アイトワのホームページ
アイトワ循環図

 阿部ファミリーと亮子さん 15/08/30

 阿部ファミリーの到着は暑い盛りの昼前になり、その後、わけあって翌日の夕食時まで引き止めました。その間のディナー(正餐)は、私にとってはテラスでとった翌朝食でした、到着日の昼食はサンドイッチ。夕食は手巻き寿司。翌昼食は天ざるうどん。そして夕食に外食を選びましたが、なんといっても両家の手作り合作のごとき朝食に勝る食事はない、と思います。

 この2日間で、ずいぶん家事と庭仕事がはかどりました。たとえば、寿也さんが、母屋の屋根の雨漏り止めに、私が草刈りに当たっていた間に、女性4人はブルーベリー園とその周辺の除草を済ませています。日曜日は朝食時にテラスの藤がまた徒長したことに気付き、朝食後にこの整枝に取り組みました。その間に寿也さんは、喫茶店の壁面に8つの額縁を取り付け始めています。姉妹は門扉からテラスにいたる木製手すりのコーキングを済ませ、その後は私が切り取ったフジの枝を片づけました。仁美さんと妻は、朝食の後片付けはもとより、忙し気でした。

 10時から妻は人形教室があり、結と花連を誘いました。仁美さんは浴室や母屋の掃除に取り組み、寿也さんは、喫茶店が始まる11時までに額縁付けを終え、その後は竹の入り口の樋つけです。私はその肩でチュウゴクホウセンカを育てた第2次トマトの畝から防鳥ネットを外しています。

 昼食は、庭の野菜と前夜の残り物を活かした天ざるうどんでしたが、私は朝方の思い違いについて再度妻に詫びています。その後、姉妹と妻は人形教室に戻り、寿也さんと私はHCまで買いものです。仁美さんには木陰で昼寝をするように進めましたが、帰宅すると仁美さんは両家の洗濯を済ませ、干していました。私は、仁美さんと妻の夕食作りの手間を省きたくなり、寿也さんに追加の仕事を頼み、帰宅が遅くなることを覚悟してもらっています。薪小屋の雨漏り封じのあと、懸案だった2つの機械の使い方を学んだのです。仁美さんは薬草刻みに取り組みました。

 一家とはレストランで別れました。そして月曜日。日延べしたルーチンワークの後、チャリティーの集いに妻と参加、と平常に戻りました。山折哲雄さんと永田萌さん合作の童話出版記念パーティでした。火曜日にイノシッシの電柵が完成。夜はアイトワ塾。この日、塾生はイノシシ母子と遭遇。動画に収めました。水曜日は夕刻から出かけ、「未来から微笑みかけてくる生き方」という演題でスピーチ。金曜日は虫歯の治療ではじまり、亮子さんを泊りがけで迎えておきながら、夜は舞鶴さんに誘われて外出。塚本晋也の「野火」(大岡昇平原作)を観賞。夕食は遅くなりましたが自宅で3人でとり、様々な思いを馳せながらやすみました。土曜日はルーチンワークを1日繰り上げることになっていましたが、後藤さんにはその前に遠方の大型HCまで連れて行ってもらっています。翌日曜日に佛教大生を迎えることになっていたからです。

 当週は、他に5人の人を迎えています。1件は2人連れで、和装生地を見事に活かすデザイナーと商社時代の先輩でした。1件は、4年にわたった鹿大での非常勤時代に、とても世話になった人で、よき一歩を踏み出したとの嬉しい知らせでした。月曜日以降の庭仕事は、細切れになりました。第2次キュウリの畝では、防鳥ネットを外し、その肩で育てた八重のチュウゴクホウセンカをすべて掘り取り、活かしました。第3次のインゲンマメは失敗で、収穫前に抜き去り、ツルを堆肥の山へ。この2つの畝は、引き続いて冬野菜用の畝に仕立て直しました。他に、イノシッシフェンスやコンクリプールで、妻が喜ぶ細工を施しました。亮子さんは、小倉池沿いにある「遊地」の草刈りに手を付けた後、午後から人形教室で妻の手伝いをし、週末に帰ってゆきました。

 なお、3次のキュウリの収穫は水曜日から、第2次のナスは木曜日から始まり、早速この畝に防鳥ネットを被せています。それは、第2次のキュウリの畝で使っていた分です。
 


翌朝食

鶏レバーのパテやパン
これぞディナー(正餐)と思った翌朝食。ジュース以外は、鶏レバーのパテやパンを始めすべて手作り。豆腐は花連の手作り。到着当日の昼食はサンドイッチ。夕食はマグロのズケやタイの昆布染めも用意した手巻き寿司。そして、藤の徒長に気づかされた正餐。昼食に結は(正月滞逗留時に食べた)きつねうどん「両親や妹にも」と望んだが、ふんだんに庭の野菜と、前夜の残り物を活かした天ざるうどんになった。姉妹が外食を「とても美味しかった」と喜んだが、それは初めて泊まった仁美さんと、深夜運転をする寿也さんへのご褒美。

豆腐


手巻き寿司

藤の徒長に気づかされた正餐

天ざるうどん


ブルーベリー園一帯を除草

阿部ファミリー
女性4人はまずブルーベリー園一帯を除草した。翌朝、喫茶室の壁面に額が8枚増えアイトワの四季も飾れた。結と花連は朝食後、私が刈り取った藤の徒長枝を片付け、その上で1日生徒になった。結は妹に、正月休みに覚えた電動ミシンの使い方を教え、午後のオヤツの時間までに、2人は人形を完成させた

アイトワの四季も飾れた

藤の徒長枝を片付け

結は妹に、電動ミシンの使い方を教え

2人は人形を完成させた


竹の入り口の樋

道具の活かし方を教えること

竹の玄関掃除
竹の入り口の樋は、網田さんが造りかけで終わっていたが、寿也さんが完成させた。網田さんは阿部ファミリーにすばらしいスダレを贈っている。寿也さんの最後の仕事は、私が買い求めたまま使っていなかった道具の活かし方を教えることだった。1つは、10年来活かせずじまいだった高圧洗浄機.他の1つは、もっと前に買い求めた溶接機。前者は温室のガラス掃除などで、後者はノウゼンカズラや2本目のアケビの棚を新調するために活かしたくなっている。仁美さんは、風呂の天井や、敷居のごみ取り、竹の玄関掃除など、目立たない仕事を片っ端から片づけた。


イノシシ母子と遭遇

昼の様子

イノシッシの電柵
当週は、アイトワ塾生がイノシシ母子と遭遇する事件もあったが、財木さんは動画に収めた。またイノシッシの電柵は、試作部品が完成し、屋根部分に張ってもらうことができた。


門扉側にデビュー

門扉側にデビュー

移植させた
八重のチュウゴクホウセンカが、咲き始めた。鉢で育てていた分は門扉側にデビュー。阿部ファミリーには、畝の肩に残っていた幾本かを持って帰ってもらえた。その残りを私は移植させたが、それが当週2度目の夫婦ゲンカの原因になっている。


ネットも買い求めた

出防止ネット

イノシッシネットの扉止め
寿也さんとHCに、雨漏り対策に要する品を求めて出かけた。もちろんキンギョの子どもだけでなく、観葉植物の苗や「何かに役立つはず」と思ったネットも買い求めた。その後、コンクリプールで子どものキンギョが斑入りセリ畑に流れ出す事件が生じ、出防止ネットを張った。イノシッシネットの扉止めもほどこし、ともに妻が喜ぶ細工となった。


ミニトマトがふんだんに活かされ

第2次のナスの収穫が始まった

防鳥ネットをかけた
月曜日の朝食から、湯むきしたミニトマトがふんだんに活かされ始めたが、それは阿部ファミリーの手土産の1つだった。第2次のナスが木曜日から、収穫が始まった。シカクマメは最盛期にはいり、この種をくれた仁美さんと「久しく合わないなあ」と思っている。金曜日に、第3次キュウリに防鳥ネットをかけた