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「友来たる」と「次元越え」 16/05/15
週の前半は雨が続き、それが幸いでした。よき骨休めになったのです。日曜日のルーチンワークを終えた後、なぜか雨バージョンの庭仕事にすら携わる気が起こらず、「おかしいナ」と思いました。結局、雨が上がった週の中日の2時ごろまで、ぐずぐずした日々を過ごしました。目立った自覚症状は、右奥上の歯痛と、目の疲れでした。
この間の庭仕事は、火曜日の昼前、雨の切れ目の1時間余のみ。朝から定期検診で外出の日でしたが、帰宅後のことです。モミジの来枝落としをしたのです。実は、出掛ける際に、妻に「ホレっ」と促され、車窓から覗くと、モミジの枝が雨の重みで随分垂れ下がり、視界不良にしていました。帰途、迎えの車の中で、「あの出掛けのホレっ」は「きっと枝落としを急げ」との合図であろうと思い出し、その気になりました。
幸いこの日は、妻は私を迎えた後、すぐに所用でまた出掛けました。いつも火曜日に2時間ほど、妻は銀行振り込みなどに割いています。なんとその間、雨が上がっていたのです。「この時だ」とばかりに雨装束を整え、庭に飛び出し、枝落としを済ませました。雨で枝垂れた枝は、垂れている間に、ビショ濡れにされますが、切り取るのが秘訣です。
中日はひときわ強い雨脚で明け、昼過ぎにやっと上がりました。結局、過去3日半は、PCの前に陣取った時間、書斎にこもった時間、そして読書に割いた時間などで過ごしており、火曜の1時間余と、日に2度のデイリーワークの他は、庭に出ずじまいでした。
「このままではイカン」と思ったのは、中日の2時ごろです。やおら庭に繰り出し、エンドウ豆の枝吊るしから手を付け、トマトを支柱に結わえ付けるなどの軽作業を済ませ、その上で、手を土だらけにする除草に移りました。この間に午後のお茶をとりましたが、これが当週畑でとった最初のお茶です。そのおりに、雨で倒れたシュンギクやマーガレットなどを妻に摘みとってもらい、次に耕してよい畝を決めています。
かくして「メーンイヴェント」の日を迎えました。何カ月も前から決めていた計画で、商社時代の同期生2人を迎える日でした。妻は朝食前に、巻き寿司と私が所望した草餅づくりから手を付け、私は朝食後ですが、会場づくりから取り掛かりました。雲1つない好天で、ビーチパラソルを囲炉裏場までもち出し、初めて設営しています。
おかげさまで、この日は2人を待つ間に、温室で遮光ネットが張れました。4時間余の歓談の後、2人を見送ってから、ほろ酔い加減で草刈りにも手を出しています。訳あって久しぶりに、温室南の石畳道にまで草刈りの手を広げましたが、そこで日没でした。
金曜日は、3つの大仕事を片づけた上に、感慨深げに振り返ったことが3つもあります。大仕事は、まず久方ぶりの披露宴の下準備。次いで懸案の力仕事・筒育てのゴボウの最後の手入れ。そして、その前後と昼食時を割き、1つのスピーチの骨子を決めたことです。2週後の、アメリカからの学生一行を迎える準備です。この準備の都合で過去の写真を引っ張り出し、それが2つの思い出を誘い、残る1つは、夕刻の買い物時に、朝ドラの「とと姉ちゃん」を思い出し、いずれも「ちょっと、次元を超える」感慨に浸っています。
週末は、蛾の羽化と大工仕事で明け、久しぶりに冨美男さんを迎えることで暮れました。その間に、前日買い求めたキンギョを放しながら、月曜日に後藤さんに届けてもらったタニシとニナガイの様子をうかがっています。歯痛は、妻に3度も肩もみをしてもらいながら完治しておらず、耕そうと思っていた畝は、耕さずじまいに終わりました。
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ビーチパラソルが必要 |
肉はモミジとボタン |
緑の天蓋は、クヌギに代えてクルミを苗木から育てているが、まだ枝を十分に張っておらず、ビーチパラソルが必要となった。昼食はBBQにしたが、「もう歳だから」と魚と野菜を主にして、肉はモミジとボタン(シカ肉とシシ肉)を少し用意した。 |
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温室で遮光ネットを張り |
炎天下の9時から1人で会場設営にとりかかり、12時の来訪予定に備えたが、1時間ほど時間がういた。そこで、汗だくになったが、「エイッ」とばかりに温室で遮光ネットを張り、光量の変化に合わせて鉢の並び替えも済ませた。 |
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温室南の石畳道 |
訳あって、久しぶりに温室南の石畳道に手を入れた。それが第1次のフキを収穫することに結びついた。ここは近ごろ、植木鉢の養生場になっていたが、アメリカから迎える学生一行の案内などが、「手入れを」となった次第だ。その都合で過去の写真も紐解こととなり、過去を感慨深げに振り返った次第。 |
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アーチを設置した |
アーチの基礎 |
最初の披露宴は仲人も私たちが頼まれ、
引き受けた |
披露宴に備え、カフェテラスの入り口前にアーチを設置した。思えば、最初の披露宴は仲人も私たちが頼まれ、引き受けた。その後、和気あいあいの披露宴を引き受けて来たが、22日は久方ぶりに披露宴に貸切ることになり、喫茶店の営業が出来ない旨の予告も始めた。 |
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3本の筒育てのゴボウ |
最後の1本は犠牲にした |
3本の「筒育てのゴボウ」だが、最後の1本は犠牲になった。立派に育ったゴボウ(丈、94p)だが、なぜか先祖帰りのようになった肌を妻が好まず、収穫が遅れ、薹を立てさせてしまったわけだ。そこで、最後の1本を、これまでの土に替えて、砂100%で育ててみることにした。
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先祖帰りのようになった肌を妻が好まず |
最後の1本を、これまでの土に替えて、
砂100%で育てることにした |
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羽化したての蛾 |
羽は昼前に広がり |
「孝之さん、カメラ」との妻の叫び声。羽化したての蛾であった。アイトワの喫茶店が、新たに迎えたメンバーが見つけたという。羽は昼前に広がり、発見者にも見てもらった。夕刻に確かめると、飛び去った後だった。この夜に、また庭にシカが久しぶりに侵入し、フト2日前に食した「もみじ」を思い出した。 |
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収納できるようにした |
懸案の大工仕事が、友人の来訪のおかげで片付いた。水屋に継ぎ足したスペースに、テーブルカバーや焼き網などが収納できるようにした。 |
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温室の大水槽にも入れた |
このたびはタニシが多かったので、その幾つかを温室の大水槽にも入れた。だから、これから、またその様子をうかがうことが増えそうだ。この水槽は、1年以上前に「水替えをせずに済ませる方式を」と願って、我流のやり方を試みたものだが、今のところ大成功。水をつぎ足すだけで済んでいる。 |
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