄関側のツバキなどから手を付け、樹齢40数年のフユウガキを剪定し終えたところで日没。その間に私は、冨美男さん持参の2度目のタマネギ苗を植え付け、ナツメ、ニセアカシヤ、プラム、そして風呂場の側のツバキの剪定を仕上げています。夕刻まで雨が降らなくてよかった。
月曜日は昼前に、さちよさん(伸幸夫人)を迎える予定でした。そこで、それまではPCの人となって過ごしましたが、あいにく雨が降り出しました。しかし、さちよさんを庭案内している間は上がっていた。彼女はハーブに精通した人ですが、昨年、2つ目を造園しており、今や素敵な庭に仕上がっています。その片隅には、伸幸さんがアイトワで学んで帰ったアイトワ式生ごみ処理機があり、見事に機能しています。新しい庭の中ほどに大きな石組みの囲炉裏もあります。
火曜日の早朝は予報通りに冷え込んでおり、前夜の内に鉢植えのホンコンカボックなどを屋根の下に避難させておいて「ヨカッタ」と思っています。しかし、気温は覚悟していたほどではなく、ホッとしました。やがて陽光が射し始め、舞鶴さんを迎えた頃は随分外気はぬるんでいました。夕刻には冨美男さん誘ってHCに出かける予定でしたから、その間を庭仕事に振り向けています。まずキウイ棚に登ったトウガンのツル、次いでギョクシンボクに登ったアサガオのような(花をつける)ツル性植物とハヤトウリのツルを引っぺがし、ギョクシンボクを剪定。その上で、新果樹園のクルミ3本、シダレウメとシダレモモ各1本(いずれも若木)の剪定をしました
水曜日も朝早く目覚め、PCのある部屋に陣取ると、室内温度は初めて10度を割っており、9度C。その後、野菜の収穫に出た妻に「初氷!」と教えられ、確かめに出て、かなり霜が降ったことも知っています。PCのある部屋は直接外気に触れる窓や壁がなく(周囲を居間や玄関など他の部屋で囲まれているので)あまり冷え込まずに済むようで、とても助かります
朝食後、前日買い求めた万歩計をもって庭に飛び出すと、霜に弱いダチュラなどはまるで幽霊のごとくになっていました。まず、喫茶店に至るアプローチにチューリップの球根を植え付け、その後は囲炉裏で鉈仕事。茶を運んできた妻に「コンを詰め過ぎないようにと」と注意されながら、午前中で刻み終えています。午後は、フキ摘み、この冬2つ目の支柱立て(ツタンカーメンのエンドウ)、そして第3次スナップエンドウの種まきです。さらに、夕刻までかけて春にデヴューさせる6つの大きな鉢植え(クロッカス、アネモネ、チューリップ、そしてムスカリ)を用意しました。夕刻に万歩計をチェックすると、わずか3000歩足らず、ガッカリです。
雨が終日降った木曜日は、なんと275歩。午前中はPCの前に陣取り、午後は書斎にこもっていたのですからやむなしでしょう。キンギョの餌やりもサボりました。ですから、この日のトピックスは、遠方から聞こえてくる選挙合戦を憂いたり、ある世界ランキングを知って愛国心に想いを馳せたりしながら、前日の鉈仕事に耐えたわが腕を自慢げにさすったことです。
金曜日は好天に恵まれ、終日庭仕事に嬉々として没頭。それは、まず偶然のイタズラであるわが家のイルミネーションが生じたこと、次いでイノシッシの補修時に嬉しい偶然の一致があったおかげです。午後から冨美男さんに来てもらえ、庭仕事は捗りに捗りましたす。
かくして週末を迎え、本格的な霜を初確認。畑の野菜はことごとく萎れたようになっており、これから軟らかく、かつ甘くなることを教えています。これから後のことは次週に回します。リクチュールの集いでのスピーチと、アイトワ塾の25周年の集いがあり、出かけます。
|
|
ナツメの下にあった中庭で一番大きな水鉢を、掃除して、半日陰に移動させた。これを機に、イトトンボの幼虫が育ちよい生かし方に変え(旧に復させ)てはどうか、と考えている。同じ目的のために、これからオレンジプールも、キンギョを取り出して、メダカだけ棲まわせてはどうか、思案中。 |
|
アーティチョーク |
伸幸ファミリーの居宅玄関脇(梅の古木の側)にアイトワ式生ごみ処理機が築かれている。台所配水を自然の力で浄化して生かす淡水魚が棲む池もある。この夫妻とアイトワは庭の植物を交換しており、わが家のアーティチョークはこの庭から3年前に嫁いで来たものだ。来年はアイトワからハナオクラが嫁ぐ予定になっている。 |
|
パーキングの屋根の下に避難させた |
温室で越冬させるようにした |
好天の日は、日光浴をさせる |
夕食時のTVで「冷え込みが始まる」と知り、妻が「私一人で十分」と言い張って飛び出し、ホンコンカボックなどを玄関やパーキングの屋根の下に避難させた。これを週末に、私は温室で越冬させるようにした。もちろん、その間の好天の日は、日光浴をさせるようにしている。 |
|
トウガンが4つも隠れていた |
ハヤトウリ |
妻に見せようと、逃げないようにしておいた |
キウイ棚に登ったトウガンのツルを始末し、このツルに覆われたムクゲも仕立て直したが、トウガンが4つも隠れていたことがわかった。この側で、シカに襲われたあと再び茂りなおしたハヤトウリが小さな実を結んでいた。こうした作業の過程で初見のカメムシを見つけ(妻に見せようと、逃げないようにしておいた)が、妻は初見ではなかった。 |
|
初氷で明けた |
ダチュラは一晩の霜で幽霊のように |
アーティチョーク |
12月3日(水)は初氷で明けた。前日まで元気だったダチュラは一晩の霜で幽霊のようになっており、案の定ハヤトウリやトウガンの葉も同様だった。アーティチョークはこの折の霜には耐えたが、週末には幽霊のようになっていた。前夜の霜はきつかったのだろう。しかし、冬野菜と同様に、アーティチョークは日が射すとよみがえる。 |
|
鉈仕事 |
フキがこのように小さな芽を出した |
掃除し、きれいな葉と共に流しに置く |
かつてこれほど鉈仕事に集中したことがあるだろうか。でも、腕はなまらず「昔取った杵柄」の鼻高々。その後、この時期(モミジの落ち葉でマルチングする時期)にフキがこのように小さな芽を出したことがあったのか、と思いながら摘み、掃除し、きれいな葉と共に流しに置いておいた。妻はこれを佃煮にするついでに大根の葉も煮た。 |
佃煮にする |
大根の葉も煮た |
|
タカノツメをたくさんもらった |
リースにした |
今年はタカノツメをたくさんもらったが、妻はリースにした。リースとして一冬過ごさせ、干しあがったところで本来の用途に活かすのだろう。週末に強い霜を確認し、あわてて弱い(若木の)柑橘類に寒冷紗を被せ、タマネギの畝にもみ殻を敷いた。 |
柑橘類に寒冷紗を被せ |
タマネギの畝にもみ殻を敷いた |