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アイトワ循環図

 サルをうらやむ 15/03/08

 週初めは雨でしたが、ルーチンワークと外出に当てる日でしたから「よかった」と思っています。外出は午後で、ある寄合(健康学習会)と手術見舞いでした。寄合を中座して病院に駆けつけると、とても繊細さが求められる手術でしたが大成功と聞かされ、ホッとした気分で帰宅。今週は「除草に打ち込まなくては」と思っています。

 「なんと」留守の間に、サルに(春子のシイタケやダイコンが)襲われていました。電柵は「庭のトイレ」が完成するまで通電できませんから、活かしておらず、クヤシイ限り。妻は「どうしておサルさんは、もう少し丁寧に食べないのかしら」とオカンムリ。

 月曜日は晴れ。「ここぞ」とばかりに朝食後、すぐに庭に飛び出しました。「春に3日の晴れ間なし」といいます。エンジンソーを駆使する1日にしたのです。これまでに切り取ってあった木を、シイタケのホタギや薪用の玉切りにしたのです。「よくぞここまで」と感心するほど仕事がはかどり、喜んでいると、午後のオヤツの時間に妻は小言。

 実はこの間に、サルがまた現れました。たった1頭でしたが、妻が人形工房から居宅に(何かをとりに)戻っていて気付いたようで、大声で私に知らせました。しばし手をとめ、とぼけたやりとりをしたのですが、それは手負い(?)のサルであったせいでしょう。

 火曜日は、「庭のトイレ」に水道工事が入り、汚水管の配管し直し。3〜4時間トイレは使用不可でしたが、多くのことを学びました。工事はかなり大々的で、しかも2時過ぎから雨がぱらつき始めた時は「どうなることやら」と不安にされました。そして最後は、「さすがはプロ」と感心することしきり。上水道の配管工事は後日、となりました。

 この日は、朝一番に、最終的な寒肥まきをしながら、水道工事を待っています。居宅のトイレは(下水道の世話にならず済むので)誇らしげ気です。妻に不自由させません。とはいえ、この方式は、自ら屎尿の汲み出しに当たる覚悟もいるわけで、これを厄介に思う人もいるでしょう。問題は、ポットン式を水洗にしたことで、断水と言う新たな問題を抱えこんでいたわけだ、とシイタケのホタギを洗いながら考えています。

 水曜から天候が次第によくなり、啓蟄の金曜はまるで春。月曜日から寸暇を惜しんで始めていた除草に、連日精を出しています。ハコベやスズメノカタビラだけでなく、ホトケノザやヒメオドリコソウまで花を咲かせ始めたのです。逆に、一度絶えさせたナズナは、今年も他所に移植。フユシラズが1輪咲いていた(生き残っていた)ことを知り、胸をなでおろしています。この他に庭では、筒育てのゴボウの種まき。一畝ですがアイトワ流の畝仕立て。久しぶりにつがいのヤマバトとコジュケイの来訪。庭のトイレでは階段の型枠外しと通路と屋内土間のコンクリート打ち。そして金太の住処に加齢対策を実施。

 他のトピックスは、愛読者の来客(子育て中の大手バンカーで、いかなる時代を迎えようともたくましく生きる子どもを夢見ており、このところ増えるケース)。整体医通い(案の定、2日目から腰に違和感を覚えている)。阿部ファミリーと電話(元日に一緒に撮った写真を飾る額の督促をかねて、と会話した)。そしてMOHの下打ち合わせ(近く開催するMOHcafeの下打ち合わせ)で大津に出かけています。また、アイトワ鍋(ハリハリ鍋風)を試みており、そのおいしさに、思わず妻と顔を見合わせました。

 小雨で明けた週末は、これからルーチンワーク(翌日曜日に日帰り出張予定が入っている)に取り組みます。その後は、雨が上がれば、日のあるうちは除草に励むつもりです。
 


ダイコン

カブラ

春子のシイタケは全滅
もう少し丁寧に食べてはどうか、と思う。ダイコンとカブラはよく育った分から襲われた。春子のシイタケは全滅。ハナキャベツは好物のようで、鉢植えと、ハナグルマの両方に植えてあった分が襲われた。トンネル栽培分は難を免れたので、急いで、残っていたカブラに土をかけ、見えないようにして、サルが嫌う匂い(セロリ)を配した。サルも、腹いっぱいになると排便を催すようで、好き勝手にしている。

サルが嫌う匂い(セロリ)を配した

腹いっぱいになると排便を催す


エンジンソーを駆使して切り分けた

エンジンソーを駆使して切り分けた
今の私が、ノコギリで切っていたら2週間仕事では済まなかったはずだ。エンジンのパワーに感謝しながら、大量の丸太(学生が切り取ったマキ、学生と一緒に伐採した2本のクヌギ、私がノコギリで切り取ったクヌギ、そしてこのたび中山造園に切り取ってもらった3本のカキの頭部)を、ことごとくエンジンソーを駆使して切り分けた。同時にエンジンソーの出現で世界で加速した「好き勝手な森林破壊」に思いをはせた。切り残した細い分は、次週の鉈仕事。

エンジンソーを駆使して切り分けた

次週の鉈仕事


こんなミニユンボが欲しかった

工事をしながら完成図を頭に描いていた
まず「こんなミニユンボが欲しかった」との憧れに始まり、多くのことを学んだ。高圧洗浄の威力、プラスチックパイプとコンクリート枡のミスマッチの追認、あるいは表面をツルツルに塗り固めたコンクリートの経年変化の怖さなど。さすがはプロ、工事をしながら、完成図を頭に描いていたわけだ。トイレは「今日中に治るのか」とハラハラしながらサルをうらやんだ

シイタケのホタギ作りで、ホタギを洗うという新たの試みをした。ワイヤーブラシで不要な樹皮やコケをこそげ取り、タワシで水洗いしながら、これで、雑菌混入の危険性が大幅に減るとすれば、これまでやり方は何だったのか、と思っている。驚くほど汚れがとれた。ホタギを寝かせながら、今年は、できれば種駒打ちを学生に体験させたい、と考えている。

アイトワ流の畝仕立てとは、既存作物を残しながら、次の作物を育てる準備のこと。このたびのケースは(奥の半分はダイコンだが、手前半分はレタス類の畝で、レタスはすべて収穫したが、ケシが沢山自然生えしていた)、ケシを残してその華を楽しみながら、夏野菜を育てようと思う。

金太は、赤目だったハッピー(わが家の犬では初ケース)と同い年なので、ぼつぼつ加齢対策が必要だと思う。これまでは免疫力を高めさせる工夫を凝らしてきたが、今後は逆に、その住処一帯に(排水をよくするなど)免疫力を落とさせない工夫を凝らし、平均寿命を延ばさせようと思っている。

結はアイトアで学んだ(と、置手紙に記していた)ことを活かしているようだ。この両親は、いかなる(自分たちには計り知れない)時代を迎えようとも、たくましく生きる子どもに育って欲しい、と願っている。母親と花連は風呂に入っていた。