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 判断と決断 15/09/27

 爽快な週初めでした。ルーチンワークの後、後藤さんの車で妻の個展会場へ。その道中のこと、車中TVでラグビーのワールドカップ南ア戦を観戦。あと20分というところで大丸に到着。「最後まで見たいナ」と思いながら、あきらめてヨカッタ。まず、帰り支度の北村さんと歓談できた。

 会場は賑わっていました。瞳さんには約束時間にご主人と一緒に訪ねてもらえた。ご主人には「ノラボウナ」の詳細情報をいただけた。他にも、予期せぬ嬉しい出会いに恵まれたし、お目にはかかれなかったけれど、楽しいエピソードを残してくださった人たちの消息に触れられた。帰路は、妻が早引きして一緒でヨカッタ。わが家の角まで差し掛かったところで、ヘッドライトがイノシシ母子を浮かび上がらせ、前週のシカとの遭遇を思い出させた。その跳躍力に驚かされたのです。この日は、天水をうめるだけで風呂が使え、入浴後、何気なくTVをつけました。なんと南ア戦の「最後の20分」が映し出されたのです。チームリーダーの「勝ち」に賭けたとっさの判断と決断に感動。結局この日は、庭に出たのは朝夕のルーチンワークだけでした。

 当週は、木・金は1泊2日の出張でした。また、次週も、日曜日の午後は外出予定があり、月曜日から2泊3日の出張予定。さらに翌木曜日にも外出予定が、と日程が詰まっていたのです。それらはいずれも、勇んで出かける外出ですが、問題は冬野菜の生育状況が思わしくなかったこと。「なんとかこのあたりで挽回を」と願いながら、動ける日が「国民の休日」のおかげで出来た3連休のみ。「もし、その3日が雨になればどうしよう」と少なからず気が焦りました。

 もちろんその間に、2つのスピーチの準備も必要でした。来客予定もありました。できれば深夜のラグビーWカップのスコットランド戦も観たい。こうした時間は、カラダを休める時間に活かし、なんとかうまく畑仕事に当たり、冬野菜の遅れを挽回したい。カラダとアタマの調子や様子を伺いながら、労働と勤労をうまく切り替え、両方をうまくこなしたかった。それはひとえに天候にかかっていました。雨が降れば、判断に条件が付加され、決断がにぶります。

 おかげさまで、3日間は好天でした。2つのスピーチの準備などで目が疲れたり、眠気に襲われたりすると、即座に庭に飛び出し、適度に体を動かし、屋内に戻る。冷たい水で顔とカラダを洗い、シャンとした気分でPCに立ち向かい、また眠気に襲われるまでキーボードをたたく。こうしたことを繰り返しながら、なんとか意気揚々と1泊2日の出張の途につきました。

 当週は、3日間の好天のおかげで、久方ぶりに、ささやかながら、判断と決断遊びを楽しめました。この間に、月曜日は、後藤さんに再訪願う用が生じ、ついでに2種の淡水貝を持参願えた。火曜日は昼に、今年最後と思われる妻の手作り弁当を賞味。午後は新宮先生と留守電の応酬のすえ、予期せぬメロディに恵まれ、感激。夕刻には妻の個展が無事終了。夜は、風呂を沸かして妻の帰宅を待ちました。心待ちの来客は、水曜日の午前のこと。楽しい打ち合わせもできました。

 こうしたひと時の合間を、庭仕事とPC仕事にうまく割り振り、カラダとアタマを交互にリフレッシュさせたのです。コンクリプールの上に設けた育苗スペースでは、冬野菜の苗に直射日光を当て始めており、妻を感心させました。遅れ気味の各種冬野菜の種をまき、ビニールシートでトンネル栽培にしました。先週まいた「ノラボウナ」がうまく出そろっており、安堵です。

 かくして週末を迎えましたが、晴れた上に、苗床スペースの苗も、枯らすことなく、うまく育っており、ご機嫌です。出張中が雨になったおかげでしょうが、きっと妻は、苗床受けのトレイに溜まった水を、根腐れさせないように、気が抜けなかったことでしょう。個展が終わっていてヨカッタ、と思いました。当週は棚で育てたゴーヤの始末もしています。

 

泊まってもらえると思っていた北村さんはトンボ帰り。ほんの10分ほどだが旧交を温め、「泊りがけの再来」を約束した。彼女を見送りながら、おととしHKで世話になった倉田さんは「どうしているのかナ」とフト思った。この2人はともに、アパレル時代に知り合った仲。なんと週末に、ムシのしらせか、「弟の家に来ているノ」と皆川さんから電話。この人もアパレル時代の知り合いで、アメリカから招聘した人でした。


ギボウシ花壇が草だらけ

野草を刈り取って点検
ヒョイ、とひと飛び、その跳躍力に驚かされた。過日、妻が「シカが(庭に)入りました」と言っていたので、確かめる気になった。シカが大好きなギボウシ花壇が草だらけ。その野草を刈り取って点検。シカの仕業と断定した。しかし、不思議。その後は襲われていない。その気になれば、いとも簡単に侵入できる庭だが。、


2種の淡水貝
後藤さんには、出張で使う資料作りを手伝ってもらったが、ついでに「孫の守りをしながら捕った」との2種の淡水貝を持って来て もらえた。ニナガイの方は、かつて棲んでいた澤は枯れており、もはやわが家では育てられそうにないけれど、ガンバってほしい。


今年最後の弁当

瞳さンとご主人のおかげだ

島で野草化した野菜
多分これが(麺類はお預けだが)、今年最後の弁当になるだろう、と思いながら味わった。今頃は妻も、画廊の控室で(来客の合間を縫って)「この弁当を」と思ったり、ノラボウナをわが家の庭で自生化させる夢を描いたりした。後者は、瞳さンとご主人のおかげだ。実は、鹿児島大学に4年にわたって出かけたが、それがキッカケで沖永良部に足を延ばした。その折に、島で野草化した野菜を見ている。「あのように」と、この庭でも願ったわけだ。

島で野草化した野菜

島で野草化した野菜

島で野草化した野菜

島で野草化した野菜


塾生の財木さん経由で知り得た

「はんたか」に説明文

「はんたか」に説明文
新宮先生とは会場で会えなかったが、その様子を、居合わせた塾生の財木さん経由で知り得た。その後、先生と留守電の応酬。翌日、予期せぬメロディにまで触れるところとなり、感激。ついうっかり「はんたか」に説明文を(後藤さんにラミネート加工してもらい)取りつけていることを伝え忘れた。


熟れたアケビをミヤゲに
心待ちの来客に、熟れたアケビをミヤゲにしてもらえた。過日「厭離庵」でお目にかかった山田流のお師匠さんだが、紹介者の津乃吉の吉田さんに頼み、アイトワの庭を観てもらった。おかげで、心惹かれていたわけが半ば分かった。アケビの実が熟れていたことを見つけたのは庭めぐり中の吉田さん。おかげでわが家でも味わえたが、「ミヤゲは、漢字では土産ダ」と得心。


新設の育苗スペースに移動させた
遅れ気味の冬野菜の苗床を温室からもち出し、新設の育苗スペースに移動させた。次回HCを訪ねた折に、首の長いジョウロを「買い求めなくては」と買い物リストにかき込んだ。トンネル栽培にした種は2種を除き、順調に発芽しており、「いそがしくなるゾ」とわが身に言い聞かせた。夜など冷え込む時間は覆いをかけ、日照り時は外さないといけない。なお、週末に、ナバナとシュンギクの種を妻に買って来てもらい、まき直した。